DATE 2021.06.07

6/8〜開催!ショートショート フィルムフェスティバル & アジア キッズプログラムが、Fasuファミリーにおすすめな4つの理由

今年で23周年を迎える、米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA) 2021」。Fasuファミリーが注目したいのはもちろんキッズプログラム。小さな子でも楽しめる映画の世界をご紹介

【SPECIAL FEATURE】子どもと映画の今とこれから

観たいものを観たいだけ楽しめてしまう今どきの子どもたちのコンテンツ環境。これから子どもたちにとっての本当に幸せなコンテンツ体験とはなにかを考える。開催中のショートショートフィルム映画祭とのスペシャルコラボコンテンツも!

映画館に行けない今、オンラインで世界のショートフィルムを体験

「映画に出てきたあのおやつ、おいしそう!」

 

「自分の住んでる町とは違う風景。あの場所に行ってみたい」

 

「主人公のように空が飛べたら……」

 

映画は子どもにとって、新しい世界やカルチャーを知る貴重なタッチポイント。

映画館に行くのもままならないこの時期ではあるけれど、映画の良さ、素晴らしさを体験してほしい。そんなファミリーに、紹介したいのが、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021(SSFF & ASIA 2021)」内で展開される「キッズプログラム」だ。

今年で23回目を迎える国際短編映画祭は、世界の120以上の国と地域から約6000本ものショートフィルムが集まる、米国アカデミー賞公認、アジア最大の国際短編映画祭である。

 

6月11日〜21日の本開催に先駆けて、6月8日より映画祭オンライン会場で配信開始されるこの「キッズプログラム」では、制作国やテーマにフォーカスを当て、映画祭が選定したショートフィルムが上映される。

世界中から集まった子ども向けのハイクオリティなショートフィルムを楽しめる貴重な機会にその魅力をご紹介しよう。

1. 外国のカルチャーを知ることができる

台湾の作家による作品『虹色のカラス』。美しい色彩と示唆に富むストーリー展開で大人も見入ってしまう内容。
台湾の作家による作品『虹色のカラス』。美しい色彩と示唆に富むストーリー展開で大人も見入ってしまう内容。

作品で描かれている街並みや、色使いやキャラクターの表情など、自分の周りにはないものに触れることができるのが映画の素晴らしさ。

SSFF  &  ASIAのキッズプログラムはノンダイアローグ(台詞無し)の作品が中心かつ、たとえセリフがあっても、ストーリー展開には支障のない程度で、言葉がわからなくてもOK。

今年はアメリカ、フランス、台湾…と、合作も含め7カ国9作品で、日本からも2人のクリエイターの作品がラインナップされており、さまざまなカルチャーに触れることができるだろう。

2. 10分程度の作品なので小さい子どももOK

どの作品も10分前後と短尺なので、小さい子どもでも飽きずに観ることができる。

カラフルで可愛らしいアニメーションと軽快な音楽が織りなす作品群は言葉がわからない年齢の子どもでさえも引きつける魅力がある。

映画を観る際の一番のハードルである時間の問題も全くないのが嬉しい。

 

リングリングカレッジ アート&デザインの学生3人が卒業制作で作った作品『村のヒーロー』。日本を舞台に柴犬が主人公のファンタジックな内容。
リングリングカレッジ アート&デザインの学生3人が卒業制作で作った作品『村のヒーロー』。日本を舞台に柴犬が主人公のファンタジックな内容。
日本の映像作家で現在スロバキアとスウェーデンを拠点とする、古国府薫の作品『みんなのぼうけん』。宇宙に浮かぶ「旅するサーカス団」のメンバーが、不思議であやしい世界を旅する物語。子どもたちとアーティストによってリモートで制作されているハイブリッドな作品。

日本の映像作家で現在スロバキアとスウェーデンを拠点とする、古国府薫の作品『みんなのぼうけん』。宇宙に浮かぶ「旅するサーカス団」のメンバーが、不思議であやしい世界を旅する物語。子どもたちとアーティストによってリモートで制作されているハイブリッドな作品。

3.多様な価値観や社会課題に触れることができる

社会の「今」を切り取り、作品にすることも映画のあり方のひとつ。

今年はダイバーシティや環境など社会問題をテーマに扱ったものや、全てスマートフォンで撮影されていたり、リモートでの制作に挑戦していたりと、世相が反映された作品が多く集まっている。

小学生くらいの子とは、そうしたテーマについて話しながら観るのもいいだろう。

チェコ・プラハ生まれ、ブルガリア育ちでドイツでアニメーションを学んだMilen Vitanovによる『かわいいミショウ』。奇妙な新しい生き物との出会いにより、4匹のホッキョクウサギの生活が大きく変わる。環境問題も背景に置かれた作品。
チェコ・プラハ生まれ、ブルガリア育ちでドイツでアニメーションを学んだMilen Vitanovによる『かわいいミショウ』。奇妙な新しい生き物との出会いにより、4匹のホッキョクウサギの生活が大きく変わる。環境問題も背景に置かれた作品。
フランスのステューデントチームによるアニメーション『逃げろ!』。キューバを舞台にしたカラフルで楽しい作品。
フランスのステューデントチームによるアニメーション『逃げろ!』。キューバを舞台にしたカラフルで楽しい作品。

4.世界レベルの映像を体験できる

ハイクオリティな3G、繊細な描写のアニメーションなど多彩で上質な作品が揃うキッズプログラム。

子ども向けだからこそ可能なファンタジックな世界観や、自由な発想は子どもだけでなく大人にとってもクリエイティブな感性を刺激されるのではないだろうか。

世界中の気鋭の作家が集まることもあり、今後期待できる才能を見つけ出す楽しみも。

ショートショート フィルムフェスティバル  &  アジア  2021 (SSFF & ASIA 2021) キッズプログラム
上映スケジュール:2021年6月8日(火)~2021年6月21日(月)
掲載ページ:https://shortshorts.org/2021/ja/kids/
料金:無料

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】