DATE 2021.04.02

週末プランに。家族で行きたい、新着カルチャーイベントリスト

現在開催中のものから近日開催予定のものまで。子どもと一緒に訪れてほしいおすすめのイベント情報を毎週厳選してご紹介!

子どもの感性を育むアートやカルチャーイベントは積極的に訪れたいもの。そこで毎週Fasu編集部よりおすすめのイベント情報をお届け。今週は、昨年の開催から延期になっていた注目展や参加型のアートイベント、名建築家の作品を堪能できる展覧会などをご紹介。 混雑緩和のため、日時指定制のイベントも多いので、ぜひお早めにチェックを。

01.特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」

国宝 鳥獣戯画 甲巻(部分) 平安時代 12世紀 京都・高山寺 通期
国宝 鳥獣戯画 甲巻(部分) 平安時代 12世紀 京都・高山寺 通期

コロナ禍による開催延期を経て、「東京国立博物館 平成館」で4月13日(土)より開催されるのが、特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」。展覧会史上初めて甲・乙・丙・丁の全場面が一挙に公開されるほか、国宝「鳥獣戯画」が伝わる京都の高山寺より、重要文化財「明恵上人坐像(みょうえしょうにんざぞう)」をはじめとする、高山寺選りすぐりの名宝も登場し、見どころ満載!

02.デザインで あそぶ まなぶ つながる コドモチョウナイカイ

Photo: ひらのまゆみ
Photo: ひらのまゆみ

子どもたちがデザインチームを組み、街や街の人たちを元気にする「おまつり」をつくりあげる人気のワークショップ・プログラム「デザインで あそぶ まなぶ つながる コドモチョウナイカイ」が4月3日(土)より「金沢21世紀美術館」でスタート! まずは今週末開催される、オープニングワークショップ「みんなでつくろう!デザインの森」をぜひチェック。

03.「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド—建築・デザインの神話」

アルヴァ・アアルト、41 アームチェア パイミオ、1932年デザイン Photo: Tiina Ekosaari Alvar Aalto Foundation
アルヴァ・アアルト、41 アームチェア パイミオ、1932年デザイン Photo: Tiina Ekosaari Alvar Aalto Foundation

世田谷美術館で開催中の「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド—建築・デザインの神話」展は、名建築家・アルヴァ・アアルトの妻、アイノ・アアルトに焦点を当てた国内初の大規模な展覧会。貴重な写真や図版、プロダクトや模型など約200点の展示とともに、アイノとアルヴァが二人で築き上げた“豊かな暮らし”の本質に触れられる貴重な機会。

04.「アニメージュとジブリ展 」一冊の雑誌からジブリは始まった

© 1984 Studio Ghibli・ H
© 1984 Studio Ghibli・ H

「松屋銀座」で4月15日(木)より開催されるのは、ジブリファン必見の展覧会『「アニメージュとジブリ展」一冊の雑誌からジブリ始まった』。 初公開となる『風の谷のナウシカ』のセル画や貴重な資料など約 200 点以上の展示のほか、展覧会オリジナルグッズも約150点登場!

05.「イサム・ノグチ 発見の道」

イサム・ノグチ 《プレイスカルプチュア》
1965-80年頃、鋼鉄、イサム・ノグチ財団・庭園美術館(ニューヨーク)での展示風景。本展では新規制作して展示(茨城放送蔵)。
Photo:Nicholas Knight
©2021 The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum/ARS, NY/JASPAR, Tokyo E3713
イサム・ノグチ 《プレイスカルプチュア》
1965-80年頃、鋼鉄、イサム・ノグチ財団・庭園美術館(ニューヨーク)での展示風景。本展では新規制作して展示(茨城放送蔵)。
Photo:Nicholas Knight
©2021 The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum/ARS, NY/JASPAR, Tokyo E3713

「東京都美術館」で4月24日(土)より開催される「イサム・ノグチ 発見の道」は、彫刻、舞台芸術、家具、ランドスケープデザインなど様々な分野で作品を手がけたイサム・ノグチの真髄に迫る展覧会。光の彫刻「あかり」を150灯も用いたインスタレーションや遊具彫刻など体験型展示で子どもと一緒にかつてない“ノグチ空間”を堪能!

※開催の状況はお出かけ前にご確認ください。

※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!

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第1回:多様な生き方、暮らし方
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第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

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