DATE 2017.10.20

いよいよ今週末で終了! 「MilK JAPON BOOK STORE at SLOW HOUSE」

気になるテーマの絵本をセレクトしてお届けする絵本ガイド。今回は、THE TOKYO ART BOOK FAIR2017と共にスタートした「MilK JAPON BOOK STORE at SLOW HOUSE」で人気を集めたタイトルの中から、こちらのコーナーで未紹介の絵本をピックアップ。今の季節に読んでみたい、おいしい絵本をご紹介します。「MilK JAPON BOOK STORE at SLOW HOUSE」は、いよいよ10月22日(日)まで! MilK JAPONが選りすぐった絵本が並ぶ、SLOW HOUSEまで遊びにきてください。
『スープになりました』 作/彦坂有紀、もりといずみ 講談社 本体1,200円(税別)

木版画の挿絵が、ほっこりあたたかい『スープになりました』

彦坂有紀さん、もりといずみさんによるユニット「彦坂木版工房」。彼らの木版画は、とにかくリアル! 「パン どうぞ」「ケーキ やけました」などこれまでの人気シリーズは、パンのふっくらした質感やケーキの黄色い焼き色が見事に再現されていて、子どもだけでなく、大人たちの間でも大評判に。今回の最新作では、にんじんやトマト、とうもろこしなどの野菜がおいしいスープに大変身。1枚、1枚、丁寧に木版画で刷られたとろーり、あたたかそうなスープは眺めているだけで、幸せな気分に。これからの季節にぴったりな、おいしい絵本です。

 

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『へんなおでん』 作/はらぺこめがね グラフィック社 本体1,200円(税別)

自分だけのおでん作っちゃおう! 『へんなおでん』

原田しんやさんと関かおりさんによる夫婦イラストユニット、はらぺこめがね。食べることが大好きで「食べ物と人」に徹底的にこだわって絵本制作をしているおふたり。これまで『すきやき』『やきそばばんばん』など、一風変わった食べ物絵本を生み出しています。そして、この『へんなおでん』もとってもユニーク! 絵本の中にはさんかく、まる、しかくのおでんの形がいっぱい。ページが三分割されていて、パラパラめくれるから、3つの形をどう組み合わせるかは、読み手の自由。いろんなおでんを想像しながら、へんな組み合わせのへんなおでんをたくさん作ってみよう!

 

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『いちご』 作・絵/新宮 晋 文化出版局 本体1,456円(税別)

40年以上もロングセラーを続ける『いちご』絵本。

彫刻家として世界的に活躍する、新宮晋さんが1975年に手がけた名作「いちご」絵本。「いちごは一口で食べられるほど小さいけれど 大きな自然から生まれました」と語りかけるように、小さな小さな「いちご」という存在を通して、命の尊さや自然の神秘を問いかけてくる、とても文学的で、哲学的な絵本です。子どもたちが出会う、はじめての「アート」絵本としても人気の高い1作。

 

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第1回:多様な生き方、暮らし方
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第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

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