DATE: 2017.02.20

〈Artek〉ダニエル・リーバッケンによる新たな製品を発表!

アルテックは、年若く才能あふれるデザイナー、ダニエル・リーバッケンによる、アルテックが受け継いできた哲学を現代の時代に相応しい新鮮なプロダクトとして昇華した小さな家具のシリーズ「キーラ(Kiila)」と3種類の鏡のシリーズ「124°」を発表。
Photo by Zara Pfeifer © Artek

3つのシーンに分けられたダイナミックなステージ

アルテックは、ストックホルムデザインウィークの期間中、ストックホルム中心部に位置するシェップスホルメン島のモダン ダンス シアターMDTにて、インスタレーション「124°」を実施。その中でノルウェー人デザイナー、ダニエル・リーバッケンによる新たなコレクション「キーラ(Kiila)」シリーズと、「124°」シリーズを発表。「キーラ(Kiila)」は、コート掛け、コートラック、フロアボードとベンチなどの小さな家具を揃えたシリーズ。「124°」は、壁付け鏡または自立式鏡の三つのサイズをラインナップし、どちらも従来のアルテックのコレクション同様に、日々のあらゆる場面やインテリアに調和し、暮らしをより便利に、快適にしてくれるシリーズ。ベルリンの建築事務所マイヤー・グロブルッゲによるインスタレーション「124°」は、モダン ダンス シアターMDTの「劇場」という場所を活かしながらも、アルテックの家具を体感できるステージのような空間に。ダニエル・リーバッケンによる新作、124度の角度で開く鏡と同じコンセプトに基づき、3つのシーンに分けられたステージで、インテリア、風景、空を表現。同時に、訪れた人々が自然に交流することができ、レクチャーやミーティングにも使用できるダイナミックな空間も作られた。

Photo: Gustav Karlsson Frost © Artek
Photo by Zara Pfeifer © Artek
Artekについて
アルテックは1935年、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人の若者により「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的に、ヘルシンキで設立。アルテックのコレクションは、フィンランドの巨匠たち、そしてグローバルに活躍する建築家やデザイナーによる家具や照明器具、ホームアクセサリーなどを揃えている。
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第1回:多様な生き方、暮らし方
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第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

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