「人生100年時代」に贈る、グランマ・モーゼスの展覧会が大阪で開催中!
グランマ・モーゼスこと、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860-1961)は、無名の農婦から70代で本格的に絵を描き始め、80歳の時にニューヨークで初の個展を開催。身近な出来事や自然の風景を切り取った心温まる作品で、当時大恐慌や第2次世界大戦を経て疲弊したアメリカの人々の心を捉え、一躍人気作家となった。
その後、100歳まで現役を続けたグランマ・モーゼスの生誕160周年を記念した本展は、国内で開催される回顧展としては、16年ぶり。最初期の作品から100歳で描いた絶筆、愛用品や関連資料など、日本初公開を含む約130点が紹介される。
自然や素朴な暮らしを愛し、たくましく誠実に、素敵な100年を生きたモーゼスおばあちゃんの世界に触れられる展覧会は、東京、名古屋、静岡、広島へ巡回予定。「人生100年時代」となった今、どんな人生を送りたいかを、グランマ・モーゼスの作品とともに、家族で考える機会にもなりそうだ。
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