DATE: 2019.07.26

いわさきちひろ×谷川俊太郎のコラボ企画展「『ちひろさんの子どもたち』谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所」が開催

〈ちひろ美術館・東京〉で、いわさきちひろと谷川俊太郎によるコラボレーション展「『ちひろさんの子どもたち』谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所」が開催。トラフ建築設計事務所が手がける大きな麦わら帽子型の「子どものへや」も登場。

約70年に渡り、身近なものから無限の宇宙まで、さまざまなものを詩で表現してきた谷川俊太郎。自らの中に“子どもの頃の自分”の存在を捉え、子どもに向けた詩や子どもの言葉で書いた詩も多数発表しています。そんな谷川の“子ども”をテーマにした作品を、いわさきちひろの絵とともに紹介する企画展「『ちひろさんの子どもたち』谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所」が、2019年8月2日(金)より〈ちひろ美術館・東京〉で開催されます。

会期中は作品展示の他に、ちひろと谷川俊太郎の作品の世界を体験できるさまざまなイベントも企画。ちひろの絵の中に数多く登場する“帽子”のモチーフに着目して、トラフ建築設計事務所が制作した大きな麦わら帽子型の「子どもの部屋」が登場し、その中で絵を描いたり詩を書くワークショップ、手遊び&絵本の読み聞かせ会など、多彩なイベントを実施します。さらにトラフ建築設計事務所の代表的なプロダクトである、空気を包み込むように形を自由に変えられる「空気の器」のちひろバージョンの作品や、美術館内に「空気の器」のインスタレーションが登場するなど、ここでしか見られないアート作品も展示予定です。

また8月中は、ちひろの水彩技法を学べるアートワークショップ「にじみの缶バッジづくり」や、館内をスタッフと一緒に回り、談笑しながら作品の理解を深める「子どもギャラリートーク」、水彩絵の具で“にじみ”の模様をつけてオリジナルの「空気の器」を作る「ワークショップ『空気の器』に絵を描こう」など、夏休みの自由研究にも役立つ子ども向けのイベントも開催!アートに興味のあるお子さんは必見です。

この夏は、ちひろや谷川俊太郎の作品の世界、そしてトラフ建築設計事務所が完成させたこだわりの空間を親子で堪能してみてはいかがでしょうか。

「ちひろさんの子どもたち」谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所

住所:〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
TEL:03-3995-0612
会場:ちひろ美術館・東京
開催期間:2019年8月2日(金)〜10月27日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館) ※8月2日〜25日は無休
料金:一般800円 団体(有料入館者10名以上)・学生証をお持ちの方、65歳以上700円 障害者手帳をお持ちの方400円(介添者1名まで無料) 高校生以下・視覚障害のある方無料

■トラフの「子どものへや」でのイベント
・ちひろとコラボレーション[帽子を描こう]
・谷川さんとコラボレーション[詩を書こう]
開催日:8月2日(金)〜10月27日(日)
料金:無料(入館料は別途必要)

・帽子のなかの絵本のじかん
開催日:毎月第2・4土曜日
開催時間:11:00〜
料金:無料(入館料は別途必要)

■8月に開催される親子向けイベント
・ちひろの水彩技法ワークショップ「にじみの缶バッジづくり」
開催日:8月5日(月)〜8月7日(水)
開催時間:10:30〜15:00
対象:5歳以上
定員:各80名(当日先着順)
料金:無料(入館料は別途必要)

・子どもギャラリートーク
開催日:8月19日(月)
開催時間:①11:00〜 ②14:00〜
対象:小中学生
料金:無料(入館料は別途必要)

・ワークショップ「空気の器」に絵を描こう
開催日:8月31日(土)
開催時間:①10:30〜 ②11:30〜 ③12:30〜
対象:小学生以上
定員:各回8名(当日先着順)
料金:材料費500円(入館料は別途必要)

公式サイト
Fasuメンバーズ(無料)に登録しませんか?

家族みんなで楽しめる情報満載のメルマガをお届けするほか、プレゼントや会員限定のイベント・ワークショップにご応募いただけます。

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】