DATE 2019.06.10

家族で楽しめる!子連れウェルカムな音楽フェス2019

キッズスペースや授乳室の完備などにより、家族で楽しめる音楽フェスが増えています。そこで初心者におすすめの都市型から、本格的なアウトドアが味わえるキャンプ型まで、夏〜初秋開催の子連れOKなフェスをご紹介。家族参加で気をつけたい心得をまとめたガイドもチェックして。
〈New Acoustic Camp 2019〉(群馬・水上高原リゾート200)

家族で楽しむフェスガイド(1)都市型?キャンプ型?種類をチェック

音楽フェスは大きく、都心からのアクセスが良く駅近の「都市型」と、地方のキャンプ場などを用いて開催される「キャンプ型」の2つに分けることができます。親子で初めてのフェス参加の場合は、気軽に訪れることができ、会場内や付近に屋内施設のある「都市型」がおすすめ。一方、「子どもに自然を味あわせたい」という考えであれば「キャンプ型」を選択して。どちらにせよ、親が慣れている会場や環境で過ごす方がベターです。

家族で楽しむフェスガイド(2)急な体調不良に備えて避難場所を確保

さまざまな音楽に触れ、屋台の食事をとり、大音量の空間で大勢の人と一緒に1日を過ごす……。子どもにとってフェスは、大冒険の場。はしゃぎすぎや天候の変化などで、急な体調不良に見舞われることもあるでしょう。「都市型」なら屋内施設の座席やベンチ、「キャンプ型」ならテントなど、子どもが疲れた時にすぐに休めるスポットを確保して。子どもの体調を優先しながら行動しましょう。

家族で楽しむフェスガイド(3)トイレ事情をチェック

子連れのフェス参加で頭を悩ませるのが、「トイレ問題」。会場によっては数が少ない、和式がメインといった所もあるのでまずはトイレ事情を調べて。急に「トレイに行きたい」と言われた時に困らないよう、会場内のトイレの場所や数を把握しておくのが◎。トイレ環境が不安の場合は、折り畳み式の簡易トイレを持参したり事前に和式トイレの練習をするなど対応を。

■アクセス良好!初心者におすすめの都市型

01. 〈サマーソニック2019 東京〉(千葉・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ)

大人気のキッズエリアが今年も登場

今年20周年を迎える〈サマーソニック(SUMMER SONIC)〉は、都心からのアクセスが良い千葉の幕張を舞台に、洋邦のトップアーティストが集う老舗の音楽フェス。屋外だけでなく屋内会場の〈幕張メッセ〉があるので、天候に左右されず1日を楽しむことができます。親子エリアが設置されたステージがあるほか、キッズエリアも毎年登場し、サーカスなどのアトラクションや子ども向けのディスコイベントを実施。親子で食事ができる休憩スペース、授乳室、おむつ交換所も完備し、キッズフレンドリーな環境を提供します。家族で潮風を感じにビーチステージで過ごしたり、涼しくなる夕方以降はスタジアムのスタンド席から楽しむのもおすすめ!

 

アクセス:★★★★★

キッズスペースの充実:★★★★☆

アウトドア度:★★★☆☆

トイレの使いやすさ:★★★★★

〈サマーソニック2019 東京〉(千葉・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ)
〈サマーソニック2019 東京〉(千葉・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ)
住所:〒261-0022 千葉県千葉市美浜区美浜1
開催日:2019年8月16日(金)〜18日(日)
開催時間:9:00開場 11:00〜
料金:1DAY チケット15,000円 プラチナチケット25,000円 3DAY チケット39,000円 小学生以下無料(保護者1名につき児童1名のみ無料、2名以降は当日KIDSチケット(3,500円)を購入)
※プラチナチケットは、1DAYチケットにプラチナ特典(専用ヴューイングエリア、専用ラウンジ、専用クローク、グッズ売り場ファストレーン、ウェルカムドリンク)が付いたチケット
屋内施設:有り
キッズスペース:有り
授乳室&おむつ交換スペース:有り
トイレの種類:洋式
公式サイト: http://www.summersonic.com/2019/

02. 〈夏びらき MUSIC FESTIVAL 2019〉(東京・アリーナ立川立飛)

