ポルトガルの国民的作家であるジョゼ・デ・ギマランイスの大規模個展が市原湖畔美術館で開催。本作家は、アフリカを中心とした非西洋圏のアートへの魅了を自身の創作のインスピレーションとしてきました。本展では、本作家の作品を、彼のコレクションでもあるアフリカン・アートとの関わりを通じて紹介します。

また、本展の開催にあわせて、詩人・谷川俊太郎とギマランイスがコラボレーションした絵本『からっぽ』（現代企画室刊）を刊行。谷川がギマランイスの作品に触発されて20 年前に書いた詩「からっぽ」へ、ギマランイスが絵を描きおろしています。絵本の物語は、アニメーション作品として展覧会においても展開されます。

一見異なる分野のそれぞれの作品を通して、共通して見えてくるアートの力。ぜひ親子で考えながら鑑賞してみてはいかがでしょうか。