DATE 2021.07.30

子供が成長しても活躍。映画好き家族が教える、シアター気分を味わえる“プロジェクターのある暮らし”【LAファミリー編】

長引くコロナ禍で注目を集めているホームプロジェクター。LA在住のモデルで料理家のEMIKOさんは、何年も前から自宅でホームプロジェクターのある暮らしを楽しんでいるという。「家族揃って映画好き」というEMIKOさんファミリーに、その活用術を伺った。

【特集】ニューファミリーのためのホームプロジェクターガイド

コロナ禍のおうち時間で注目を集めている「プロジェクターのある暮らし」。いつもの映画鑑賞やアニメ鑑賞も、プロジェクターを使って大画面で見ればたちまちスペシャルなひと時に。おしゃれファミリーのプロジェクターライフから、選び方・使い方ガイドまでFasuが総力特集!

心地よい暮らしを追求した結果、ホームプロジェクターに行き着いた

モデルとして活躍し、現在は食にまつわるビジネスを展開しているEMIKOさん。ファッションモデルとしてパリで活躍をした後、海を愛するドイツ人フォトグラファーの夫と、現在17歳の長女ナディアちゃん、15歳の次女マリナちゃんとともに、アメリカ・カリフォルニア州に移住して11年目。

 

リビングには毎日花を飾り、香り高いキャンドルを灯す。子ども達の毎日の楽しみは、ヘルシーを心がけたEMIKOさんの手料理だ。そんな風に何よりも「心地よく暮らすこと」を大切にする一家にとって、テレビのない生活はいつしか当たり前になっていった。

 

「パリで暮らしていたときから、うちはテレビを持たない主義でした。でもみんな映画が大好きなので、家にいても家族で一緒に映画を観られるようにとホームプロジェクターを購入したんです」

 

パリ時代を経てアメリカに移住後も、幾度も引っ越しを繰り返して行く中で、リビングに画面を投影できる大きな白壁があることが、EMIKOさん家族にとって家選びの大切なポイントに。プロジェクター用の白壁にはあえて絵も写真もかけず、真っ白いままを保っている。

 

「プロジェクターを使いはじめたのは8年くらい前です。その頃は子どもたちもまだ小さくて、子どもが好きなディズニー映画もプロジェクターで観ていました。思い出深いのは、サッカーのワールドカップ!ドイツとブラジル戦でしたが、途中インターネットが切れてしまい、再接続した時に4ゴールくらいされていてびっくりしたのを覚えています(笑)」

子供たちがまだ小さかった頃、W杯の試合をプロジェクターに投影し観戦した時の様子。(EMIKOさん撮影)
子供たちがまだ小さかった頃、W杯の試合をプロジェクターに投影し観戦した時の様子。(EMIKOさん撮影)

大画面で鑑賞する特別なひと時が、“家族の絆”を深めてくれる

小さかった娘たちも、いまではティーンエイジャー。家族がひとり一台コンピューターを持ち、各々自分の部屋で好きな映像や番組を観ることも多くなったという。でも、部屋を暗くして大画面で見るスポーツや映画は、いまでも変わらず、家族みんなが一緒に共有できる特別な時間として大切にされている。

「時々お出かけ気分で、今日は家で映画を観ようか!と私が家族を誘うんです。普段は許されない“食べながら観る”ということも、この時だけは無礼講。私がイタリアンやおつまみ、デザートなどを手作りして、大人はワインを片手に映画を観ることが多いです。近頃は最新映画でも料金を払えば家でストリーミングできるサービスも充実してきています。フランス映画の『最強のふたり』は、家族全員が好きで2回も観ました。サウンドもステレオにつなげると迫力があるし、映画はやはりテレビ画面ではなくて大きなスクリーンで見たいですよね。次女のマリナがサーフィンをはじめてからは、家族で『ブルークラッシュ』などのサーフィン映画もよく観ますが、大きなスクリーンで観ると迫力満点です。去年の大晦日には『アメリカン・ジゴロ』を上映し、若かりしリチャード・ギアの美しさにうっとりしながら、夫とシャンパンを開けて、まったりとした年越しをしました。

プロジェクターの良い点は、テレビのように『受け身』で観るのではなくて、自分たちが観たいものを『選ぶ』権利があること。映像をダラダラと観続けるのではなく、映画のように決まった時間で鑑賞するのって、すごく価値のあることのように思います」

 

LAスタイルのホームパーティでも大活躍

家族の日常で使われているホームプロジェクターは、交友関係の広いEMIKOさん家族にとって、親しい友人達との特別なイベントにも大活躍する。

 

「数年前、子どもの誕生日会を自宅で開いた時、夜になってから子どもたちが選んだ映画をダウンロードして大勢で観る、というイベントも大盛り上がりしました。また、夏に近所の友人たちと声を掛け合って、屋外にプロジェクターを出し、スクリーンを木から吊り下げてお庭で映画を観て楽しむこともありました」

 

温暖な気候のなか、EMIKOさん家族が暮らすサンタモニカのクリエイティブな仲間達が集い開かれる上映会は、さながら小さな映画祭。さまざまな家族が、プロジェクターを通して文化的な交流を楽しんでいる。そしていつだって上映会を盛り上げるのが、EMIKOさんの豊かな発想が作り上げるスイーツや料理の数々。スクリーンの灯りに照らされた美しいデコレーションの食事が、家族の暖かな時間、友人との特別な瞬間を一層盛り上げている。

■Check point!

製品名:EPSON H558A(エプソン)

プロジェクター音源は、ポータブルのステレオにつなげて使用

使用頻度:月に2〜3回

よく見る映画:フランス映画、日本映画、ハリウッド映画など、あらゆるジャンル

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