DATE: 2018.03.26

国内キッズブランドが集結。新たな合同展示会『One of Tales Kids TradeShow』に潜入!

2018年2月、キッズシーンを彩る国内ブランドが一同に集まる、新たな展示会『One of Tales Kids TradeShow』が開催されました。今回は2018年秋冬コレクションを披露したその展示会に潜入。参加11ブランドとおすすめアイテムをご紹介します。

01.〈CKISM〉

元cokiticaディレクター杉本氏とSmoothy ディレクター品川氏がスタートさせたボーイズブランド〈キズム〉。サブカルを通って親となった人達とその子どもたちへ、スポーティーでありながら都会的なボーイズスタイルを提案しています。今秋は〈瞬足〉とのコラボによるスニーカーや、ロゴが目を引くNewEraとのコラボのキャップなど、ブランド独自のストリート感溢れるアイテムが一押し。

Instagram :@ckism_official

02.〈eLfinFolk〉

2018AWから新たにデビューしたのは、同じく元cokiticaディレクター杉本氏が手がけるブランド〈エルフィンフォルク〉。ブランド名は、エルフィン=“妖精”、フォルク=“民族”の2つの言葉を合わせた造語。「森の奥にある見えない王国の小さな民の洋服屋」をコンセプトに、どこ異国を想わせるノスタルジックなテイストで、温かみのある上質な素材のミックスや、オリジナルのボタンなど、細部のディティールにまでこだわった、大人顔負けのアイテムが揃う。

www.elfinfolk.com

03.〈Folk made〉

手仕事から生まれる温かく、穏やかな魅力が溢れるアイテムは〈フォークメイド〉から。細かなギャザー使いや、ふわりと身体を包み込むようなシルエット、袖の切り替えなど、考え抜かれた絶妙なバランス感に、こだわりとセンスの良さが光る。18AWシーズンテーマは「小さな森に暮らす小人たち」。落ち着いたカラートーンのワンピースは大人サイズも揃う。

www.folk-made.jimdo.com

04.〈AU CLAIR DE LA LUNE〉

デザイナー自身、フランスでの出産をきっかけに始めたブランド〈オークレールドゥラリュンヌ〉は、子育ての実体験をそのままアイテムに落とし込む。ユニセックスで長く使えるオーバーサイズの洋服は、カジュアルすぎず品の良いバランスが好印象。また、日常着として保育園にも着ていけるように、フードやマフラーなしでも温かく、簡単に洗えてすぐに乾くタフな素材、動きやすいスウェット生地など、機能性も兼ね備えられている。小物にも注目で、ポシェットにお気に入りのお菓子やおもちゃを入れて出かけたい。 www.auclairdelalune-paris.com

05.〈Camphor〉

シンプルだけど、どこか他とは違うセンスの良さが香るのは〈カンフル〉。「子どもが子どもらしく」をコンセプトに、良質な素材、日本の職人技術、タイムレスなデザインを紡ぐことにより、丈夫で長く愛用できるアイテムを提案する。「ヒノキレーヨン」を使用したトップスは、大人と子どもサイズを展開。天然素材独自の肌に優しい着心地で、ヒノキによる消臭・抗菌作用も嬉しい。その精神はものづくりの過程にも行き届き、本来ゴミになってしまうはずの素材を糸にして再利用するなど、その取り組みにも注目だ。

camphor.tokyo

06.〈mokuD〉

子どもが想像力を働かせて様々な遊び方を楽しめる木製玩具を作るのは〈モクディ〉。北海道の旭川で材料の調達・製造・発送まで全ての工程を手がけている。今回はお目見えしたのは、絵本作家tupera tuperaとのコラボレーションで生まれた木のパズル『へんてこどうぶつえん』。人気動物8種類の顔を3分割した木製パズルは、なんと504種類もの組み合わせがあるという。子どもの成長とともに遊び方もどんどん変化していくが楽しい。ギフトにも喜ばれそうだ。 rokud.com/mokud

07.〈NuRIE〉

壁一面に貼られた大きな塗り絵が目を引くのは、株式会社マルアイとSwimmyDesignLabのコラボレーションによって生まれた新しい塗り絵ブランド〈ヌーリエ〉。独特のタッチで描かれたアートピースには、愉快な物語が所せましと描かれ、色を塗るたびに新たな発見をすること間違いなし。布状の塗り絵に専用マーカーで色を塗れば、オリジナルのバンダナが完成する。友達、家族、カップルなど、様々なシチュエーションに合わせて選べる、バリーエーションの豊富さも嬉しい。

nurie-official.jp

08.〈chamny〉

大人顔負けディティールで、良質かつ本格的なキッズシュースを展開するのは〈チャムニー〉。大人靴で培ったデザイナーのノウハウと、企画から生産まで行うメーカーの強みを生かして、オリジナルの木型と天然革を用いて、一つ一つ丁寧に作られている。2018AWでは、過去にも登場して人気だったマウンテンシューズに新色グリーンを加えて復刻。ベビーはウィングチップを採用した、セレモニーシーズンにもぴったりな革靴が一押し。見た目はもちろん、サイドにファスナーをつけるなど、親目線の履かせやすい工夫も◎。 www.chamny.jp

09.〈MOUN TEN.〉

スポーツ、ワーク、ミリタリーを軸に、シンプルで洗練された洋服を提案する〈マウンテン〉。今治で培われた高品質なパイル地を使用するブランド〈THING FABRICS〉とのコラボアイテムはヘタレ知らずの丈夫さと、パイル地特有の柔らかさ、抜群の吸水性を生かし、子どもにとって快適な着心地が叶う。2018AWでは、フードの立ち上がりが特徴的なインサレーションコートに注目。まるで大人の服をそのまま小さくしたようなスタイリッシュなデザインと、ダウン並みの軽さ、撥水性がありつつ動きやすいストレッチ素材など、大人も子どもも満足するポイントが詰まっている。外を元気に駆け回る子どもたちの背中を押してくれる、頼もしいブランドだ。

www.mounten.jp

10.〈niva〉

ベビーブランド〈ニヴァ〉はスタイを中心に、結婚式など特別な日のための「ドレスアップ」、日常のおしゃれを楽しむ「デイリーライン」、お宮参りなど晴れ着として使える「セレモニーライン」の3ラインで展開。ガーリーな花柄のスタイは、袖のフリルと、裾がバルーン状になっていて、身につけるとまるで1着のドレスのよう。シンプルなロンパースや肌着など、何にでも合わせやすいので、おしゃれなレイヤードアイテムとして1枚あると重宝しそう。豊富なラインナップの中から自分のお気に入りのものを選ぶのも楽しい。

niva.jp

11.〈UJU〉

目を閉じて眠っているようなロゴが印象的なブランド〈ウジュ〉。花を連想させる絶妙な色彩と、柔らかなシルエットのアイテムは、静かな雰囲気の中に、強いブランドの個性が垣間見える。親子揃って着られるワンピースは、身頃は柔らかいガーゼ素材、ボリュームのある袖周りはコーディロイを使用するなど、さりげない異素材使いが楽しい。オーバーサイズのゆるいシルエットは、体型、成長に合わせて応用が可能。デザイナー自身が撮りおろす洗礼されたビジュアルにも注目して。

www.uju.tokyo

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