DATE 2020.06.25

Vol.3 香り

コロナの影響で自宅にいる時間が否応なく長くなっているこの頃。キャンプなど、アウトドアで過ごす時間も大切な時間ですが、家で過ごす時間もこれまた大事。家で気持ちよく過ごすときに、僕が一番大切にしているのが「香り」です。プライベートな時間に映画を見たり本を読んだりしているときも自然と仕事のことを考えているので、家にいるときもクリエイティビティを刺激してくれる環境が欠かせません。ちなみに寝る前に目を閉じている時やシャワーを浴びている時にアイデアが浮かんでメモを取るなんてこともあります。発想を刺激する環境を作るのに香りは、とても効果的だと思います。

 

というわけで、今日は香りについて紹介したいと思います。

 

まず、車に入れているほど気に入っているのは〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉のポプリです。ちなみに表参道店もこのポプリを香らせています。自宅では玄関に置いています。深みのあるエキゾチックな香りが気に入っています。フィレンツェにある歴史ある薬局である〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉は他にも良い香りのものがいっぱいあります。石鹸やシェービングフォームも最高の香りです。ちなみに隣のキャプテンアメリカの貯金箱は、帰宅してポケットの小銭を入れるために置いています。

リビングは、〈イソップ〉のルームスプレーを使っています。程よく香り、香りがあまり強すぎないのも気に入っています。ゼラニウムがベースで、2プッシュくらいで十分です。

 

 

場所ではありませんが、子どもの頭やカラダを洗う石鹸は、〈アベンヌ〉の石鹸「Cold Cream Ultra Rich Cleansing Bar」(日本未発売)が抜群にいいです。最高に良い香りで、この香りの香水が欲しいくらい気に入っています。香りはもちろんですが、頭が痒くなったりするのを防いでくれるのもオススメの理由です。パリに出張した時にまとめて買うようにしています。今はしばらく行けないので、売っている薬局を探すかネットで購入しています。石鹸ひとつで全部洗えるから、お風呂がモノでゴチャゴチャしないのも良い。

さて寝室は〈ル ラボ〉のキャンドルを使っています。〈ル ラボ〉の香りはすごくクリエイティブな感じというか、とにかく気分良く眠れる感じがします。ニューヨークにあるグラマシーパークホテルとのコラボレーションの香り「CADE 26」(日本未発売)が特に気に入っています。ウッディな香りでグラマシーパークホテルに泊まった時以来気に入っています。パッケージもカッコいいしギフトにもオススメ。

と、ここまで香りについて熱弁しましたが、どんなに良い香りを使っても、掃除が行き届いて清潔でなければ本来の香りが楽しめません。部屋の換気がしっかりとされていて、清潔な空間でこそ真価を発揮すると思うので、部屋が清潔な状態で香りを使うようにしています。

 

子どもがいると、片づけても、片づけても散らかすという無限ループになってしまいますが、オモチャをひとまとめにできるこんなスグレモノを使って一気に片づけます。空間を程よく整える最後のエッセンスが「香り」になります。

視覚的な記憶よりも、香りはより記憶に残るような気がします。子ども達には少し大人びた香りかもしれませんが、きっと記憶に残っていくと思います。香りを選ぶときのポリシーは、原料が天然由来かどうか。ケミカルな香りは頭が痛くなる感じがするので、良い原料で作られたものを選ぶようにしています。原料が良いと必然的に高価になりますが、その価値は十分にあると思います。気に入った香りが見つかるまで、試行錯誤するものまた楽しいのも香り探しの醍醐味。ぜひ色々試して、家にいる時間を充実したものにしてください〜。


 

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】