FAMILY TREE

味わいある木とともに暮らす、Mファミリー|HOUSE STORIES Vol.13
空を切り取るスタイリッシュな大空間に暮らす、森田ファミリー|HOUSE STORIES Vol.12
東京と那須の二拠点生活で得た、自然を感じながら安心して暮らす贅沢|森から生まれる、木の住まい。Vol.3
SE構法に欠かせない“集成材”。安全性を高めるための製造過程とは?|森から生まれる、木の住まい。Vol.2
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SE構法に欠かせない“集成材”。安全性を高めるための製造過程とは?|森から生まれる、木の住まい。Vol.2

相場正一郎さん一家は、岡山県津山市にある院庄林業の工場にきています。前回は山で実際に木を切り出す様子を見た後に、ヒノキの植樹体験をしました。今回は、工場でSE構法の材料となる集成材がつくられる工程を見学します。工場内にずらりと並んだ木材の光景は圧巻。葉和ちゃんも興味津々です。 SE構法に欠かせない“集成材”とは。 鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物では、そのほとんどが「構造計算」をしています。材料の強度などを数値化し、建物がどのくらいの負荷に耐えられるのか、その安全性を科学的に検証して確認するために行われています。しかし一般的な木造住宅では、この構造計算が義務化されていません。木材は自然の素材なので、どうしても個々の特性があります。そのため強度にもばらつきが出てしまう。安全な木造の住まいを実現するために、SE構法では必ず「構造計算」をしています。そのために強度が高く、品質の安定した「集成材」を使用しています。   集成材とは、製材された木の板や角材を乾燥・加工し、それらを接着剤で張り合わせて作る材料のことで、天然の木材と比べて強度や寸法が安定し、耐久性にも優れています。   院庄林業の工場はヒノキの無垢材の加工他、集成材の大規模な生産ラインを持っています。集成材ができる工程を実際に見せていただきました。 広い工場内を院庄林業の黒瀬さんが案内してくださいました。

2021.05.10
木の家は木を育てることから。ヒノキの名産地で伐採・植林見学|森から生まれる、木の住まい。Vol.1
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木の家は木を育てることから。ヒノキの名産地で伐採・植林見学|森から生まれる、木の住まい。Vol.1

代々木公園にあるイタリアンレストラン「LIFE」のオーナーシェフ、相場正一郎さん。平日は都内で働き、週末は栃木県の那須高原にある別宅で過ごしています。那須の家は、木造の一軒家。木の家の暮らしの温もりを知っている相場さん、妻の千恵さん、8歳の娘の葉和ちゃんは、木の家の材料がどのようにつくられるのかを見学しに出かけました。目的地は、岡山県にある院庄林業です。 木を育てることからはじまる、家づくり。 相場さん一家がやってきたのは、岡山県津山市。岡山県はヒノキの名産地として知られており、丸太のヒノキの生産量は日本一を誇ります。自然豊かなこの地にある院庄林業では、SE構法の素材である集成材をはじめ、ヒノキの無垢材の加工を行っています。   製材のみならず、木々の伐採や植林も自社で行う院庄林業。山での仕事を見るために、工場のある津山市内から約2時間車を走らせました。雨あがりの山は、清々しい空気に包まれています。   自然が大好きな葉和ちゃん、思わず足取りも軽くなります。木が生い茂る山の景色を、相場さんのカメラを借りて撮影していました。 ダイナミックな伐採の現場。 まずは、木の伐採現場を見学します。伐採には車体の前方にクレーンがついた森林伐採車「ハーヴェスター」を使います。巧妙な操縦で、クレーンを使って木を切り倒していく様子は迫力満点。   木の伐採は、材料を確保するために必要なだけではなく、美しい森を維持するためにも、大切なことなのです。適切なペースで木を切ることで、短い木にも日光が当たり大きく育つことができる。自然豊かな山を守るためにも、定期的に伐採をしています。   木を倒した後は、さらに木の運搬や枝の刈り落とし、丸太のカットまでが次々に行われます。匠の技に、相場さんたちの目は釘付けになっていました。 車が入れない斜面では、院庄林業伐採チームのスペシャリスト、河野さんがチェーンソーを使って木を伐採します。

