〈アーツ千代田 3331〉で牛島光太郎の個展「モノの居場所に言葉をおいたら、知らない場所までとんでいく」を開催
関西を中心に個展を開催し、東京では「六本木アートナイト」に参加するなど注目を集めるアーティスト・牛島光太郎。〈アーツ千代田 3331〉が主催する「3331 ART FAIR 2019」でも、来場者やスタッフから評価を得てレコメンドアーティストに選出されました。
そんな牛島の個展「モノの居場所に言葉をおいたら、知らない場所までとんでいく」が、2019年10月19日(土)より〈アーツ千代田 3331〉で開催。これまで牛島が制作してきた「モノ」と「言葉」を組み合わせた作品を、過去作から新作まで一挙に紹介します。
道で拾い集めてきたモノや個人的に思い入れのあるモノに、刺繍やシール、手書きによる言葉を組み合わせた作品を発表してきた牛島。オーガンジーや刺繍などを用いた牛島の作品は、繊細でありながらどこか親しみがあり、私たちの記憶や想像力を刺激する優しい魅力にあふれています。近年の作品では、モノに秘められた小さな歴史や物語を見いだす行為から一歩進み、手元に集められた多数のモノを個人史の集積と捉え、物質的に“保管”する試みに挑戦しています。
会場には、牛島が道端で集めてきた約800点の未知のモノを壁に散りばめる「みちのもの」や、牛島自身が刺繍で紡ぎ出した言葉とモノを組み合わせた「意図的な偶然」、モノと脈略のない言葉をつなげた「組み合わせの方法」、そして最新シリーズの「匿名の家」などを展示。また、初日の10月19日(土)18:00〜20:00にギャラリートーク&オープニングパーティを、11月3日(金)14:00〜14:30にもギャラリートークを実施予定。こちらも必見です。
牛島のこれまでの歩みと新たな試みを総覧できる貴重な機会に、ぜひご注目ください。