【蔦屋家電に聞く!】小型&持ち運びが可能。ビギナーにおすすめの「モバイル型」プロジェクター
【特集】ニューファミリーのためのホームプロジェクターガイド
コロナ禍のおうち時間で注目を集めている「プロジェクターのある暮らし」。いつもの映画鑑賞やアニメ鑑賞も、プロジェクターを使って大画面で見ればたちまちスペシャルなひと時に。おしゃれファミリーのプロジェクターライフから、選び方・使い方ガイドまでFasuが総力特集!
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コロナ禍のおうち時間の楽しみとして動画配信サービスの需要が高まる中、比例するように注目を集めているのがホームプロジェクターだ。
映画やアニメなどの動画作品をシアター感覚で鑑賞できるだけでなく、オンライン配信のコンサートや舞台もより臨場感を持って楽しめるのが、プロジェクターの魅力。特にファミリーにとっては、子供が主役のホームパーティや、雨の日の鑑賞会、自宅でのスポーツ観戦など、アフター・コロナでも大活躍すること間違いなしのアイテムだろう。
しかし一度プロジェクターを調べてみると、その機種の多さに「どのメーカーがおすすめ?」「どんな基準で選べばいいの?」と悩む人も多いはず。そこでプロジェクター選びのコツから、おすすめの最新製品まで、二子玉川 蔦屋家電で聞き込み! 今回は操作性も簡単でビギナーにおすすめのモバイル型プロジェクターについて解説してもらった。
まずは理解したい、「モバイル型」と「据え置き型」の違い
ホームプロジェクターは大きく「モバイル型」と「据え置き型」に分けられる。同じ場所に固定で置いて使用するプロジェクターは「据え置き型」。ホームプリンターくらいの大きめサイズのものが多く、機能性が高いので本格的な美しい映像を楽しめるのが特徴となっている。
一方で場所を固定せず、持ち運びができるのが「モバイル型」。据え置き型と比べると映像の精度は劣るものの、小型で場所を取らないので、「まずは気軽にプロジェクターライフをはじめたい」「必要な時だけ持ち出したい」という人におすすめだ。
「寝室で寝る前に絵本の読み聞かせ動画を観たり、キャンプに持って行って映画を観たり。モバイル型のプロジェクターは、あらゆるシーンで活用できるのが強みです。リビング以外にもう1台テレビが欲しいけど、場所を取るのが嫌……という場合に導入するのもおすすめですね。特に近年は家庭でのプロジェクター需要が増えたことで、ほとんどの機種にAndroid OSが搭載されているため、Google PlayストアからNetflixやYouTubeなど必要なアプリをダウンロードすれば、好きな動画を手軽に楽しむことができます。リモコンもAndroid TVやAmazon fire stickなどの仕様とほとんど同じなので、お子さんでも簡単に操作できますよ」(二子玉川 蔦屋家電・住コンシェルジュ吉田さん)
モバイル型プロジェクターで気にするべきポイントは大きく2つ!
モバイル型プロジェクターを購入する際は、どういったスペックに留意して製品を選べば良いのだろうか?
まず大前提として、プロジェクターを購入する前にある程度、どんな場所で活用するのかシーンを決めておくのがおすすめと、吉田さん。その上で投影する場所に合わせて的確な「明るさ」と「投影画面の大きさ」のものを選ぶことが大事だという。
チェックポイント①:ルーメン数(明るさ)
プロジェクターのスペックをチェックする際、まず気にしたいのが「ルーメン数」。このルーメン数とは、「明るさの量」のこと。一般的にプロジェクターは周囲が暗ければ暗いほど鮮明に投影できるが、ルーメン数が大きければ、周囲が明るくても綺麗に投影することが可能だ。
「寝室やキャンプなど真っ暗な場所で使用する場合と、昼間のリビングなど明るい場所で使用する場合とでは、推奨のルーメン数(明るさ)が変わってきます。ルーメン数が低いものは、真っ暗な場所であればより鮮明に映りますが、明るい場所での使用にはあまり向いていません。もし明るい部屋でもプロジェクターを使う可能性がある場合は、ルーメン数が高いものを選ぶと安心です。
真っ暗な部屋でのみ使うなら200ルーメン前後、多少明るさもある部屋で使うなら800ルーメン。もし昼間の明るい部屋で使うようであれば、2000ルーメン以上を推奨します」(吉田さん)
チェックポイント②:推奨インチ(投影画面の大きさ)
次に気にしたいのが「インチ」。室内やアウトドアでの使用を想定した時に、どのくらいの画面サイズを投影できるスペースがあるのかまずは確認を。プロジェクターは製品ごとに推奨インチが異なるので、大画面で見たいのか、省スペースでOKなのか、希望する画面の大きさにマッチした推奨インチのプロジェクターを選ぶと失敗が少ない。
