歯みがき好きになる歯みがき絵本【1歳〜向け】
しゅっ しゅっ しゅっ! 『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』。
主人公の男の子、たっくんは歯みがきが大嫌い。ごはんのあともお口をあけません。そこに登場するのが、歯ブラシの「はみがきれっしゃ」。「おくちに いれてよ しゅっ しゅっ しゅっ」とお願いします。大好きな列車で出発進行!となれば、どんな子どももお口をあ〜ん!と開けてしまうはず。お掃除上手の「はみがきれっしゃ」はお口の中に詰まった汚れや食べかすをしゅっ しゅっときれいにしてくれます。歯ブラシがどうやってお口の中を掃除してくれるのかも丁寧に描かれているので、子どもたちも分かりやすく歯みがきの大切さを理解できそうです。読み終わったあと、実際に我が家の「はみがきれっしゃ」に登場してもらい、しゅっしゅっと声をかけながら一緒に歯みがきしましょう!
あの怪獣も歯みがきしてるって!『モンスターだって、は をみがく!』。
ベルギー生まれの絵本です。グレゴワール・マビールによるユニークなイラストが表紙からインパクト大!主人公の女の子は(やっぱり)歯みがきが大嫌い。そこに現れたのはまっくろでもじゃもじゃのモンスター!怖いモンスターかと思ったら歯みがきをしています。そして、女の子に「せかいじゅうの おそろしい モンスターたちだって ちゃーんと は をみがいている……」と教えてくれました。ネス湖のネッシーも地下室のモンスターもみんな歯みがきを欠かしません。……なぜならみんな「ムシバ・モンスター」が怖いんだって!……と、とても楽しい語り口で、虫歯の怖さや歯を磨くこと、歯を丈夫にしてくれる食べ物や歯医者さんのかっこよさ(実はスーパーヒーロー!)を教えてくれます。おばけたちも歯を磨いているなら……と歯みがきできるようになれるかも!
お口を開いて、いろんな歯をみてみよう!『だーれの は?』。
かわいくて楽しい赤ちゃん絵本をたくさん手がけている新井洋行さんの1冊です。「は は は は だーれの は?」とリズミカルな文章とダイナミックな縦開きで大きく開けた口の中。ゾウやリス、シャチなどいろんな歯をみることができます。動物たちも私たちも、おいしくごはんを食べるには、歯が必要だということをシンプルに伝えてくれます。最後には、人間の男の子の「ぼくの は」も登場します。でも、あーんと開けたお口の中には黒いモノがあるようで……?巻末には、自分の歯もあーんと開けて確認することができる鏡シールつき。歯をチェックする習慣がつくと、歯みがきへの意識も高まりそうです。