DATE: 2019.10.10
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アーティスト・横尾忠則をゲストキュレーターに迎えた展覧会「横尾忠則 自我自損展」が、神戸の〈横尾忠則現代美術館〉で開催中です。
「自我自損」とは、「エゴに固執すると損をする」という意味の造語。自らの旧作に容赦なく手を加え新たな作品へと変貌させ、同一人物とは思えないほど大胆にスタイルを変化させてきた横尾自身の、絶えざる自己否定や、一貫して取り組んできたテーマ「自我からの開放」から来た言葉です。
本展では、横尾自身が出品作品を選定し、展示プランを考案。横尾が自らの個展をキュレーションするのは、公立美術館では初の試みとなります。現役アーティストの名を冠した美術館ならではの野心的な試みと、横尾のダイナミックで多彩な芸術の世界にご注目ください。