子どもがいる家庭は備えておきたい最新“おしゃれ”防災グッズ9選
1. 〈杉田エース〉の「防災セット MINIM+AID ミニメイド」
〈nendo〉が手がけるスタイリッシュな防災セット
佐藤オオキ率いるデザインオフィス〈nendo〉が手がける防災セット「MINIM+AID(ミニメイド)」は、2016年の発売以来、従来の防災グッズとは一線を画すスタイリッシュなデザインが話題に。災害発生から避難所へ行くまでに使うものを最低限まで絞り込んだ防災セットで、約6センチの樹脂製の筒に、避難時に必要なランタン(光)、眼鏡や常備薬を収納するケース、手動式の充電器にもなるラジオ、防寒対策はもちろん、ケースがコップとしても使えるポンチョの4パーツが収められています。さらに蓋の裏には、ホイッスルも有り。スリムなので持ち運びがしやすく、傘立てに立てたりコートハンガーに掛けるなど、玄関周りに常備しておくのがおすすめ。
〈おすすめポイント〉
・置くスペースを取らないスリムでスタイリッシュなデザイン
・「シルバー×ブラック」「ホワイト×アイボリー」「ブラック×グレー」の3色展開で部屋にマッチするものが必ず見つかる
2. 〈ザ・セカンド・エイド〉の「CAR EMERGENCY BOX」
マイカーがある人は車内防災対策にも注目
仙台を拠点とする専門商社〈高進商事〉が手がける、防災グッズシリーズ「ザ・セカンド・エイド(THE SECOND AID)」から車載用防災セット「CAR EMERGENCY BOX」をピックアップ。開発者が豪雪で車内に閉じ込められた経験から誕生したこのボックスは、グローブボックスやドアポケットに入るコンパクト設計で、いざという時すぐに取り出すことが可能。中には緊急時に役立つマニュアルブックや、体温保持に役立つアイテム、トイレや気分が悪いときに使用できるグッズが入っています。大地震では車で被災する人も多く、それ以外にも大雪や大雨による車の立ち往生など、1年を通して車のトラブルは多出しています。自宅だけでなく車内防災対策にもしっかり目を向けて。
〈おすすめポイント〉
・災害時だけでなく、旅行中のドライブ渋滞などにも役立つ非常時グッズ
・“緊急”のイメージを呼び起こす黒×黄のカラーリングで仕上げたクールなデザイン
3. 〈マフス〉の「+ 住宅用消火器」
インテリアとしてもおしゃれな消火器が登場
「防災をライフスタイルに。」をコンセプトに、防災機器の製造・販売で120年以上の歴史と実績をもつ〈モリタ宮田工業〉が立ち上げた、生活者向けの防災ライフスタイルブランド〈マフス(+maffs)〉。住宅用消火器の普及率は約4割で、そのうち使用期限の超過などを除き、適切に備えられているものは約2割強と言われています。そんな状況を打破すべく、継続的・能動的に自宅できちんと備えてもらうことを目標に開発されたのが、この「+ 住宅用消火器」。マット×モノトーン調のシンプルなデザインにすることで、どんな住空間にも溶け込み、見える所に置ける(=いざという時すぐに消火活動ができる)工夫がなされています。思わず飾りたくなるおしゃれな消火器としてチェックして。
〈おすすめポイント〉
・従来の消火器のイメージを一新するモダンなルックス
・中の消火薬剤はお酢の成分と食品原料から作られた安全な中性薬剤で液体なので、使用後の後片付けも簡単
4. 〈杉田エース〉の「簡易トイレ minimLET ミニムレット」
身の回りのものを流用できるミニマルな簡易トイレ
〈杉田エース〉と〈nendo〉の共同開発第4弾として2018年に登場した、簡易トイレ「minimLET(ミニムレット)」。便座、ポリエステル製テント、アルミ製パイプ、ポケットティッシュ、ウェットティッシュ、ゴミ袋、凝固剤の7アイテムを一つのバッグに収納した簡易トイレは、日用品を「流用」することでトイレになる画期的なアイテム。スチール缶や2Lサイズのペットボトルなどを便座の脚代わりに、ビニール傘はテント組み立て時の骨組みに流用することが可能です。さらに各パーツは、便座=細かいパーツを収納する容器、バッグ=約15Lの生活用水が運搬できるバケツ、アルミ製のパイプ=テントの補助用支柱・便座用脚など、役割を「兼任」させることで最大限に活用することも!
〈おすすめポイント〉
・スリムなバッグに全て収納できるので場所を取る心配なし
・各パーツに複数の機能を「兼任」させることでさまざまな用途で活用できる
5. 〈コールマン〉の「クアッドマルチパネルランタン」
災害時に複数人で灯りをシェア!
