Vol.4 「おうちチャンネル」がすすめるSTEAMな夏の自由研究。【後編】
おうちで子どもと過ごす保護者に向けたWEBプラットフォーム「こどもと学ぶ、おうちチャンネル」から、夏休みの自由研究におすすめなアイデアをご紹介する記事後編。 子どもと過ごす時間が長い今こそ、おうちで楽しめるSTEAMな学びを紹介している「おうちチャンネル」ですが、【前編】の記事で紹介したタクトくんのように、様々な研究に携わった人が参加しはじめているようです。 研究者×子どものマッチング「タクトくんはもともと生命倫理を研究していて、今は東京を離れて保育士として働いています。彼のように、大学にいる研究者だけでなく、大学院で修士や博士を取得した“ポスドク”と呼ばれる人たちは全国にたくさんいます。『おうちチャンネル』では今後、そんな日本全国に散らばる独自の研究視点を持つ人にも参加してもらいたいと思っています」 そう語る「おうちチャンネル」の川辺さんもまた、早稲田大学大学院で教育学の博士課程に在籍中の方。コアな専門研究を活かす方法は、もっと多様にあるはずだと語ります。 「ぼくたちは世の中にある面白い研究を、子どもの教育につなげたいと考えています。もし何かに興味を持った子どもが、その世界のコアな研究者と出会ったら、ぐっと世界が広がることでしょう。それに、プログラムを通して学校では知り合えなかった共通の興味を持つ子ども同士のコミュニティが作れるかもしれません」 そう語る中原さんは、WEBサービスだからこその可能性を感じているそうです。ここから、新たな研究者と子どものマッチングが始まるかもしれません。