【身体の不調ケア編】「蓮村誠×福本敦子によるウェルネスお悩み相談会」イベントの模様をリポート!
【心のお悩み編】「蓮村誠×福本敦子によるウェルネスお悩み相談会」イベントの模様をリポート!もチェック!>>
お悩みその1:寝つきが悪く夜通し眠れず、朝起きても頭がスッキリしません。不眠の解消法を知りたいです
参加者から最も多く寄せられたお悩みが、「不眠」にまつわるもの。うまく入眠できない・深く眠れない原因は、心が不安定な状況にあるからだと蓮村さんは言います。
「まずは緊張した心をほぐすことが大事。心の不安を取るためには、日中の活動が充実している必要があります。軽く体を動かしたり、1日の終わりに『今日は色んなことに取り組めたな』と達成感を感じられるくらい、適度に忙しくすると良いでしょう。日中の活動で充実感を得られると、よく眠れます。反対に日中モヤモヤした思いを抱えて生産性のない行動を取ってしまうと、充実感がないので不眠に陥りやすいです。体を揉んでほぐしたり、軽くヨガをするのも有効的。特にオイルを使って足裏をほぐしてあげると、緊張が取れ不眠が改善されますよ」(蓮村さん)
日頃からオーガニックのウェルネスアイテムやコスメを使って心身のケアしている福本さんは、オイルを使ったケア方法を伝授!
「『不安な気持ちが続いてなかなか入眠できない』という場合は、ラベンダーの精油を活用してみてください。私はラベンダー精油とオリーブオイルだけで構成された『ヴェレダ』の「ラベンダー ナイトオイル」を、寝る前にデコルテにつけて就寝するようにしています。香りは好みもありますが、ラベンダーはリラックス効果が高いと言われているのでおすすめです」(福本さん)
お悩みその2:PMSが重くて、毎月生理前後は激しく気持ちが落ち込みます。
不眠と同じく多くあげられた悩みが、PMSよる気分の落ち込みやイラつき。否応無しに毎月訪れる、心の揺らぎの対策法とは?
「生理が始まる1週間前くらいから、体をよく温めて冷えないようにしてください。そして、ゆっくりと長めに散歩をする。生理は、体の上から下に老廃物が流れていくものですが、気持ちが不安定な人はこの下向きの動きがうまくいかず、反対に上に行ってしまっているんですね。だから頭の中で色んな不安な感情が溜まってしまい、PMSとして現れる。ゆっくりと長めに散歩することで、不安定な感情が下にすっと降りきてて、生理もスムーズに始まると思います。また生理で不安定な人は、下半身が冷えていて頭が暑い状態にあるので、下半身を温めることもおすすめです」(蓮村さん)
「私も下半身をよく温めるよう心がけています。生理が始まるタイミングかなと思った時に使っているのが、『アムリターラ』の『ヒマラヤ岩塩バスソルト』。硫黄の香りが強いのですが、ものすごく汗をかくので体が温まります。私は下半身が温かいとすごく調子が良くて、身体の内側からエネルギーを感じられるんですよね。あとは、生理で心が不安定な人は頭が熱いとのことなので、『ザ・プロダクト』のペパーミント配合のドライシャンプーで頭部をスッキリと冷やしてみてはどうでしょうか。最後に先ほど不眠のお悩みでも紹介した、ラベンダーオイルを胸元に塗って心の緊張を解きほぐしてあげたらバッチリですね」(福本さん)
お悩みその3:雨が降ると気圧のせいなのか、頭痛やめまいがします。対処法はありますか?
6〜7月の長梅雨や9月の秋梅雨、そして台風がもたらす天候不良と気圧の変化によって、「頭痛に悩んでいる」という声も。蓮村さんは、頭痛ケアでも鍵を握るのは「消化力」だと言います。
「人は天候の変化に左右されやすいので、梅雨時期はどうしても体調を崩しやすくなります。そんな時、まずは身体を冷やさないこと。そして十分な休息をとることが大切。夏〜残暑にかけてはどうしても冷たいものが欲しくなると思いますが、身体の外を冷やしても、中は冷やしてはいけません。消化力が高い人は、頭痛や身体のだるさも解消していく力があります」(蓮村さん)
福本さんが頭痛ケアにおすすめしてくれたのは、「アムリターラ」の「ホーリーバジルティー」。蓮村先生も、「ホーリーバジルはアーユルヴェーダの世界でミラクルと言われているハーブで、本当におすすめ」とイチオシ!
「ホーリーバジルはストレスを緩和する作用があるハーブと言われていて、体も温まりますしリラックス効果が期待できるので、頭痛がする時にぜひ飲んでみてください。また梅雨時期は自律神経が乱れやすいと言われているので、「ザ・パブリック・オーガニック」の「ホリスティック精油ピローミスト」もおすすめです。」(福本さん)
「自分を大切にすることを疎かにしないで」
今回、【心のお悩み編】【身体の不調編】の全編を通して2人が繰り返し伝えてきたメッセージは、「自分自身を丁寧にケアする」ということ。とはいえ、「忙しくて自分に向き合う余裕がない」「毎日は大変だから、休みの日にケアすれば大丈夫」と思った人もいるのでは? しかし特にこのwithコロナ時代では、「仕事よりも大事なことだと思って、自分と向き合う時間を作るべき」と2人はアドバイスを送ります。
「今、これまで私たちが積み上げてきた社会の概念が、コロナによって全て壊れてしまった訳ですよね。これまで確かにみんな頑張って生きてきたと思いますが、自分を蔑ろにして頑張り続けたことで、結果多くの人が身心を壊してしまっている。だからコロナを、全てがリセットされた良い契機と捉えて、これからは自分に向き合う生き方に転換していくことが大事だと思います」(蓮村さん)
「自分とちゃんと向き合ってケアした方が、結果として仕事もプライベートも、やりたいことや自分の願いがちゃんと叶うように思います。それに自分を日頃から大事にしていれば、今回のコロナ禍のように社会がどんなに不安定になっても、柔軟に対応して前向きに生きれるのではないでしょうか。ぜひ、皆さんにも自分を大切に丁寧に向き合ってほしいなと思います」(福本さん)