DATE 2021.04.03

週末のピクニックを素敵にハックする。お外時間を格上げする3つのアイデア

外で過ごす時間が気持ちのいい季節が到来。まだまだホームパーティーなどは開けないこのご時世、今年の春は、外でピクニックをする人が増えています。そこで今回は、いつものピクニックをスペシャルな時間にバージョンアップさせる3つのアイデアをお届け。

太陽の日差しを浴びながら外でゆったり過ごすひとときは、気持ちをリフレッシュしてくれる、何にも変えがたい時間。暖かくなると、外に出たくてうずうずしますよね。

 

そもそもピクニックは、フランスで、”みんなで持ち寄る”という意味で生まれた「pique_nique」が語源。

 

それが、19世紀にイギリスに渡り、鉄道の開通や公共公園の誕生などにより、食べ物や飲み物を持って郊外や公園で過ごす小旅行として大流行。都会の生活から少し離れて、自然に癒しを求めるのは、今も昔も同じなのです。

 

まだまだ屋内で集まるのが難しい今、ピクニックは社交の場としても注目度アップ。ホームパーティーの代わりに、外で少人数でピクニック、が、この春の定番になるかもしれません。

 

せっかくなら、少し工夫して、いつもより素敵に演出したい。3つのアイデアを参考に、大好きな人とのよい思い出をつくってみては?

1.柄と素材選びから! ”ピクニックラグ”で美しく演出。

ピクニックは、自然全体がパーティースペース。とすると、敷物は皆が集うメイン会場のようなもの。パーティーの中心となる場所だから、チープなビニールシートでは、気分も上がりませんよね。ワンランク上のピクニックを目指すなら、まずは、敷物=ピクニックラグにこだわるのが正解。

 

ピクニックラグといっても、専用のものを見つける必要はありません。おすすめは、テーブルクロスやマルチカバーといったファブリックアイテム。柄や素材が充実していてるから、お気に入りを見つけることができるはず。

 

ファブリックのラグの下にビニールシートを敷けば、お尻が濡れる心配もなし。ファブリックの汚れも防いでくれます。

ファブリックのラグの下にビニールシートを敷けば、お尻が濡れる心配もなし。ファブリックの汚れも防いでくれます。

カラフルな風船を紐でカゴバッグなどにくくりつければ、子供たちも喜ぶし、目印にもなっておすすめ。

カラフルな風船を紐でカゴバッグなどにくくりつければ、子供たちも喜ぶし、目印にもなっておすすめ。

生地屋さんで好きな柄の生地を購入するのもいい。敷いて座るだけなので縫う必要もないし、その時々のピクニックのテーマに合わせて柄を変える、なんてこともできます。

 

もっと自由に、もっと自分らしく、ピクニックラグを選んでみてください。

 

2.トレイやカッティングボードを中央に集め、センターテーブルに見立てて

ピクニックラグの中央にフード類をまとめ、それを囲むように座る。シンプルなことだけれど、それだけで、パーティーテーブルを囲んでいるかのようになり、食事や飲み物が手に取りやすいうえ、会話もはずみます。

 

その際使いたいのが、自然素材のトレイやカッティングボード。それらを数枚並べれば、素材に統一感があるので、1つの大きなテーブルのようになります。薄くて持ち運びがしやすいカッティングボードなら、持参するのも楽ちん。トレイは、飲み物を置くのに、安定感があっておすすめです。

 

ピクニックラグの中央にトレイやカッティングボードをまとめれば、テーブルのような佇まいに。

ピクニックラグの中央にトレイやカッティングボードをまとめれば、テーブルのような佇まいに。

座るスペースをピクニックラグの外側にすることで、靴を脱がなくても座れて便利。遊んだり食べたりと忙しい子供にもちょうどいい。

座るスペースをピクニックラグの外側にすることで、靴を脱がなくても座れて便利。遊んだり食べたりと忙しい子供にもちょうどいい。

そして、もし荷物に余裕があれば、ユーカリなどの枝ものを2、3本持参して、飾ってみて。なくてももちろんいいのだけれど、あれば、より美しいピクニックシーンが演出できるのは間違いなし。

 

3.お手軽フードでOK! ひと技ラッピングで特別感を。

荷物を準備して、移動して。ピクニックはそれだけでも大変だから、食事は簡単手軽なもので十分。お店で買ったものだってOK、という気持ちでいたいもの。それをいかに素敵に見せるかが、腕の見せどころです。

 

おすすめは、サンドイッチやおにぎり、パンなどを1人分ずつラッピングするテクニック。可愛いラッピングペーパーがなくとも、クッキングシートで包んで、麻紐を結び、そこにグリーンを添えると、それだけでおしゃれな雰囲気に。

 

子供たちには、食事やお菓子を入れて、それぞれの名前を添えた、ランチバッグを用意。何が入ってるんだろうというワクワク感を演出できます。

 

クッキングシートと麻紐でラッピングするだけで、サンドイッチもよそいき顔に。

クッキングシートと麻紐でラッピングするだけで、サンドイッチもよそいき顔に。

クラフトバッグに1人分のランチやお菓子を詰めたら、名前をスタンプした紙をウッドクリップで留めるだけ。写真のように風船も一緒につけてあげると、子供ウケは申し分なし。

クラフトバッグに1人分のランチやお菓子を詰めたら、名前をスタンプした紙をウッドクリップで留めるだけ。写真のように風船も一緒につけてあげると、子供ウケは申し分なし。

子供のお誕生日など、特別な日のピクニックには、持ち運びの大変なケーキの代わりにドーナツタワーを用意してみては。10個くらいのドーナツを重ねて山を作り、カラフルなフードピックを差すだけ。簡単ながら、存在感は抜群。

 

あとは、子供が大好きなフルーツや大人が喜ぶチーズなど、気軽につまめるものを用意すればパーフェクト。

ちょっとした工夫で、いつもより何倍も素敵になるお外時間。これからのピクニックシーズン、ぜひ試してみてください。

 

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