集中力を高めてくれる絵探し絵本【3歳〜向け】
バレエの名シーンを描いた『バレリーナは、どこ?』。
イギリス生まれの素敵な絵本です。キラキラと輝く表紙から子どもたちの心を捉えてくれるはず。「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」など世界中で愛されるバレエの物語が登場します。名作バレエのお話から、バレリーナがどこにいるか探してみましょう!丁寧なあらすじがついているので、それぞれの物語がどんなお話なのかもよくわかります。かわいいバレエのコスチュームや白鳥が舞い踊る不思議な湖、お菓子がたくさんの魔法の国などそれぞれの舞台の世界観がたっぷり楽しめます。絵探しの難易度はけっこう高め!お話の世界に没頭して、いろんな登場人物たちを探してみて。
どうぶつたちが“よーい、どん!”『109ひきのどうぶつマラソン』。
「たくさんのたくさんのたくさんのひつじ」や「うさぎマンション」など細かく描きこまれた絵本が人気の絵本作家のはな はるかさんの1冊です。地球一周の動物マラソン大会がはじまります。109匹の動物たちがゴールを目指して走りはじめます。金メダルをもらうのは、一体どの動物?ジャングルや海の中、氷の湖などいろんな場所を動物たちは走ります。見開きごとに、たくさんの動物たちが描かれています。「みつけてみよう」とクイズがでているので、親子で探してみましょう。いろんな動物がいるので、「アザラシはどこかな?」「マンモスみつけた!」など親子でテーマを決めて探してみるのも楽しいです。
“むれ”の中にいる変わった子をみつける『むれ』。
ひつじの群れ、さかなの群れ、鳥の群れ……同じ仲間のようだけど、1匹だけちょっと違う変わった子がいるみたい?仲間はずれの子はどれかな、と探すちょっと変わった絵探し絵本です。作者は、現役のお笑い芸人でもあるひろたあきらさん。それだけに、ちょっとクスッと笑いを誘うしかけもたくさん。最後には、一匹だけ違う方向へ進む黒いアリが登場します。みんなと違う方向へ歩いていった先には、いろんな個性を持つアリがいて……。同じになって群れなくてもいい。いろんな個性的なアリがいていいんだよ、と教えてくれているようです。