屋内&クリーンな会場で子連れでも安心

東京・沖縄・大阪・福岡の4都市を舞台に都心近郊の好立地で、心地よいグルーヴからダイナミックなサウンドまで、個性豊かなジャンルの音楽を楽しめる〈夏びらき MUSIC FESTIVAL〉。今年の東京開催では、これまで実施してきた埼玉・航空公園から初めて東京・アリーナ立川立飛へ会場を移し、3ステージ×3日間、合計60組のアーティストが出演する豪華な公演をお届けします。会場が屋内施設なので子どもの体への負担も少なく、クリーンなトイレ、授乳室、おむつ交換台も完備。さらに「キッズ&ファミリー&ワークショップエリア」を用意するなど、家族で飽きることなく過ごすことができます。12歳以下は無料で入場できるので、まずは気軽に訪れてみて。

 

アクセス:★★★★★

キッズスペースの充実:★★★★☆

アウトドア度:★☆☆☆☆

トイレの使いやすさ:★★★★★

〈夏びらき MUSIC FESTIVAL 2019〉(東京・アリーナ立川立飛)
※過去開催の写真です、今年は屋内施設での開催です
〈夏びらき MUSIC FESTIVAL 2019〉(東京・アリーナ立川立飛)
住所:〒190-0015 東京都立川市泉町500-4
TEL:0570-550-799(キョードー東京)
開催日:2019年7月13日(土)〜15日(月・祝)
開催時間:10:00〜
料金:1日券(1Fスタンディング)6,500円 1日券 (2F指定席)7,500円 3日通し券(1Fスタンディング)19,000円 3日通し券(2F指定席)21,000円 12歳以下無料 ※チケットは入場時にドリンク代600円が別途必要
屋内施設:有り(屋内開催)
キッズスペース:有り
授乳室&おむつ交換スペース:有り
トイレの種類:洋式
公式サイト:http://www.natsu-biraki.com/tachikawa/

03. 〈Local Green Festival’19〉(神奈川・横浜赤レンガ地区野外特設会場)

横浜の海風に吹かれながらグリーンと音楽を満喫

「街を綺麗にすると海も山も綺麗になる」をスローガンに掲げる、〈ローカル グリーン フェスティバル(Local Green Festival)〉。都内からほど近い〈横浜赤レンガ〉の野外特設会場を舞台に、4ステージのライブとボタニカルショップが集まった日本最大級のグリーンマーケットを展開します。芝生エリアがあるので親子でゆったりとライブを鑑賞したり、マーケットエリアでお買い物を楽しんでも◎。子どもに人気の楽曲をパフォーマンスする「KIDS DISCO」の時間も必見です。会場は屋外なものの、すぐに移動できて涼が取れ、授乳室やおむつ台のある〈横浜赤レンガ倉庫〉が近くにあるので小さいお子さん連れでも安心。

 

アクセス:★★★★★

キッズスペースの充実:★★★☆☆

アウトドア度:★★★★☆

トイレの使いやすさ:★★★★☆

〈Local Green Festival’19〉(神奈川・横浜赤レンガ地区野外特設会場)
〈Local Green Festival’19〉(神奈川・横浜赤レンガ地区野外特設会場)
住所:〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1-1
TEL:03-6692-0939
開催日:2019年8月31日(土)、 9月1日(日)
開催時間:11:00開場 12:00〜21:00
料金:1日券8,800円  2日券 13,800円 小学生以下無料(保護者の同伴必須)
屋内施設:無し
キッズスペース:無し(KIDS DISCOの公演有り)
授乳室&おむつ交換スペース:有り(横浜赤レンガ倉庫施設内)
トイレの種類:洋式(施設内の常設トイレ、仮設トイレ)
公式サイト:https://localgreen.jp/

04. 〈OCEAN PEOPLES’19〉(東京・代々木公園 イベント広場)

環境問題について考えるサスティナブルなフェス

〈オーシャン ピープルズ(OCEAN PEOPLES)〉は、渋谷のシンボルスポット代々木公園で開催される、都心からのアクセス抜群の野外フェス。食や音楽、スポーツなど文化的魅力がありながら、近年ではゴミや海面上昇といった深刻な問題を抱えている「海」をテーマに、「海を楽しみ、海を感じ、海とつながるきっかけ」作りを目指すフェスティバルとなっています。会場では豪華アーティストのライブパフォーマンスを無料で楽しめるほか、ビーチショップやビーチフードを集めたマーケットも登場。カスタムビーチサンダル作りなど、お子さんも一緒に楽しめるワークショップも開催します。親子で環境保護について考えるキッカケの場としても最適です。

