DATE 2020.03.24

家で遊べる、学べる絵本【3歳〜向け】

気になるテーマの絵本をお届けする絵本ガイド。今回のテーマは、家で遊べる、学べる絵本です。新型コロナウィルスの影響で、自宅で過ごす時間が長い子どもたちがほとんど。そこで、家でクリエイティブに触れたり、新しい遊びのアイディアを知ることができるワークブックをご紹介!
『ふうせんいぬティニーのあそぶっく』 マガジンハウス 本体1,200円(税別)
『ふうせんいぬティニーのあそぶっく』 マガジンハウス 本体1,200円(税別)

いろんな遊びが揃ってる『ふうせんいぬティニーのあそぶっく』。

雑誌「カーサ ブルータス」で連載され、TVアニメ化、映画化もされた『ふうせんいぬティニー』のワークブックです。すごろく、迷路、ぬり絵、クイズ、ピクセルアート、間違い探しなど31種類もの遊びをたっぷりと収録。なんでもらくがきしていいページもあれば、海の中やジャングルに自分で好きな生き物を描きこめるページも。特別な綴じ方で、パタンとひらいて、描きやすいのもうれしい配慮。さらに、巻末にはモビールや乗り物の工作キット付き。1冊あれば、1日どころか、何日も飽きずに楽しめます。

『しつないあそびの絵本』 編・著/WILLこども知育研究所 絵/すみもと ななみ 監修/眞田祥一 金の星社 本体1,500円(税別)

楽しく、家族で遊ぼう! 『しつないあそびの絵本』。

脳神経外科医の眞田祥一先生が監修を務め、造形力、リズム感、思考力、想像力、集中力が身につく、室内遊び20種類を紹介します。絵本は、3つのパートにわかれていて、言葉や数を使うだけ、何も用意しなくてもすぐに遊べるゲームや折り紙で作る“ロケット”やティッシュペーパーの“ひつじ釣り”など作って遊べるアイディア、最後は体を動かして遊べるゲームもいろいろ。家族がみんなで遊んでいるイラスト入りで紹介しているので、その様子もとても参考になります。お家で「つまんな〜い!」となったら、さっと取り出して「何して遊ぼうか!」と相談したくなる1冊です。

『おかねをつかう!』『おかねをかせぐ!』 作・絵/シンダーズ・マクレオド 訳/田中 靖浩、大加瀬 裕美 岩崎書店 各本体1,400円(税別)

お金って何だろう、『おかねをつかう!』『おかねをかせぐ!』。

カナダの絵本作家シンダーズ・マクレオドによる「お金」についてのシリーズ絵本。うさぎの国ではにんじんがお金。主人公のうさぎ、サニーは土曜日におこづかいのにんじんを3本もらえます。そのにんじんで欲しいものを全部買いたい! となるけれど……。『おかねをつかう!』では、サニーは、買いたいものと持っている、にんじんに見合う“ほしいもの”を選び、上手にお金を使うことに成功します。『おかねをかせぐ!』では、うさぎのバンちゃんが「おかねもちでにんきものになりたいの!」と願うけれど……。おかねをかせぐために必要なことは何だろう? と考えます。お金とは何か、働く意味って何だろうと考える、一歩めにぴったりの学べる絵本です。

『アートであそぼ おえかきレッスン わくわくワーク』 作/マリオン・デュシャーズ 訳/柴田里芽 グラフィック社 本体1,800円(税別) 4月8日発売

モナリザで、ゴッホの絵で落書きする! 『アートであそぼ おえかきレッスン わくわくワーク』。

とにかく、この1冊を描くだけで、オリジナルのアートブックが完成するユニークなワークブックです。レオナルド・ダ・ヴィンチ、パブロ・ピカソ、マティスにジャクソン・ポロックまで。様々な作家の経歴と絵の描き方を紹介して、実際に「さあ、ここに描いてみよう!」と提案してくれます。“モナリザ”の微笑みを描いてみたり、マティスのように切り絵を作ってみたり、ピカソのようにキュービズムに挑戦したり。気づけば、さまざまな絵のテクニックを習得できているはず。クリエイトする楽しさと、その基礎を手軽に学べます。

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第1回:多様な生き方、暮らし方
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第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

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