DATE 2018.05.01

お悩み20:やっている仕事に意味を見いだせませんがお給料は高いです。

言葉をよく知っている、きぬこさん小学4年生、とっても明るくて元気な、ゆいこさん小学2年生、いつもニコニコ、さきこさん小学1年生の三人姉妹がお答えします!
小林エリカ おこさま人生相談室

今回、人生相談にお答えいただくおこさまは、(左から)さきこさん(7歳)、きぬこさん(10歳)、ゆいこさん(8歳)です。
きのうは学校で2分の1成人式があったそう。2分の1成人式っていってもあと十年もお母さんに育てられるんだから、意味ないしいらないよね、と口を揃える二人の姉たちと、それを横でじっと見つめる妹の三姉妹。
おばあちゃんのところには、キジトラの美人猫、カンナ(12歳)がいます。

おこさま紹介

お名前: きぬこさん

年齢: 10歳

生まれた場所: 杉並区高井戸の明日香医院

住んでいる場所: 杉並区(以下住所なので略)

好きな食べ物: ありすぎる アサリ好きだし、スパゲッティも好きだし、果物も好きだし

嫌いな食べ物: 肉のあぶら身

これまでの人生で楽しかったこと: これもたくさんありすぎる お母さんと公園で遊ぶ 鬼ごっこでお母さんが鬼になるとスリルがある アスレチックがある場所でお母さんに追いかけられると面白い

これまでの人生で哀しかったこと: あーある お父さんとお母さんが離婚したこと

得意なこと: 妄想と空想のキャラクターをつくること キャラはなめこや、網タイツのうさぎなど 「あずさちゃん」という四コママンガも描いています

苦手なこと: 算数

好きなこと: 絵を描くこと

将来の夢: 絵本作家とマンガ家

 

おこさまをよく知る人からのご紹介のことば:

きぬちゃんは本が好きということもあって、言葉をよく知っているんだなと会うたびに感動しています。「理論」とか「飲酒禁止」とか、小学生の女の子の口からなかなか聞かれない言葉ですよね。 とっても真面目なのだけど、想像力もあって、きぬちゃんの頭の中は、世界が無限に広がっている気がします。(私もその中に飛び込みたい!)

(友人の川島葵さんより)

きぬこさんが描いてくれたキャラ一覧

お名前: ゆいこさん

年齢: 8歳

生まれた場所: 世田谷

住んでいる場所: 杉並区(以下住所なので略)

好きな食べ物: メロン

嫌いな食べ物: アボカド

これまでの人生で楽しかったこと: お母さんのライブに一緒に行くこと

これまでの人生で哀しかったこと: お父さんとお母さんが離婚したこと

得意なこと: 歌に合わせてダンスをつくること いまは「ミラクルちゅーんず!」に合わせたダンスをつくっています

苦手なこと: あんまりないな

好きなこと: 怖い本を読む 「暗黒の舞台」「最後の審判」「地獄の扉」(闇月麗著)

将来の夢: アイドル

 

おこさまをよく知る人からのご紹介のことば:

ゆいちゃんはとっても明るくて元気!大好きなドラマやダンス、歌のことをたくさん教えてくれます。 その話をしているとき、とてつもないパワーを発揮して、聞いているこちらも「もっともっと知りたい!」と思えるから不思議です。 ツッコミが早く、まるで同年代の友人と話しているかのような気持ちになるのですが、辛いものが苦手と聞いて、ちょっと安心しました。また楽しいダンス教えてね!

(友人の川島葵さんより)

ゆいこさんが描いてくれたドレス

お名前: さきこさん

年齢: 7歳

生まれた場所: 世田谷

住んでいる場所: 杉並区(以下住所なので略)

好きな食べ物: いろいろありすぎてわからない

嫌いな食べ物: アボカド

これまでの人生で楽しかったこと: ありすぎてわからない

これまでの人生で哀しかったこと: お父さんとお母さんが離婚したこと

得意なこと: うんてい

苦手なこと: 鉄棒

好きなこと: なわとび

将来の夢: 獣医さん 猫とかモルモットが好き

 

おこさまをよく知る人からのご紹介のことば:

三姉妹の末っ子のさきちゃん。いつもニコニコ、お姉さんたちと過ごしている印象です。 ほっぺがぷっくりしていて、そのほっぺを見るたびに胸がきゅんきゅんするのですが、好きなものははっきりしているし、カレーもキムチも食べられるというから、子ども扱いしては怒られちゃうわと反省しております。 重なっていた本が崩れそうになっているのを見て、そっと直していたさきちゃん。とっても素敵な女の子です。

(友人の川島葵さんより)

(きぬこさん、以下K / ゆいこさん、以下Y / さきこさん、以下S)

さて、今回のおとなのお悩みは?