 

アクセス:★★★★★

キッズスペースの充実:★★★☆☆

アウトドア度:★★★★☆

トイレの使いやすさ:★★★☆☆

〈OCEAN PEOPLES’19〉(東京・代々木公園 イベント広場)
〈OCEAN PEOPLES’19〉(東京・代々木公園 イベント広場)
住所:〒150-0041 東京都渋谷区神南2-3
開催日:2019年7月13日(土)、 14日(日)
開催時間:11:00開場 12:00〜20:00
料金:入場無料
屋内施設:無し
キッズスペース:無し(子どもも楽しめるワークショップあり)
授乳室&おむつ交換スペース:有り(代々木公園サービスセンター内)
トイレの種類:和式・洋式(代々木公園の公共トイレ)
公式サイト:https://oceanpeoples.com/

■家族の絆が深まる本格的なキャンプフェス

05. 〈FUJI ROCK FESTIVAL’19〉(新潟・苗場スキー場)

充実のキッズエリアで子どもたちをおもてなし

〈フジロック フェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)〉は、国内外の多彩なジャンルのアーティスト200組以上が出演し、音楽通が集う日本最大級の野外フェス。子どもの参加もウェルカムで、会場内の「キッズランド」ではメリーゴーランドやペイント、楽器づくり、布芝居、森の音楽会、焚き火、駄菓子屋など、充実の内容で子どもたちを楽しませます。また、スタッフが手作りした遊具が点在する「森のプレイパーク」も注目。丸太の遊具や森のステージを眺めることができるベンチなど、自然を感じながら楽しく過ごせるスポットになっています。会場は野外がメインのため、子連れの場合はテントがあると安心。宿泊する場合は子どもの年齢を考慮して、テント泊かホテル、民宿でのステイにするかを検討してみて。

 

アクセス:★★★★☆

キッズスペースの充実:★★★★★

アウトドア度:★★★★★

トイレの使いやすさ:★★★★☆

〈FUJI ROCK FESTIVAL’19〉(新潟・苗場スキー場)
Ⓒ 宇宙大使☆スター
〈FUJI ROCK FESTIVAL’19〉(新潟・苗場スキー場)
Ⓒ 宇宙大使☆スター

住所:〒949-6212 新潟県南魚沼郡湯沢町三国202
開催日:2019年7月26日(金)〜28日(日)
開催時間:開場:9:00 11:00〜
料金:1日券20,000円 2日券36,000円 3日通し券45,000円 中学生以下無料(保護者の同伴必須)
屋内施設:無し(テントエリア、一部の飲食屋台エリアのみ屋根あり)
キッズスペース:有り
授乳室&おむつ交換スペース:有り
トイレの種類:和式・洋式(仮設トイレ)
公式サイト:https://www.fujirockfestival.com
フジロック公式子連れガイド:https://frf-en.jp/fujirock-for-family

06. 〈New Acoustic Camp 2019〉(群馬・水上高原リゾート200)

親子で自然を遊び尽くすキャンプフェス

今年で10年目を迎える〈ニュー アコースティック キャンプ(New Acoustic Camp)〉は、芝の絨毯と白樺の木々が広がる爽やかな会場で、優しい音色のアコースティックライブと本格的なキャンプを味わえる、ピースフルなフェス。発足当初より子どもの受け入れを大切にしており、おもちゃやお絵かきが楽しめる「BABY&KIDSブース」や、「おさんぽワークショック」「キャンドルホルダー作り」「木登り体験」といった子ども向けのワークショップを用意しています。昼下がりには芝生を裸足で走り寝転んだり、夜にはフォークダンスやキャンドルナイトを楽しむなど、朝から晩まで家族で感動や興奮を共有する時間は、かけがえのない思い出になるはず。

 

アクセス:★★★☆☆

キッズスペースの充実:★★★★☆

アウトドア度:★★★★★

トイレの使いやすさ:★★★★☆

〈New Acoustic Camp 2019〉(群馬・水上高原リゾート200)
〈New Acoustic Camp 2019〉(群馬・水上高原リゾート200)
住所:〒379-1721 群馬県利根郡みなかみ町藤原6152-1
TEL:03-5575-5170(Zeppライブ)
開催日:2019年9月14日(土)、15日(日)
開催時間:14日(土)8:00開場 11:00〜 15日(日)8:00開場 8:30〜
料金:2日通し券17,000円 14日入場券10,000円 15日入場券9,000円  小学生以下無料(保護者の同伴必須)
屋内施設:無し
キッズスペース:有り
授乳室&おむつ交換スペース:有り
トイレの種類:和式・洋式(仮設トイレ・約120基、会場の常設トイレ)
公式サイト:http://newacousticcamp.com/

