【GAME1】必要なのは集中力。5歳から大人までハラハラドキドキのバランスゲーム
【特集】MADE IN GERMANY で過ごす、家族のゲーム時間
車にインテリアに知育玩具…、Fasuファミリーにも馴染み深いMADE IN GERMANY。実はアナログゲームもハイレベルって知ってましたか?家族で過ごすゲーム時間を楽しむドイツで生まれた、知性も感性も刺激する選りすぐりのカード&ボードゲームを一挙紹介
カードを重ねて、家族で1メートル越えのビルを作ろう
「HABA」 キャプテン・リノ
アナログゲームならドイツ、の理由
コロナ禍でおうち時間が増えたことにより、子どもたちがスマホやテレビなどのデジタルゲームに触れる機会も必然的に増えている。けれど、視力の低下や親子のコミュニケーション不足など親としては心配もつきもの。
家族団欒の時間を大切にするドイツでは、普段から当たり前のように家族でアナログゲームを楽しむ習慣が根付いているという。カードゲームにボードゲームと、その種類も多種多様。さらに誰もが理解できるシンプルなルール設計ながら、プレイヤーの考える力や発想力、忍耐力などを鍛えてくれる、趣向を凝らしたものが多いのも特徴だ。
ロングセラーのカードゲーム
そんなアナログゲーム大国であるドイツで長年多くのファミリーに親しまれているのが、トランプサイズのカードを積み上げビルを建てていく「キャプテン・リノ」。
ちょっとした力加減で勝敗が左右されるバランスゲームは、スリルを味わえるだけでなく指先知育としても最適。こちらは紙製なのでカード自体が軽く、高くなればなるほど難易度もアップ。1階高くなるごとにハラハラドキドキ、ビルが崩れてしまった瞬間の盛り上がりは最高潮に。順調にいけば子どもの身長とほぼ変わらない1メートル越えの高層ビルが完成するので、家族のチームワークも試されそうだ。
このゲーム、実は日本でも絶大な人気を誇り、HABA社の協力のもと日本で制作した3倍サイズの巨大版も展開されている。大きなタワーを積み上げる様子は、写真映えもバッチリ。家族や友人を招いたパーティシーンでムードを盛り上げたい時に遊んでみてはいかがだろうか。
■対象年齢:5歳〜
■人数:2〜5人
■1回にかかる時間:約10〜15分
<基本の遊び方>
・土台の上に、くの字に折れた<壁カード>と手札の<屋根カード>を順番に積み上げていくゲーム。
・<壁カード>を立てる時は、<屋根カード>の上に描かれた印の通りにバランスよく立てる。
・<屋根カード>には「次の人の手札を増やす」「順番の方向転換」などの効果を発揮するカードがあるため、ライバルの邪魔をすることもできる。
・<屋根カード>でサイのマークがついた<リノカード>が出たら、次の人はサイのヒーロー「キャプテン・リノ」のコマを立たせなければいけない。(バランスが崩れやすいので注意!)
・タワーが崩れた時点で、崩してしまった人が負け、手札が最も少ない人の勝ちとなる。