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家族ひとりひとりが、快適でいつも心地よさを感じていたい「家」。だからこそ、家づくりへの熱い想いは誰もが持っているもの。第3回は、〈ビームス(BEAMS)〉のコミュニケーションディレクターとして活躍する土井地 博さん。東京都心の閑静な住宅街に佇む新居には、暮らしのセンスが隠されています。
大空間にこだわった、居心地のいい新居。
斜傾地に面した、半地下のエントランス。手入れされた植栽と、4台並んだロードバイクの向こう側、シックなグレーの玄関扉を開けてくれたのは、〈ビームス〉のコミュニケーションディレクターとして活躍し、ファッショニスタたちからの羨望も熱い土井地博さん。出版物、ラジオパーソナリティやトークイベントなど、〈ビームス〉ブランドの枠を超えた活躍で、彼の語ること選ぶものにはいま注目が注がれている。そんな土井地さんが、1年半ほど前に新居を建てた。
招き入れられたそこは、東京都心の限られた土地を有効利用するため、地下部をエントランスにして生まれた土間のような広い玄関。スケルトンの階段下には中南米やアメリカなど、国内外で手に入れた雑貨や書籍、写真がバランスよく並んでいる。
「13歳になる双子の娘が、中学にあがるタイミングで新居を持てればと思って計画を進めました。住み替えの間、学校までの送り迎えを車でしていましたが、娘との時間がとても良い思い出です」
現在は、この家からそれぞれの中学校に通っている双子の姉妹。その娘たちが大人への階段を登りはじめたいまだからこそ、家づくりも大人目線で考えることができた。木材のやわらかな印象を引き締める、アイアンの手すりや石の床。きっとふたりがまだ幼い子ども時代だったら選ばない硬質でシックな佇まいの素材は、この家全体をぐっとスタイリッシュに仕上げている。
玄関扉と同じグレーの手すりの階段を登った先には、天井高3.4メートルの大空間のLDKが広がっている。通りからは気がつかないが、2階に位置するLDKには南北2面の大きな窓が設けられ、たっぷりの自然光と心地よい風を室内に届けてくれる。
「この家に住んで、カーテンがいらない暮らしができることに驚きました。通り側に設けた1枚の壁が目隠しになっているし、やや高い土地なので反対側の窓からも眺望を楽しむことができるんです。家を持つ時、朝起きてちょっと楽しくなる要素が欲しいと思っていました。朝の光が入るとか風が心地いいとか、都会の暮らしの中でも、そういうことを大事にしたいと思っていたんです」
〈ビームス〉に約20年務める土井地さん。ファッションを取り扱う店が、暮らしそのものを提案するようになっていった背景に、2014年から彼がディレクションする書籍『BEAMS AT HOME』もあげられる。現在シリーズ6までを出版する同書は、約2000人近くいるという〈ビームス〉に関わるスタッフの部屋や暮らし、その人ならではの表情を500ページにもわたるインパクトあるボリュームでみせている。ファッションも含む、人の暮らし方、ひいては生き方までをも見事にディレクションする土井地さんの才能は、もちろん、自邸の編集にも活かされているようだ。
「仕事中に、“木造スケルトン”っていう言葉を耳にしたんです。…
※「重量木骨の家」ホームページへ遷移します。
土井地 博
〈ビームス〉コミュニケーションディレクター
1977年生まれ。大阪のショップスタッフを経て、メンズPR担当として上京。PR業務を行いつつビームスが実施する各コラボレーション事業やイベントの窓口として担当。洋服だけではなく周年事業やFUJI ROCK FESTIVALをはじめとした音楽イベント、アートイベント等を手がける中心人物として長年業務を行っている。現在はビームス グループの宣伝統括ディレクターでもあり、社内外における「ビームスの何でも屋さん」というネーミングを持つ仕掛人。また自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「BEAMS TOKYO CULTURE STORY」がInterFM897、Radio NEO、FM COCOLOの3局ネットにて放送中。大学講師、司会業など幅広く活躍。