07. 〈It’s a beautiful day Camp in 朝霧JAM 2019〉(静岡・朝霧アリーナ ふもとっぱら)

子どもに人気のアーティストが毎年登場

富士山麓の緑豊かな朝霧高原で、キャンプをしながら音楽を堪能できる〈朝霧JAM〉。メインステージではラジオ体操やファミリー向けの公演があり、過去にはケロポンズやムジカ・ピッコリーノ、DJみそしるとMCごはんなど、子どもに人気のアーティストが登場したことも。さらに読み聞かせやワークショップなどを行うテントや、地元の保育者がボランティアで手づくりした「KIDS LAND」も設置しています。子連れでキャンプ宿をする場合は、〈ふもとっぱら〉のオートキャンプ場を利用するのが身軽に行動できておすすめ。目の前に広がる富士山の絶景や、富士宮焼きそば、ぐるぐるウインナーといったご当地グルメも堪能して。

 

アクセス:★★★☆☆

キッズスペースの充実:★★★★★

アウトドア度:★★★★★

トイレの使いやすさ:★★★★☆

〈It's a beautiful day Camp in 朝霧JAM 2019〉(静岡・朝霧アリーナ ふもとっぱら)
Ⓒ 宇宙大使☆スター
〈It's a beautiful day Camp in 朝霧JAM 2019〉(静岡・朝霧アリーナ ふもとっぱら)
Ⓒ 宇宙大使☆スター

住所:〒418-0109静岡県富士宮市朝霧高原
開催日:2019年10月12日(土)、13日(日)
開催時間:詳細は後日公式サイトで発表
料金:詳細は後日公式サイトで発表 ※小学生以下無料(保護者の同伴必須)
屋内施設:無し(子ども向けイベントを行うテントのみ)
キッズスペース:有り
授乳室&おむつ交換スペース:有り
トイレの種類:和式・洋式(常設水洗および仮設トイレ・約250基)
公式サイト:https://asagirijam.jp

■観光気分が味わえる離島開催もチェック!

8. 〈shima fes SETOUCHI 2019 ~百年つづく、海の上の音楽祭。~〉(香川・小豆島 ふるさと村)

島観光を楽しみながら音楽フェスに参加!

小豆島や直島といった島々を舞台に開催する〈島フェス(shima fes SETOUCHI~百年つづく、海の上の音楽祭。~)〉。瀬戸内海に面する1府11県4海峡(四国四県・福岡・大分・山口・広島・岡山・兵庫・大阪・和歌山)を「SETOUCHI」と独自に定義し、そこに縁のある音楽・食・文化を一挙に楽しめる“海の上の音楽祭”として注目を集めています。メインステージは屋根付きの芝生広場なので、日陰で海風と波音を感じながらライブ鑑賞が可能。ステージサイドにはプールも備え付けられています。フェスの合間にワークショップやシーカヤックなどのアクティビティを楽しんだり、家族で島の散策をしても◎。海を見おろせるキャンプサイトやアットホームな民宿もあるので、夏休みの家族旅行として訪れてみては?

 

アクセス:★★★☆☆

キッズスペースの充実:★★★☆☆

アウトドア度:★★★★★

トイレの使いやすさ:★★★★★

〈shima fes SETOUCHI 2019 ~百年つづく、海の上の音楽祭。~〉(香川・小豆島 ふるさと村)
〈shima fes SETOUCHI 2019 ~百年つづく、海の上の音楽祭。~〉(香川・小豆島 ふるさと村)
住所:〒761-4304 香川県小豆郡小豆島町室生2084-1
問い合わせ:info@shimafes.jp
開催日:2019年9月14日(土)、15日(日)
開催時間:10:00開場 10:30〜
料金:詳細は後日公式サイトで発表 ※小学生以下無料(保護者の同伴必須)
屋内施設:無し(屋根付きの広場での開催)
キッズスペース:無し(子どもも楽しめるワークショップやアクティビティ有り)
授乳室&おむつ交換スペース:有り
トイレの種類:和式・洋式(会場常設トイレ)
公式サイト:http://shimafes.jp/

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】