Q いまやっている仕事に意味を見いだせません。けれど、お給料は高いです。子どももいて、生活をまわしてゆくためにもお金が必要です。どうしたらよいでしょう。
(牛さん 45歳 東京在住)

K はい! 好きなことを仕事にするんだったら、たぶん熱中するから、それと同じくらいにお金貰えるんじゃないの?
たとえば絵本描くのが好きなんだったら、 熱中して描いたらそのぶん人気が出るんだったら、お金ももらえる。

 

──なるほど、いまやっている仕事でなく、好きな仕事を熱中してやれば、同じくらいお金を貰えるだろうということですね。

 

K 楽しくないなら、やることじゃないよね。

 

──きぬこさんは、そう思うんですね。ゆいこさんはいかがでしょう?

 

Y 他に自分が好きな仕事があったら、そのお給料が高いところもあるんじゃない?

 

──確かに、いまやっている仕事ではなく、好きな仕事でもお給料が高いところを探せばよいのですね。

 

Y そう。

 

──さきこさん、いかがでしょう?

 

S ⋯⋯。

 

──ちなみに、牛さんは、仕事に意味を見いだせないことにも悩んでいるようですね。

 

Y わかんないんだったら、それをつくればいいんじゃない?

 

K いろんなことを体験してみて、その中で好きだってことを見つければいい。

 

Y (さきこさんを見て)あんたまだひとつも答えてないでしょ。

 

S ⋯⋯。

 

──牛さんは、どうしたらいいのでしょうか。

 

Y それがほんとに嫌だったらやめるけど。嫌じゃなくて、ただ普通にやってるなら別にいいと思う。

 

──嫌じゃなければ、別にやめなくてもいいのですね。

 

Y だって、お給料は高いし、別に、嫌でやってるんじゃなかったら、それは続けていける。自分が好きなのが見つかるまで、それをやってるしか、仕方ないんじゃない?

 

K じゃあ、仕事の傍ら新しいことにチャレンジする。

 

──なるほど、仕事を続けながら、自分が意味を見いだせる仕事は何かを探すのですね。ところで、そもそも、いったいどうしたら仕事に意味を見いだせるのでしょうか?

 

K なんか自分が人のためになるようなことをしてるか。
それだったら、何のために自分は仕事をしてるのかってわかるから。

 

S ⋯⋯。

 

──牛さんは、では、これからどうしたらよいのでしょうか?

 

K じゃあ、自分が本当にどうしたいかノートに書き出してみて、その気持を自分で考えてみたら、客観的に見る手助けになる。

 

──きぬこさんは、よくそうしているのですか?

 

K いちおう日記はつけてる。

 

Y (日記をつけると)心が開く。

 

──ゆいこさんも日記をつけているんですね。さきこさんも日記をつけていますか?

 

S (首を振る)

 

きぬこさんによる処方箋画 きぬこさんのオリジナルキャラクター「なめこ」
ゆいこさんによる処方箋画 いろんなことにチャレンジして自分のすきなことをやろう!!!!
さきこさんによる処方箋画 お菓子の絵 (家へ持ち帰って制作してくれました)

牛さん、いかがでしたか?
好きな仕事を熱中してやって同じくらいお金を稼いだり、お給料が高くて好きな仕事を探すという方法もあるそうですよ。
いずれにしても、何のために自分は仕事をしてるのかが、きっとわかるとよいですね。
というわけで、今回の、おこさまからの箴言。

プリントして壁に貼っていただけるようになっています。 PDFダウンロードはこちら

それではまた来月!

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】