「画面の投影サイズは、ほとんどのモバイルプロジェクターが最大100インチまで対応していますが、より綺麗に見える推奨インチが、それぞれ設定されているので購入前にチェックしてみてください。投影する場所の環境やコンテンツによって多少差はありますが、ルーメン数(明るさ)とともに、推奨インチもなるべく高い方が、大画面で投影した際にストレスなく楽しむことができます。目安としては、明るさが200ルーメンまでのものなら60インチ、300~800ルーメンであれば80インチを推奨します」(吉田さん)
デザインもカッコいい! 2大ブランドXGIMIとAnker
スペックをチェックしたら、次はプロジェクターのデザインも気になるところ。感度の高いFasuファミリーなら、部屋に置きたくなるようなデザイン性の高い製品を選びたいもの。数ある機種のなかでも、特にデザイン性・機能性共に優れているのがXGIMIとAnkerだ。
「XGIMIは美しいデザインで評価が高く、さらに高品質な内臓スピーカーも搭載しているので、音も重視したい方におすすめのメーカーです。Ankerはとにかく軽量で、持ち運びやすいのが特徴。デザインもシンプルでインテリアを邪魔しません。昨今のプロジェクター人気で、さまざまなメーカーから商品が出ていますが、XGIMIとAnkerは見た目もよく、機能面においても信頼できるブランドと言えます」(吉田さん)
今回はそんな大人気のXGIMIとAnkerより、イチオシ商品をセレクトしてもらった。プロジェクターを導入して、どんな暮らしを楽しみたいかをイメージしながら選んでみて欲しい。
01. 入門編におすすめ!超軽量プロジェクター
Anker Nebula CapsulePro
●ルーメン数:150ルーメン
●推奨インチ:60インチ
●搭載OS:Android7.1
重さ約470g、350ml缶ほどのコンパクトサイズが特徴の「Anker Nebula CapsulePro」。大容量バッテリーを搭載しているため、1度の充電で約4時間の動画再生が可能。ルーメン数や推奨インチは若干低めだが、手頃な価格帯なので、とりあえず試してみたい方や主にキャンプなどアウトドアシーンで使いたいという方におすすめ。新居祝いなどのギフトにもぴったり!
02. パワフルな音響と画期的な自動補正でストレスフリーな1台
XGIMI MoGo Pro
●ルーメン数:300ルーメン
●推奨インチ:80インチ
●搭載OS:Android TV 9.0
大容量バッテリーとAndroid TVが搭載されている「XGIMI MoGo Pro」。ルーメン数、推奨インチもモバイルプロジェクターのなかでは高スペックなだけでなく、斜め方向から投影した場合も、垂直方向と水平方向、最大40+度の台形補正を自動で行ってくれる優れもの。さらに、Harman Kardon製の高音質スピーカーを搭載しているので、動画再生だけでなく、音楽再生用のポータブルスピーカーとして活用するのもおすすめ。
03. 明るい部屋でも楽しめるハイスペックタイプ
XGIMI Halo
●ルーメン数:800ルーメン
●推奨インチ:100インチ
●搭載OS:Android TV 9.0
モバイルプロジェクターの一般的なルーメン数が150〜200ルーメンなのに対して、800ルーメンという明るさを誇るのが「XGIMI Halo」。真っ暗な部屋でなくても、高画質で映像を楽しめるのはもちろん、推奨インチも高く、大画面での投影にも対応。また「XGIMI MoGo Pro」と同じく、Harman Kardon製の高音質スピーカーを搭載しているので音にこだわる人にもぴったり。大画面、高画質、高音質と欲しい機能が満載の1台!
【番外編】高さや角度調整に便利!スタイリッシュなスタンド
XGIMI X-Desktop Stand
モバイルプロジェクターとあわせて揃えると便利なのが、三脚やスタンド。なかでもおすすめなのが、360度回転、12度の角度調整が可能の「XGIMI X-Desktop Stand」。「XGIMI」製品はもちろん、汎用性の高い1/4インチネジを採用しているので、他社のプロジェクターなど様々な機器に対応。洗練されたデザインがカッコいいスタンドも、ぜひ一緒に揃えてみては。
二子玉川 蔦屋家電
東京都世田谷区玉川1丁目14番1号
二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット
営業時間:10:00~20:00
※ご来店の際は店舗ホームページをご確認ください。
https://store.tsite.jp/futakotamagawa/
※掲載した商品の価格はすべて税込で、2021年7月時点の価格となります。