2021.04.27
吉田怜香|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.13
家づくりの現場って、どうなっているの?|キッズ編集部がゆく!家づくりの裏側を取材 Vol.2
家がほしい!おうちづくりって、どうやるの?|キッズ編集部がゆく!家づくりの裏側を取材 Vol.1
細部にまでこだわりを詰め込んだ、大泉ファミリー|HOUSE STORIES Vol.11
クリス智子|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.12
齊藤太一|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.11
tupera tupera|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.10
岩田ファミリーが思い描いた、親と子と孫3世代をつなぐ暮らし|HOUSE STORIES Vol.10
明るく開放的なリビングに家族が集う、柿本ファミリー|HOUSE STORIES Vol.9
自然に包まれて、のびのび子育てを楽しむ居川ファミリー|HOUSE STORIES Vol.8
ヨンア|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.9
谷尻直子|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.8
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谷尻直子|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.8

新型コロナウイルスの影響が続く中、Family Treeは、家族一緒のおうち時間を応援します。 特別編・第3回は、料理家として予約制レストラン『HITOTEMA』を主宰する、谷尻直子さん。この度完成したばかりの新居で過ごす、贅沢な食時間について伺いました。 待望の新居からはじまる、新しい食の時間。都心の喧騒を一切感じさせない、静謐な空気。敷地のまわりに設けた大きな壁が、家の内側に心地よい屋外を生み出している。その屋外エリアにシャワー、そして大きなバスタブ。見上げれば天に抜ける青空が広がり、どこまでも心地よい。この場所は、料理家として活動し5年前から予約制のレストラン「HITOTEMA」を主宰する谷尻直子さんの、完成したばかりの自宅だ。設計したのは、夫でもある建築家の谷尻誠さん。多方面で活躍する夫にとって、設計事務所立ち上げから20年を経ての初めての自邸設計だ。天井高5メートという大空間には、主役とも呼べる美しいキッチンが備わり、寝室や子ども部屋などはロフト部分に設けた。5歳になる息子が生まれてから、夫婦で夢を描き話し合ってきたという新しい家には、家族の「好き」をとことん集めた。“食べること”に、楽しみと重きを置く谷尻夫妻のこだわりは、左官職人の技術で生まれた艶のある大きなキッチンテーブルに見てとれる。自家菜園も夢だったと語る直子さん、屋外のテラスには早くもハーブの新芽が顔を出している。

2020.07.01
稲垣晴代(MOMOE)|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.7
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稲垣晴代(MOMOE)|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.7

新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、Family Treeは、家族一緒のおうち時間を応援します。 特別編・第2回は、フード・ケータリング『MOMOE』を主宰する、料理家の稲垣晴代さん。都心の見晴らしの良いヴィンテージマンションをフルリノベートしたスタイリッシュなキッチンで、家族の心を豊かにするものとは。 食べることが家族をつなぐから、キッチンが主役のLDKに。住み慣れた都心の地で見つけたヴィンテージマンション。自身のアトリエからも徒歩圏内という好立地で、何より南側の大きな窓から見える景色と、たっぷりと注ぎ込む日差しに家族で惚れ込んだ。ここに暮らしているうちに、料理の撮影の仕事が増えていき、たくさんの調理器具が揃う自宅でも撮影ができるようにと、LDKを大きくリノベート。ママになったことをキッカケに安全な食への思いが募り、稲垣さんの人気のケータリング同様に、このキッチンでも有機栽培の野菜や自然食材を中心に使う。同時にたくさんの調理器具も美しい器の数々も、仕事だけでなく、毎日の家族の食事を豊かにしている。出勤前の忙しい朝でも、夫と小学校6年生の娘と一緒に、キッチンとひとつになった大きなテーブルで野菜たっぷりのおいしい朝食を囲んでいる。

2020.06.01