DATE 2020.08.08

【夏休み2020】子ども向けオンラインイベント総まとめ。水族館ほか「夏休みはおうちで体験」編

夏休みがスタートした今こそ知りたい!子どもと家族のためのオンラインイベントを総力特集。リモート参加できる星空ツアーや、オーケストラのオンライン配信など見逃せないコンテンツが盛りだくさん。おうちでとっておきの思い出づくりを。

01. NTT西日本スペシャル おうちで!絵本ミュージアム2020

福岡キッズたちに愛されてきた大人気の絵本イベントがオンラインで開催

 

2007年から毎年「福岡アジア美術館」で開催してきた「NTT西日本スペシャル おいでよ!絵本ミュージアム」が、今年はオンラインで開催。人気絵本『からすのパンやさん』を題材に、スマホを使ってオリジナルのパンを描いて投稿・シェアする参加型のイベントや、TNCアナウンサーによる絵本の読み聞かせ動画の配信、人気絵本作家が講師となり、自宅で楽しめるアートワークショップなど、盛りだくさんの内容をお届け。暗いニュースに心が塞ぎがちになる状況の中で、絵本の世界が育んでくれる想像力や、親子のコミュニケーションの時間は子どもたちにとってかけがえのないパワーになるはず!

対象:未就学児
料金:無料(一部コンテンツ有料)
公開期間:2020年8月14日(金)~2021年3月31日
https://kodomo-abc.org/ouchi-ehonmuseum/
※8月13日(木)までは予告サイト、本公開は8月14日(金)から公開
※一部コンテンツは期間限定公開

02. ドコモ未来ミュージアム 未来デジタルアートレッスン

動画レッスンを見ながら、この夏デジタルアートに挑戦

 

夏休みの宿題の定番といえば、「絵画制作」。今年は趣向を変えて、デジタルアートに挑戦してみては?「NTTドコモ」が子どもたちの未来や夢を描く力を応援するため、2002年から実施している創作絵画コンクール「ドコモ未来ミュージアム」では、今年新たな取り組みとして、デジタル絵画制作をサポートする「未来デジタルアートレッスン」をオンラインで開講。「パプリカ」Foorin楽団バージョンのMVを手がける話題のアートディレクター・鈴木友唯がディレクションを務め、絵を描く前に未来を想像する「第1弾そうぞう編」、実際にデジタルツールを使って絵を描く「第2弾かいてみる編」の2本立て動画を配信。どちらも6分程度で気軽に見られ、小さな子どもでも理解しやすい内容になっているので、初めてのデジタルアート体験にぴったり。

対象:年齢制限なし
料金:無料
公開期間:公開中〜終了日未定
http://www.docomo-mirai.com/

03. ポーラ美術館 #おうちでポーラ美術館

箱根に想いを寄せながら、自宅でたっぷりとアートの魅力を堪能

 

国立公園の中に位置し、豊かな自然のなかで芸術鑑賞ができると人気の、箱根のランドマークスポット「ポーラ美術館」。現在公式サイトでは、「みる」「よむ」「つくる」「ポーラ美術館を知る」の4カテゴリーに分けて、美術館に行った気分を味わえる多彩なコンテンツを公開中。過去に開催された展覧会の魅力を学芸員が解説するギャラリートークや、美術史を学べるサイトのまとめ、展覧会準備・作品調査など普段は見ることができない美術館員の仕事現場を追ったスペシャルムービーなど、大人から子どもまで楽しめる秀逸な企画が満載。マティスやモネの作品の塗り絵もダウンロードできるので、アートファンはこちらもお見逃しなく。

対象:年齢制限なし
料金:無料
公開期間:公開中〜終了日未定
https://www.polamuseum.or.jp/

04. 水戸芸術館 サウンド・ライブラリー

子どもの本格的なオーケストラ体験にも!トップクラスの公演をオンラインで

 

