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5月某日豚まんをこしらえる。ひき肉がなくソーセージで代用したけれど、なかなかの出来。料理家のみなさんがすてきなレシピをつぎつぎと公開してくれるおかげで、なんとか飽きずに日々の料理を続けられている。今の時期、むやみやたらと出歩かず、ごろりと横になっているだけでだれかの役に立てているというのはうれしいが、はたして自分もほかにできることはないのだろうか。なにも思いつかないまま日々が通り過ぎていく。食後は子とはじめての公園へ。iPhoneを新調したせいか、いつもより写真がきれいに撮れる。 5月某日離れた町で暮らす友人が「運動するのに目的地が必要だから」と、はるばる近所まで自転車でやってくる。土産だといって手製のケーキをくれ、またそそくさと風のように去っていった。こんなふうにあっけなく挨拶だけして別れるなんて、すごく変な気分。駅前のてんやで弁当を買って昼ごはんにし、その後、すこし遠くの園芸店まで出かけることに。子はなかなか後部シートに座りたがらず、仕方なく好きなように歩かせてみる。帰ってから調べたら、2kmほども歩いていた。
NEWS
日本を代表するシェフ達による、家庭料理応援プロジェクト「トップシェフのおうちレシピ」が始動。身近な食材を使った、シンプルで栄養満点なレシピや調理動画が、WEBサイトで公開されている。
PROMOTION
新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、Family Treeは、家族一緒のおうち時間を応援します。 特別編・第2回は、フード・ケータリング『MOMOE』を主宰する、料理家の稲垣晴代さん。都心の見晴らしの良いヴィンテージマンションをフルリノベートしたスタイリッシュなキッチンで、家族の心を豊かにするものとは。 食べることが家族をつなぐから、キッチンが主役のLDKに。住み慣れた都心の地で見つけたヴィンテージマンション。自身のアトリエからも徒歩圏内という好立地で、何より南側の大きな窓から見える景色と、たっぷりと注ぎ込む日差しに家族で惚れ込んだ。ここに暮らしているうちに、料理の撮影の仕事が増えていき、たくさんの調理器具が揃う自宅でも撮影ができるようにと、LDKを大きくリノベート。ママになったことをキッカケに安全な食への思いが募り、稲垣さんの人気のケータリング同様に、このキッチンでも有機栽培の野菜や自然食材を中心に使う。同時にたくさんの調理器具も美しい器の数々も、仕事だけでなく、毎日の家族の食事を豊かにしている。出勤前の忙しい朝でも、夫と小学校6年生の娘と一緒に、キッチンとひとつになった大きなテーブルで野菜たっぷりのおいしい朝食を囲んでいる。
緑豊かな昭和記念公園に隣接する商業施設〈グリーンスプリングス〉内に、ファミリーレストラン〈100本のスプーン TACHIKAWA〉が誕生。サンドイッチ店〈となりのサンドイッチ〉も併設され、彩り豊かなフードやドリンクがテイクアウトでも楽しめる。
新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、Family Treeは、家族一緒のおうち時間を応援します。 特別編・第1回は、フードからインテリアまで幅広く活躍するスタイリストの中里真理子さん。郊外の丘の上に建つ、名建築の集合住宅。充実したキッチンから生まれる豊かな暮らしと、家族みんなが大好きな朝食メニューのレシピを伺いました。 自然光に満ちた、モダニズム建築のキッチンで。傾斜に沿うように建てられた集合住宅は、ランドスケープを重視した集合住宅の設計で名高い建築家によるもの。緑あふれる長い階段、重厚な木の玄関扉、大きな窓にゆったりと平面に広がる間取りは、まるで外国の平屋住宅のような佇まい。どうしても、この建築家のこの家に暮らしたくて、思い切って家族で郊外に越してきて3年目。料理にまつわるスタイリングの仕事が多い中里さんにとって、この家のキッチンはまさに理想的だった。小学校3年生になった男の子と女の子の双子のママとしても、キッチンと向かい合う毎日だ。
グルマンの間で人気の〈CHOCOLATE BANK〉が人気の「クロワッサン」(オンライン限定5個セット)」(税抜2,300円)、クロワッサン生地の食パン「バブカ」(税抜2,100円)をオンラインで販売中だ。
