DATE 2021.05.02

NETFLIXで学ぶ英語や多様性。GWに観たいおすすめ作品

三度目の緊急事態宣言。家族でどう自粛生活をやり過ごそうかと頭を悩ませているファミリーも多いだろう。そこでおうち時間を充実させるべく、NETFLIXで視聴できるおすすめ作品をご紹介。家族向けのコンテンツを、Fasuスタッフが厳選した。

For Kids

01. 英語学習にもおすすめしたい、ビートルズの音楽をモチーフにしたアニメ

ビートバグズ

photo : Netflix
photo : Netflix

ビートルズを嫌いな人って、いないですよね。私は人生で一度も出会ったことがありません……。幼少期に「ビートルズで英語を勉強した」という人も多いかと思いますが、かくいう私もその一人。中学生の頃、ビートルズの曲でリスニングの練習に励んだ思い出があります。

と前置きが長くなりましたが、人類史上最も偉大なバンドと言っても過言ではない、ビートルズ。そんな彼らの音楽をモチーフにしたアニメが「ビートバグズ」です。

裏庭に暮らす愉快な虫たちの世界を描く本作は、「ペニー・レイン」や「ヘルプ」など、毎エピソード人気ナンバーが贅沢にも流れます。しかも歌うのはP!NKやジェームズ・コーデン、ジェニファー・ハドソンなど大御所ばかり。彼らのカバーがまた素敵で、原曲とは違った魅力に触れられるサントラとなっています。ちなみに私は「ブラックバード」が一番好きなのですが、誰が歌うのかと期待しながら視聴していたら、これまた大好きなアーティストSiaがカバーしており思わず涙。そして3歳の娘が1番ハマった楽曲はなぜか「アイ・アム・ザ・ウォルラス」で、渋い嗜好に驚かされました……。

このアニメを見ていて思ったのは、ビートルズの曲はやはり英語が聞き取りやすいなと言うこと。娘も今では何曲か口ずさめるようになりました。表情豊かな虫たちは可愛いし、物語も道徳が散りばめられているので、英語の勉強がてら鑑賞してはいかがでしょうか?(エディターF)

photo : Netflix
Netflixオリジナルシリーズ「ビートバグズ」シーズン1〜3 Netflixにて独占配信中
photo : Netflix
Netflixオリジナルシリーズ「ビートバグズ」シーズン1〜3 Netflixにて独占配信中

For Family

02. あなたのお家も「YESデー」、ありかも?

YESデー ~ダメって言っちゃダメな日~

photo : MATT KENNEDY/NETFLIX © 2021
photo : MATT KENNEDY/NETFLIX © 2021

2021年3月に公開されたばかりの、Netflixオリジナル映画作品のこちら。つい「ダメ!」とばかり言っているトーレス夫妻が、不満を訴える子ども達に、彼らの要望全てに応える「YESデー」を約束。子どもたちのハチャメチャなお願いに戸惑いつつも、子育てに追われ「楽しむ」ことを忘れていた自身への気付きや、家族の絆を再確認するハッピーで心温まる物語です。

主演は、『天国からの奇跡』や『ライリー・ノース 復讐の女神』などの作品で様々な「母親」を演じてきたジェニファー・ガーナー。今回は子どもを大切に思うあまりつい口うるさくなってしまいがちな、一生懸命で愛に溢れた等身大の母の姿を熱演しています。

巻き起こるハプニングはコメディ映画に相応しく、愉快で時に気が遠くなるような出来事ばかり。しかし、子育てにおける葛藤やもどかしさもきちんと描かれおり、親と子両方の気持ちを尊重した作りになっているのが秀逸です。親子でそれぞれの共感ポイントを話してみたりと、家族の在り方や関わりについて改めて考えるキッカケを作ってくれるはずです(エディターA)

photo : Netflix
Netflix映画『YESデー ~ダメって言っちゃダメな日~』Netflixにて独占配信中
photo : Netflix
Netflix映画『YESデー ~ダメって言っちゃダメな日~』Netflixにて独占配信中

03. 多様性の本当の意味を学べる、大人気リアリティショー

クィア・アイ

photo : Ryan Collerd/Netflix
photo : Ryan Collerd/Netflix

クィア・アイは、日本の情報番組でもよく見かける、一般人をファッションやメイクで変身させるというリアリティ番組。とはいえ単に外見だけを変えるのではなく、ゲイ&ノンバイナリーの5人組「ファブ5」が、人生で様々な悩みを抱えて生きる人たちを「自身を愛せる新しい自分」に変身させることがミッションとなっています。

登場するのは、体型や容姿のコンプレックスに悩む人、過去の経験やトラウマから自分らしく生きることを諦めている人、性格や性的指向からコミュニティに溶け込めずに悩んでいる人など、自分に自信がなく、本当の自分を殺して生きている人たち。そんな彼ら一人ひとりにファブ5が寄り添い、勇気づけ、殻を破らせるその過程が丁寧に描かれており、つい夢中になって見てしまいます。

また自分たちもセクシャルマイノリティとして辛い過去を経験し、それを乗り越えてきたファブ5のメンバーから溢れ出る圧倒的な愛と人間性に毎回感動。変身もただ今風に変えるのではなく、その人が生まれながらに持つ個性や今のライフスタイル、目指す姿を尊重したスタイルに変身させており、そんな姿勢もリスペクトせずにはいられません。

明るいゲイがキャッキャしているだけの番組では決してない。多様性のすべては、愛し・愛されるべきであると教えてくれる深いヒューマンドラマを、ぜひおうち時間にファミリーで見てほしいです!(SNS担当S)

photo : Netflix
Netflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ」シーズン1〜5 Netflixにて独占配信中
photo : Netflix
Netflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ」シーズン1〜5 Netflixにて独占配信中

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第1回:多様な生き方、暮らし方
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第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

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