DATE 2021.06.25

子供が集めた貝やフィギュア。 スッキリおしゃれな「標本」にするという提案

旅先で見つけた貝殻、散歩に行って拾った石、人気キャラクターのフィギュアなど…。
子供はものをコレクションするのが大好き。でも、どんどん増えて、部屋は散らかる一方…。今回は、そんな悩みをスタイリッシュに解決してくれる「標本」づくりをご紹介!

日々増えていく、子供が集めた細々としたもの。同じように見えるのに、子供にとっては全部違って、全部大切。うかつに捨てたりできません。

とはいえ、部屋でごちゃついて、片付かないのも事実。箱などに全部まとめて入れたら部屋はスッキリするけれど、何がどこにあるのか把握できなくなり、今度は子供がイライラすることに。

 

そこで今回提案したいのが、「標本」にして収納するというアイデア。
標本というと、昆虫の標本をイメージする人も多いと思いますが、要は、ものをカテゴリー毎にまとめ、整然と並べて保管するというもの。ただ単に収納するのではなく、ものがきちんと並べられるので見た目は美しく、部屋に飾ってもサマになるのがうれしい。

 

そんな良いこと尽くめの標本づくり。身近なものでできる3つのアイデアをご紹介します。

 

1.空き箱とクッキングシートを使った“箱IN箱”で、美しく収納

クッキーなどの空き箱の中に、さらに小さい箱を詰め、それぞれの箱にものをひとつずつ入れる。そうすることで、ひとつひとつのものが際立ち、コレクション全体も格段に見やすくなります。

 

箱の中に詰めた小さい箱は、クッキングシートで折ったもの。へたりにくく、ハリのある質感のクッキングシートは箱にするのにぴったり。外側の箱のサイズに合わせて、中に入れる箱を自由に作れるので、無駄がないのもいい。

 

仕上げは、子供が書いた名前や説明書きを添えて。これで一気に標本のような佇まいに。

 

フタを開けて中を見た時に心がときめく、とっておきのコレクション・ボックス。フタをしないで部屋に飾っても素敵です。

貝殻ひとつひとつが小さな箱に入れられて、美しく保管されているコレクション。子供にそれぞれの貝殻の名前を書いてみてと言ったら、ユニークなネーミングが。標本作り自体も、楽しいクリエイティブな時間に。

貝殻ひとつひとつが小さな箱に入れられて、美しく保管されているコレクション。子供にそれぞれの貝殻の名前を書いてみてと言ったら、ユニークなネーミングが。標本作り自体も、楽しいクリエイティブな時間に。

適度なハリがあり、汚れにも強いクッキングシートは、標本の箱に最適。箱の折り方は、ネットで「折り紙、箱」と検索すれば、すぐに出てきます。とても簡単だから、子供と一緒に折ってみて。

適度なハリがあり、汚れにも強いクッキングシートは、標本の箱に最適。箱の折り方は、ネットで「折り紙、箱」と検索すれば、すぐに出てきます。とても簡単だから、子供と一緒に折ってみて。

2.フィギュアをキャンバスに並べて、アートにする

動物や恐竜のフィギュアに、お気に入りのキャラクターグッズ。溜まる一方のアイテムを、収納しながらアートにする方法がこちら。

 

とっても簡単。キャンバスにフィギュアを並べて貼っていくだけ。
ポイントは、同じくらいの大きさのものを、縦横きっちり揃えて並べること。この整然さが、アートのようなスタイリッシュな印象を作ります。

 

キャンバスに貼る際は、子供がまたフィギュアで遊びたいと言った時に取り外せるようにしたいから、ボンドは避けて。何度でもはがせるソフト粘着剤がオススメです。

 

カラフルなフィギュアが並べられたアートは、子供部屋のデコレーションにぴったり。子供も、自分の集めたものが一望できて、うれしくなるはず。

 

恐竜のフィギュアをキャンバスにアレンジ。キャンバスの代わりに、段ボールに白い布を貼ったもので代用しても。

恐竜のフィギュアをキャンバスにアレンジ。キャンバスの代わりに、段ボールに白い布を貼ったもので代用しても。

粘土のようなソフト接着剤で貼れば、フィギュアを痛めず、いつでもはがせて便利。

粘土のようなソフト接着剤で貼れば、フィギュアを痛めず、いつでもはがせて便利。

3.お外遊びや旅先で出合ったもの。思い出ごと、卵ケースに詰め込んで

梅雨が明けたら、夏本番。遠くには行けなくても、近場でピクニックや川遊びなど、お外で過ごす時間はグッと増えるはず。そこでまた、子供たちはいろいろなものを発見し、持ち帰る…。今年もいろいろ増えそうです。

 

そんな時に使えるのが卵ケース。6個もしくは10個の卵用スペースに、拾ってきた石などを1つずつ入れたら、それだけで標本のような趣に。
その日の日付、場所などをメモした紙を貼り、仕上げにこの日撮った写真をフタに貼れば、思い出が詰まった標本のできあがり。

 

卵ケースは透明プラスチックのものより、紙製のものが断然オススメ。質感がおしゃれで、直接ケースに字や絵を描くことも可能。

 

卵ケースのアップサイクルにもなるこのアイデア。手軽なコレクション・ボックスとして要注目です。

拾った日の日付や場所など、記憶を書き留めて。

拾った日の日付や場所など、記憶を書き留めて。

卵ケースの表のフタには、写真を。パッと見て、「あの時、あそこで拾った石だ!」と記憶が蘇ってくるはず。

卵ケースの表のフタには、写真を。パッと見て、「あの時、あそこで拾った石だ!」と記憶が蘇ってくるはず。

また増えた!と、ついつい思ってしまうけれど、子供のコレクションって、思い出の宝庫かもしれない。
標本にして、美しく整理することで、子供との思い出も大切に温めていけたらいいですよね。

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】