DATE: 2021.07.05

子どもと一緒に、世界の“今”を知る展覧会。「世界報道写真展2021」が開催中!

世界各地で活躍するプロの報道カメラマンが捉えた、ドキュメンタリー、報道写真の展覧会「世界報道写真展2021」が東京都写真美術館で開催中。心に迫る写真から、世界で今、何が起きているのかを感じてみて欲しい。
スポーツの部 組写真1位  
世界報道写真ストーリー大賞ノミネート作品
クリス・ドノヴァン(カナダ)
踏み止まる者がチャンピオンになる
スポーツの部 組写真1位  
世界報道写真ストーリー大賞ノミネート作品
クリス・ドノヴァン(カナダ)
踏み止まる者がチャンピオンになる

1956年よりスタートし、今年で第64回目となる「世界報道写真展」。毎年開催される「世界報道写真コンテスト」において国際審査員団によって選出された入賞作品が世界中の約120会場で展示され、年間を通じて約400万人が足を運ぶ世界最大級の報道写真展となっている。

環境の部 組写真2位
シリル・ジャズベック(スロベニア、ナショナルジオグ
ラフィックに提供)
気候変動と闘う策:自分の氷河を造る
環境の部 組写真2位
シリル・ジャズベック(スロベニア、ナショナルジオグ
ラフィックに提供)
気候変動と闘う策:自分の氷河を造る

今回は、「現代社会の問題」、「一般ニュース」、「環境」、「自然」、「スポーツ」など全8部門における、28カ国45人の受賞者による作品が集結。今、世界で起こっている現実を克明に捉えた、プロの報道カメラマンたちの写真は、圧倒的な力量と息をのむような緊張感が伝わるものばかり。

世界報道写真大賞 一般ニュースの部 単写真1位
マッズ・ニッセン
(デンマーク、ポリティケン/パノス・ピクチャーズ)
初めての抱擁
世界報道写真大賞 一般ニュースの部 単写真1位
マッズ・ニッセン
(デンマーク、ポリティケン/パノス・ピクチャーズ)
初めての抱擁

注目作品は、「世界報道写真大賞」を受賞したマッズ・ニッセン氏の《初めての抱擁》。ブラジルのサンパウロにあるヴィヴァ・ベム介護施設で、「ハグカーテン」越しに看護師のアドリアナ・シルヴァ・ダ・コスタ・ソウザに抱きしめられるローザ・ルジア・ルナルディの姿を捉えた作品は、新型コロナウイルスと戦っている人の絆と温もりを写し出し、“今”を生きる私たちに勇気をくれる一枚に。

言葉がなくとも、見る人を圧倒する写真の数々は、子どもの心にも響くものがあるはず。ぜひ親子で足を運んでみては。

※緊急事態宣言発令に伴い、イベントの開催状況は変更の可能性があります。
開催の状況はお出かけ前に「公式サイト」にてご確認ください。

※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】