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Vol.4 夏休みの自由研究は、ユニークネスを極めるチャンス。「おうちチャンネル」がすすめる研究トピック【前編】

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Vol.4 夏休みの自由研究は、ユニークネスを極めるチャンス。「おうちチャンネル」がすすめる研究トピック【前編】

いよいよ夏本番。いつもであれば海水浴に山でキャンプ、夏のレジャー真っ盛りといったところですが、今年はそうも言ってられない様子。今年はどんな夏を過ごそうか考えあぐねているママ・パパも多いかとお察しします。   そんな中、今年もやってくるのが「夏休みの自由研究」。何十年経っても変わらぬこの文化は、日本の隠れた風物詩と言えるかも。夏休み最終日間近に、焦って取り組む子も多いことでしょう。とはいえ、普段の学校の宿題とは違って、文字通り“自由”な研究ができるチャンスと捉えることもできるはず。子どもたちの隠れたセンスや才能が芽吹く契機となるかもしれません。   そこで今回は、今年4月から始動したおうちで子どもと過ごす保護者に向けたWEBプラットフォーム「こどもと学ぶ、おうちチャンネル」から、この夏おすすめの自由研究をいくつかご紹介。立ち上げメンバーの川辺洋平さんと中原寛法さんにお話を伺いました。 おうちで過ごす時間が長いからこそ、新たな学びをつくりたい「おうちチャンネル」は、コロナによる外出自粛を受けて急きょ立ち上がった新サービス。子どもと哲学的な対話を楽しむ「こども哲学」を推進し、保育士や教員免許も持つ川辺洋平さんと、一児の父でもあり、かねてから川辺さんとSTEAM教育について意見交換をしていたクリエイティブ・ディレクターの中原寛法さん、またそれぞれ子どもがいたり、教育関係で活動しているメンバー8人が集結。およそ3ヶ月のうちに怒涛の勢いでさまざまなプログラムが誕生したそうです。   「休校が続いて、先生や友達に会えない」 「外で遊んだり、勉強したりもできない」   そんな「できない」という声が広がる中で、何らかの形で「できる」を模索したいと考えたことから、プロジェクトが始動したと語る川辺さん。子どもとおうちにいる時間が長いからこそ、WEBを介した新たな学びが提案できるのではないかと考えたようです。   その手始めに、オンライン学習コンテンツを徹底的にリサーチし、年齢ごとに整理した「無料学習リンク集」を公開。とはいえ保護者も急なテレワークが始まっててんやわんやの頃、情報を集めるだけでは「どう使っていいかわからない」という声も聞こえるようになりました。そこから「おうちチャンネル」独自のプログラム提案がスタート。

2020.07.29
おしゃれなベランピンググッズでキャンプライクな時間を演出
Vol.3 宇宙から日本文化まで。マンガで学ぶSTEAM。【後編】
Vol.3 自然と生命への深い洞察。マンガで学ぶSTEAMのススメ。【前編】
Vol.2 【後編】子どもの想像力を伸ばす学びとは?おうちでできるSTEAM教育

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Vol.2 【後編】子どもの想像力を伸ばす学びとは?おうちでできるSTEAM教育

【前編】「番組作り」に「科学実験」。今こそおうちでSTEAMな学びを体験!もチェック>> クリエイターや研究者の方々に、「自宅でできるSTEAMな学び」をお聞きしたシリーズ第2弾。今回もさまざまなヒントが寄せられました。 【CASE4】子どもは好きなことなら、どんどん学ぶ幼い頃からYouTubeなどに慣れ親しんでいる子どもたちにとって、動画作りはやはり人気な模様。武蔵大学 社会学部教授の庄司昌彦さんのご家庭では、子どもたちにタブレットを渡したところ、知らぬ間にプログラミングアプリを学び、さらに使わなくなったビデオカメラを使って兄妹で動画編集を始めるようになったそう。   「簡単な編集アプリの使い方を少しだけ教えた結果、分からないことは自分たちで調べ、試行錯誤し、姉と弟で助け合って作品を作れるようになりました。その過程で、物語をつくることや、場面ごとに背景や小道具を工夫して撮影することなどを学んだようです」   さらに「好きなことは自分たちで調べてでも学ぶもの、と本人たちが気づいた」と庄司さんは言います。   そんな庄司家では、マンガ『はたらく細胞』が大人気。人体の細胞を擬人化した科学マンガで、TVアニメにもなった人気シリーズです。このキャラ設定が見事で、筆者も一度ドハマリしました。見えないウイルスを闇雲にこわがるよりも、まずは細胞への正しい知識を持って向き合ってみる。マンガからも、学びや新しい世界の発見を得る機会は十分にあると言えそうです。

2020.05.29
Vol.2 【前編】「番組作り」に「科学実験」。今こそおうちでSTEAMな学びを体験!

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Vol.2 【前編】「番組作り」に「科学実験」。今こそおうちでSTEAMな学びを体験!