自宅にいながら、上質なオーケストラコンサートを楽しめる。そんな夢のような機会を提供しているのが、専属楽団「水戸室内管弦楽団」や「新ダヴィッド同盟」などの過去の公演を無料公開している、「水戸芸術館」の「サウンド・ライブラリー」。現在配信中の演目は、小澤征爾館長が指揮をとる「ベートーヴェン:交響曲 第7番」。今年生誕250年を迎えたベートーヴェンの中期の傑作であり、リズミカルでエネルギー溢れる演奏に誰もが夢中になること間違いなし。年齢上まだコンサートに行けない子どもたちにとっては、本格的なオーケストラ体験デビューとしてもおすすめ。また指揮者・ホルン奏者として活躍するラデク・バボラークと、水戸室内管弦楽団による2019年の定期演奏会の公演も配信中。

対象:年齢制限なし
料金:無料
公開期間:①【小澤征爾指揮、水戸室内管弦楽団「ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92」】公開中~2020年8月14日(金)
②【指揮・ホルン独奏:ラデク・バボラーク、水戸室内管弦楽団「第104回定期演奏会」】公開中〜2020年8月21日(金)
https://www.arttowermito.or.jp/

05. 夏をプークとたのしもう!『プークのなつまつり』

親子で楽しめる、傑作絵本・童話の人形劇5作品を一気見

 

昨年、創立90周年を迎えた人形劇団プークが、「プークのなつまつり」と題して人気公演をオンラインで公開。2015年に「新宿紀伊國屋ホール」で上演した約1時間半の大型作品『怪じゅうが町にやってきた』から、未就学児の子どもでも見やすい20〜30分程度の小型作品まで、全5作品を8月16日(日)まで1,000円見放題で配信している。ラインナップ作品は、福音館書店の名作絵本『しちめんちょうおばさんのこどもたち』の人形劇や、グリム童話を元に作られた『1ぱつ9のごうけつハンス』など、家族みんなで楽しめる傑作ばかり。劇場になかなか足を運べない……というファミリーは、おうちシアターを楽しんで。

対象:年齢制限なし
料金:1,000円(5作品・期間中見放題)
公開期間:公開中〜2020年8月16日(日)
申し込みはこちら≫
https://puk.jp/

06. アクアマリンふくしま おうちでアクアマリン

ここでしか見られない、海の生き物の生態に迫るスペシャルムービーが公開中

 

子どもの知的好奇心を育てる「体験型水族館」として地元福島で愛され、今年で開館20周年を迎える「アクアマリンふくしま」。外出自粛・移動制限で現地を訪れることができない子どもたちのために、「アクアマリンふくしま」の生き物や展示について紹介する動画をYouTubeで公開。7月19日(日)〜8月16日(日)まで、毎週日曜10時に動画を届けている。気になる内容は、トドやアザラシなどの健康管理方法の紹介や、見た目も癒されるユーラシアカワウソたちの生態解説など、生き物への興味関心が高まるものばかり。過去の配信映像はYouTubeにアーカイブされているので、好きな時間に見ることができるのも嬉しい。暑い夏、涼しげな海の生き物たちを鑑賞して家族団欒を楽しんだり、自由研究の勉強がてら鑑賞するのも◎。

対象:年齢制限なし
料金:無料
公開期間:2020年7月19日〜8月16日(毎週日曜10:00〜配信) ※配信後YouTubeにてアーカイブ保存
https://www.aquamarine.or.jp/

07. STAR FOREST 熊野古道〜星降る森で天体観測〜オンライン星空ツアー

リモート天体観測で和歌山の満天の星空が自宅に!

 

夏こそ天体観測を楽しみにしているファミリーも多いのでは? 世界遺産・熊野古道で唯一浜辺を歩くルートである、みなべ町千里王子周辺で星空ツアーを開催している「STAR FOREST」では、リモートで参加できる30分のオンラインツアーを企画。当日はZoomを使って、ガイドが和歌山の夜空に輝く季節の星座を解説。気になることがあればその場で直接質問もできるので、現地ツアー同様にコミュニケーションをとりながら楽しむことが可能。自宅でプラネタリウム感覚で鑑賞しながら、熊野古道の観光気分も味えるユニークなツアーは、新しい形の夏の思い出として家族の記憶に刻まれるはず。

対象:年齢制限なし
料金:大人1,500円、中学生以下500円(3歳未満無料)
開催日:希望日をメール(starforest.kumano@gmail.com)でリクエストし相談
http://starforest.mystrikingly.com/

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第1回:多様な生き方、暮らし方
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第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

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