1901年に米・カンザス州でランプのレンタル業からスタートした〈コールマン〉は、今では世界中でアウトドア製品を製造・販売するトップメーカー。キャンプを始めとするさまざまなアクティビティ活動も行なっており、野外を快適に過ごす知恵に長けた、アウトドア業界のパイオニア的存在です。そんな〈コールマン〉の「クアッドマルチパネルランタン」は、4つの発光パネルを取り外しできる優れもの。キャンプはもちろん、停電などの災害時に複数人で灯りをシェアすることができます。最長約20時間点灯できるタフさも魅力。USBポートが付いているので携帯の充電も可能!
〈おすすめポイント〉
・パネルを4つ取り外せるので複数人で灯りをシェアできる
・3段階の光量調整ができ最長約20時間点灯できるので、長時間の停電も安心
6. 〈エッフェ〉の「Alphabet」
メガネの素材で作られたキュートなホイッスル
メガネの国内生産No.1を誇る福井県鯖江市の防災課からの依頼で誕生した、ホイッスル〈エッフェ(effe)〉シリーズは、飴細工のように透明感ある発色が魅力のメガネの素材「アセテート」を使用しているのが特徴。いざという時すぐに使用できるよう、ネックレス型など普段使いしやすいデザインのホイッスルを展開しています。シリーズの中でFasuイチオシなのが、イニシャルで選べるよう26文字で作られた「Alphabet」。キーリング、バッグチャーム、イヤホンジャックの3種類を用意し、モノトーンカラーなので性別や年代を問わず愛用できるアイテムとなっています。家族お揃いでそれぞれのイニシャルを持ち歩いてもグッド!
〈おすすめポイント〉
・透明感あふれる発色が魅力の伊〈マツケリ(Mazzucchelli)〉社の植物性樹脂セルロースアセテートを使用
・高音域かつ人の耳に聞こえやすい4khzの音を中心に、救助犬が聞こえる16Khz以上の音を採用
7. 〈potayu(ぽたーゆ)〉の「potayu corn (ぽたーゆ コーン)」etc.
野菜の美味しさを堪能!無添加調理で作られた玄米粥
製造過程で食品添加物を使用しない、“無添加調理”の商品を手がける〈石井食品株式会社〉の〈potayu(ぽたーゆ)〉は、熊本地震の被災者からヒアリングした声を元に誕生した玄米粥。非常時だけでなく“日常の食事”としても楽しめる商品を目指し、食事を通して心休まるひと時を届けています。熊本産の玄米とポタージュ状になった野菜をたっぷり使ったこのお粥は、とうもろこし・パンプキン・トマトの3種を展開。見た目にも色鮮やかで、素材本来の甘みや酸味を生かした優しい味わいや、さまざまな食感が楽しめる逸品です。災害時こそ家族の健康を守りたいと願うパパママはぜひ常備して。
〈おすすめポイント〉
・熊本産玄米×色鮮やかな野菜で健康的な食事を摂れる
・非常時だけでなく、日常の少し疲れたときや軽食にも最適
8. 〈萬有栄養株式会社〉の「ヒジョウショクER9食入」
1個食べるだけで十分なエネルギーを簡単に補給
創業70年を超える〈萬有栄養株式会社〉は、災害時に常備しておきたい保存食や、安心素材を用いた化学調味料無添加スープなどを手がける、栄養食の老舗メーカー。蛋白質・糖質・脂質などのエネルギー源を中心に配合したビスケットバー「ER(イーアール)」は、航空機や船舶でも使用された実績を持つ栄養価の高い非常食。カロリー量に対してコンパクトな設計を実現し、ビスケットバー1個でハンバーガー約1個分のカロリーを摂取することが可能です。また、部屋に置いておきたくなるおしゃれなパッケージなので、身近な場所に備えてすぐに取り出すことも。各食小包装&真空パックされているので衛生面も安心!
〈おすすめポイント〉
・災害時でもホッと笑顔が緩む可愛らしいパッケージ
・被災地で体調が優れない時も手軽にエネルギー摂取ができる
9. 〈クロビスベビー〉の「ステリボトル(5個入)」
乳幼児がいる家庭必見の使い捨て哺乳瓶
世界中で愛用されている、イギリス発の使い捨て哺乳瓶「ステリボトル」。厳しい管理下で生産された安心・安全の1回使い切り哺乳瓶は、洗浄や消毒が不要なので開封後すぐに使用できる手軽さが魅力。開封時は、指がボトル内部や乳首、乳首内部に触れずに、清潔なまま取り出せるようになっています。1個あたりの重さが29gと軽量なので、災害時だけでなく普段のお出かけにも役立つこと間違いなし。人体に影響があると言われるBPAやフタル酸素材を使わず、げっぷ対策として乳首フード部分に余計な空気を吸い込まない工夫がされているなど、赤ちゃん想いの仕様も◎。液体ミルクとセットで常備して、より手軽に授乳に対応して。
〈おすすめポイント〉
・普段の外出から突然の災害時まで役立つ、万能な使い捨て哺乳瓶
・災害時はストレスから母乳がストップすることもあるので、母乳育児中のママもマストハブ