「次に学校に行けるのはいつだろう…?」   新型コロナウイルスの影響で休校を余儀なくされる中、子どもも、家族も日々そう感じていることでしょう。最近では学校からプリントやオンライン教材が配られ、「なるべく時間割の通りに学習してください」と連絡があるところもしばしば。そうは言っても、と頭を抱える保護者の方々は多いかと思います。   「子どもだけでじっと座っていられない」 「どう勉強させていいか分からない」 「ふと気づけば毎日ゲームやYouTubeばかり、これでいいの?」   巷のSNSには、そんな声が溢れています。そもそも、学習って何なんでしょう? 与えられたドリルや課題をこなすことだけなのか。学校ってどんな場所だったのか。こんな状況だからこそ、「学び」を考え直すチャンスかもしれません。   科学やテクノロジー、そしてアートの思考や感性を育てる「STEAM教育」をご紹介する本連載。今回はクリエイターや研究者の方々が実践する、「自宅でできるSTEAMな学び」についてアンケートを実施。皆さんの自宅では、どんな学びが始まっているのでしょうか? 【CASE1】自宅でテレビ番組を制作!自身の肩書きを「勉強家」と名乗り、さまざまな学びを提案する「グリーンズの学校」学長の兼松佳宏さん。いま小1の長女とハマっているのは、「Eテレ5分番組」のような動画制作とのこと。   「ウクレレ、しりとり、大喜利など、家族それぞれの普段の遊びを活かしながら、そのコンテンツを番組風に仕立てた動画を家族限定で公開しています。ナレーション録音や動画編集など番組制作の裏側を一緒に体験。続けていくと、『次にどんな番組を作ろう?』という気持ちになってくる」と兼松さん。

2020.05.28
【vol.2】 みんなどう過ごしてる?おうち時間を楽しむアイディアを聞き込み!〜編集部編
豊かな感情表現を育む〈ぬいぐるみ〉8選。子どもと心を通わせる相棒に。
創造力を育むおしゃれな〈積み木〉8選。つんで、ならべて、くみたてよう。
英語学習におすすめ!子ども向けネット配信動画番組10選
東京都現代美術館|遊びを通して、アートを感じてみよう!少女と巡る「あそびのじかん」
夏休みは家族で映画鑑賞!2019年サマームービー特集
夏休みは親子で〈21_21 DESIGN SIGHT〉の虫展に行こう!養老孟司×佐藤卓のトークショーをレポート。
第2回:〈クラブメッド〉の新プログラム『Amazing Family Program』を体験!
第1回:〈クラブメッド〉『Amazing Family Program』へ。 オールインクルーシブリゾートってどういうもの?

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第1回:〈クラブメッド〉『Amazing Family Program』へ。 オールインクルーシブリゾートってどういうもの?

〈クラブメッド〉で、新しく家族参加型のプログラム『Amazing Family Program』が登場しました。ひと足早く体験しに、MilK会員のファミリーレポーターと共に〈クラブメッド・バリ〉へ行ってきました! 3回にわたり〈クラブメッド〉と新プログラムの魅力をお届けします! 開放感溢れるパウダー・サンド・ビーチで遊ぶ2人。世界24カ国約70カ所にリゾートを展開するフランス生まれのオールインクルーシブリゾート〈クラブメッド〉。その中でも、日本からのアクセスがよく、豊富なアクティビティ数を誇る〈クラブメッド・バリ〉はリピート率の高い人気のリゾート地。さらに、今回は新プログラムも登場とのことでどんな体験ができるかワクワクです。   プレスツアーに参加してくれたのは、MilK会員の中から厳選な抽選で選ばれた丹生さんファミリー。パパの隆さん、ママのアユミさん、そして双子の兄弟の一太(いちた)くんと新(あらた)くん(ともに5歳)。家族でアクティブにお出かけすることが大好きで、海外旅行経験もあるけれど、バリ島も〈クラブメッド〉もはじめて。「いつもとは違う旅になりそうで楽しみです!」

2019.08.09
2019年夏休みに!関東近郊・子どもが楽しめる美術館イベントまとめ
庭・ベランダ・プールで大活躍!水遊びおもちゃ9選
家族で楽しめる!子連れウェルカムな音楽フェス2019

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第1回:多様な生き方、暮らし方
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第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
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