DATE: 2021.05.11

まるで本物みたい!多彩ないきものたちの姿を土のアートで魅せる展覧会

「土」を素材に人や動物をモチーフにした作品を紹介する「Human and Animal 土に吹き込まれた命」が岐阜県現代陶芸美術館で6月20日(日)まで開催中。土から生まれたさまざまないきものたちの姿に大人も子どもも夢中に!
スーザン・ホールズ
《キリン》
1993年 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵
スーザン・ホールズ
《キリン》
1993年 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵

多彩な素材や手法によって美術作品が生み出される現代アートの世界。アート・デザイン・陶芸・彫刻といった芸術の諸分野の境界線が曖昧になりつつある今、国内外で「土」が広く造形の素材として捉え直され、陶芸の分野に留まらない幅広い表現が生まれている。

ステファニー・クエール
《Orangutan》
2016年  作家蔵
Photo: Masaki Ogawa
ステファニー・クエール
《Orangutan》
2016年  作家蔵
Photo: Masaki Ogawa

本展では、そんな「土」を素材に、人や動物といったいきものの姿を多彩に表現した約100点の作品を紹介。参加アーティストは、奈良美智(1959-、日本)、スーザン・ホールズ(1966-、イギリス)、ステファニー・クエール(1982-、イギリス)、キム・シモンソン(1974-、フィンランド)、ベス・カヴェナー(1972年-、アメリカ)の5作家。

奈良美智
《森の子》
2020年 作家蔵
©Yoshitomo Nara Photo: Keizo Kioku
奈良美智
《森の子》
2020年 作家蔵
©Yoshitomo Nara Photo: Keizo Kioku

国内外で活躍する現代アーティストたちによって、土の特性を活かし、いきいきと表現された人や動物たち。その姿からは、土がも持つ力、そして土のアートの新たな局面をうかがい知ることができる。まるで生きているかのような生命力あふれる作品をぜひ親子で楽しんでみては。

※緊急事態宣言発令に伴い、イベントの開催状況は変更の可能性があります。
開催の状況はお出かけ前に「公式サイト」にてご確認ください。

※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】