DATE: 2016.12.19

〈アルテック〉の「E60 スツール」の〈無印良品〉特別仕様が登場

スツールの代名詞といっても過言でないフィンランド発のインテリア・ブランド〈アルテック〉の「E60スツール」。今回〈無印良品〉と〈アルテック〉、両社が同じ思いをもとに製造した特別仕様が登場。2016年12月より全国12店舗の〈無印良品〉とオンラインストアで発売される。

人に寄り添う“本当にいいもの“への挑戦

最も影響力を持った20世紀の建築家の一人、アルヴァ・アアルトが1933年にデザインした「E60スツール」は、フィンランドの〈アルテック〉の工場で80年以上の時を経た今も当時と変わらない手法で製造。地元フィンランドの堅固な無垢材をL字型に曲げる「L-レッグ」という独特の手法により、高い品質を実現し、長い年月使うことができるスツールは、国や文化を越えて世界中の人々に愛されています。〈アルテック〉と〈無印良品〉は共に2年以上にわたり、アルヴァ・アアルトのデザインと技術への敬意をもとに、素材を変えることなく、製造工程をシンプルにする方法を模索してきました。今回〈無印良品〉発売される特別仕様の「バーチ材スツール E60」では、素材の選び方や製造工程を見直すことで、技術や品質を維持しながらも、たくさんの方が手に取りやすい価格を実現。アルヴァ・アアルトが開発した独自の技術によるこのスツールには、世代を超えて長く寄り添い続けたい魅力がある。今回の〈無印良品〉特別仕様の発売を通じて、このスツールがさらに多くの日本の家庭に溶け込み、日本の暮らしの中で息づいていくだろう。

取り扱い店舗:全国12店舗の無印良品(有楽町、池袋西武、渋谷西武、丸井吉祥寺店、テラスモール湘南、名古屋名鉄百貨店、イオンモールKYOTO、グランフロント大阪、難波、広島パルコ、MUJIキャナルシティ博多、天神大名、ネットストア)

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】