DATE 2020.11.20

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岩田ファミリーが思い描いた、親と子と孫3世代をつなぐ暮らし|HOUSE STORIES Vol.10

思い描く理想をカタチに変えていく家づくり。SE構法だから実現できたこだわりの空間には、家族それぞれの想いが詰まっている。そんな家での、その後の暮らし。今回は、大阪に住む岩田さん宅を訪れました。

大空間が実現した、大家族の心地よい生活。

大阪市天王寺区の一角。都会にある閑静な住宅街のなかで、広々とした土地に立つ3階建ての一軒家。落ち着いた色合いが街に溶け込みながらも、スタイリッシュなデザインがひときわ目を引く。待望の2世帯住宅に暮らすのは、岩田洋平さん、純子さん夫妻と、育ち盛りのかわいい3姉妹。そして、洋平さんのご両親だ。

玄関前には「こっちこっち!」と手招きする子どもたちの姿。長女のなな子ちゃん、次女のゆう子ちゃん、三女のちえ子ちゃんだ。手招きされるがまま玄関扉を開くと、さらに左右にふたつ入り口の扉が設けられている。左を行けば、おじいちゃんとおばあちゃんが暮らすリビングへ。右へ行けば2階へと続く階段があり、その先にはゆう子ちゃんたち家族が住むスペースへと繋がっているのだと、3人の子ども達が丁寧に教えてくれた。

軽やかに階段を駆け上る子どもたちの後を追い2階にたどり着くと、開放的な大空間が目の前に広がる。リビングとダイニング、和室とキッチンがひと繋ぎとなったその空間は、吹き抜けの大きな窓からたっぷりと注ぎ込まれる優しい陽光に満たされている。窓をあければ心地よい風が吹き抜ける快適な部屋中を、キャッキャと走り周る子どもたち。大きな2台のソファには、子ども達の元気な姿に微笑む洋平さんと純子さん夫婦の姿があった。

「賃貸マンションを離れて家を建てるなら、明るく、開放的な空間がよいと思っていました。鉄筋コンクリート造りのビル育ちの反動から、柱や壁で閉鎖的な空間は避けたかったんです。理想はひと続きの広い木造の家。『つながりのある空間で3世代が暮らす場所』という理想が叶いました」。洋平さんの言葉どおり、家族がつながる場所となった新居。親世帯は階段の上り下りが必要ない1階で過ごし、子世帯は2階と3階で暮らしている。毎日のように子どもたちは1階に遊びに行ったり、3世代が揃って2階のリビングでご飯を食べたりすることも多いという。

3世代のにぎやかな笑い声、走り回る子どもたちの軽快な足音、そして「ポロンポロン」と、なな子ちゃんが妹のちえ子ちゃんと一緒に心地よいピアノ演奏をはじめる。大空間に響くすべての音は、3世代が織りなす幸せのハーモニーだ。

 

「広いリビングに合わせて、大きなスピーカーも設置する予定なんです。柱や壁が少なく、使い勝手がいいので、これからもどんどん住みやすい家に進化させていきたいなと思っています」と想像をふくらませる洋平さん。

洋平さんのこだわりは3階のコレクションスペースで、ここには昔から集めていたCDや書籍、フィギュアがずらりと並ぶ。さらに、多趣味な洋平さんが今もっとも力を入れているのが多種多様な観葉植物。ぽかぽかと温かい日差しが差し込むリビングとテラスに並ぶお気に入りの観葉植物を手入れすることは、洋平さんにとっての癒やしの時間だと言う。

 

「なかなか手に入らない希少な植物もあって、手入れするのも大変なんですよ。でも、ソファに座りながら植物を眺めていると心も洗われて、仕事の疲れも取れますね。光、風、植物など自然を感じられる場所で、子どもたちには健康的に成長してほしいですね」

一方、純子さんたっての要望のひとつは家事動線。キッチン、洗面所、トイレを近くに配すことで、家事をしながら育児をできるように工夫をした。そして、水回りには建築タイルで知られるカリフォルニアのHEATH CERAMICS社のタイルをセレクト。色鮮やかなタイルはデザインも品質もよく楽しみながら家事ができると、ビタミンカラーが好きな純子さんも喜んでいる。またリビングをはじめ室内の壁は漆喰に、キッチンやテラスの壁は使用済みのコーヒー豆を使った「SOLIDO」にするなど、ヴィンテージ好きならではの経年変化を楽しめる素材を選んだ。

洋平さんの両親が住んでいた実家があった場所に、新たに建てられた2世帯住宅。一緒に暮らすことになったキッカケは、洋平さんのご両親が加齢ととともに階段の昇降が厳しくなったことから。家を建て替える話があがり、将来の親の介護のことも考えて2世帯住宅の話が進んだ。

 

「私たちも普段から市内に住んでいたこともあり、生活圏も同じ。子どもたちも小さかったので同居することに違和感はまったくなく、タイミングとしてはちょうど良かったですね。ただ、一方で家づくりにおいて意見が食い違う点もありました。両親が気にかけていたのは安全面。特に耐震性を気にしていたため、当初は、鉄筋とコンクリートを組み合わせたRC構法がイメージしていたみたいです」。

岩田さん夫婦の理想は、自然を感じられる家であり、大空間であること。コンクリートや鉄など無機質なものはできれば避けたかったそうだ。そんななか夫婦が思い描いた家を作るために、洋平さんが相談を持ちかけた工務店が「タイコーアーキテクト」。実は社長の羽柴仁九郎さんが洋平さんの同級生だったことから、何気なく相談したところ、提案してくれたのがSE構法だったという。「RC工法なら安心。ハウスメーカーに頼めば大丈夫」とすでに大手建築会社に相談していた洋平さんの両親に対して、SE構法の魅力を羽柴さん自らがプレゼン。優れた耐震性能と自由度の高い空間を実現できること、壁や柱を必要とせず、明るく開放的な空間で3世帯がゆとりある暮らしを送れることなど、その特徴、そして家づくりに対する熱意を伝えたそう。…

※「重量木骨の家」ホームページへ遷移します。

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