4月某日仕事に出かける前、かばんの中に豚の挽肉が入ったパックを見つけて「ヒッ」と声が出た。昨日買ってそのまま忘れていたらしい。傷んでいないことを祈りながら冷蔵庫に入れる。コロナの影響で遠方の友人たちとも連絡を取り合う機会が増え、これはこれでうれしい。夜は朝の挽肉を使って海老とセロリ、大根と搾菜の餃子。大根のは桉田優子さんのレシピを見たもので、桉田餃子のあの独特な包み方も真似る。最近は子がなんでも手伝いたがり、餃子もいくつかクチュクチュとくるんでくれた。 4月某日きたないお手手で目や鼻や口をさわってはだめだよ、と子に教えていたら、人体の主要な穴がほぼ顔面に集中している不思議に気づく(そして、おしりまわりにも)。亡くなった志村けんさんが麻布十番でよく飲んでいたということを知るが、いまいちピンとこない。「志村けん」はわかる。「麻布十番」もわかる。ただ、そのふたつがうまく結びつかないのだ。わたしは芸能人を架空の生きものかなにかだと思っているのかもしれない。夜はなにもする気がせず、無印良品のレトルトカレー(子はバターチキン、わたしはスパイシーチキン、夫はラム肉)。つけあわせにブロッコリーと卵だけ茹でる。翻訳の直しはいよいよラストスパート(と、言ってからが長い)。
【PART1】に続き、今こそゲットしたい、おしゃれで便利なキッチン家電・調理器具をご紹介!育児・家事・仕事と、朝から晩まで忙しいこの時期だからこそ、料理時間は効率良く楽しくこなして。
テレワークや休校・外出自粛により、毎日3回の食事作りが負担になっているママ・パパも多いはず。こんな時こそ、便利でおしゃれなキッチンツールを揃えてやる気スイッチをオンにしたいもの!そこで、デザイン性と機能性を兼ね備えたキッチン家電や調理器具を一挙ご紹介。
3月某日このご時勢ではさすがに中止になるかもしれないと踏んでいたイベントが開催されるとわかり、驚きとマスクと消毒アルコールを握りしめ、ゆりかもめに乗ってお台場へ。アメリカからやってきた有名なドラァグ・クイーンたちのショーを観る。みな最高に素晴らしかったが、やはりヴァイオレット・チャチキの存在感は頭ひとつ飛び抜けている。クレオパトラが現世にいたらこんな感じだったのかしらん。キム・チー、モネ・エクスチェンジ、プラスティーク・ティアラ、デトックス、そして今回ますます好きになったのはアクエリアだ。性別間のグラデーションを自由に往来する彼女たちにすっかり魅了されている。終演後に友人とご飯でもと思ったが、あたりにはバーミヤン一軒しかなく、混んでいるのであきらめた。腹は減っているが、心はほくほくしている。 3月某日かろうじて人形は飾っていたものの、肝心の当日にひな祭りのことをすっかり失念。あわてて仕事帰りにスーパーに寄る。海老、アボカド、おつゆ用のはまぐり、三つ葉、米酢、あとなんだろう。卵は家にあったはず。いくらの醤油漬けも冷凍してある。iPhoneでいろんな人のレシピを眺めながら、自分の好物であるサーモンの刺身もちゃっかりカゴに入れた。飾り用にれんこんの酢漬けと、子の好きなもずくきゅうりも作る。狭い台所で漫画のようにしっちゃかめっちゃかになりながら、いろいろ散らした寿司がなんとか完成。
休校延長や週末の外出自粛など、家で過ごすことを余儀なくされている今。忙しいママ・パパにとって、家族のための3回の食事づくりは悩みどころ。そこで、簡単に作れて栄養もバッチリな時短レシピを、Fasu編集部メンバーがご紹介!
2030年のゴールを目指し、17の分野別の目標と169項目のターゲットから設定された国連による持続可能な開発目標=SDGs。さて、世界に暮らすあたらしい家族たちは、今、このSDGsにどう向き合って、何を考えている? 今回は東ロンドンに暮らす家族が、スタイリッシュにして、スマートなサスティナ最前線をリポート。 東ロンドン、ハックニーにあるエコショップの店内イギリスはロンドンからこんにちは!一児の母、シホです。ここロンドンでは、環境に優しく、と言う意識がどんどん加速しています。 一番身近な物として私がいま挑戦しているのは、脱・使い捨てプラスチック。日本でも2020年7月1日からプラスチック製買物袋の有料化が始まりますね。こちらイギリスでは2015年より開始され、その後も更なる協議が重ねられています。 今では私もごく自然に持ち歩いているマイバッグですが、ロンドンの人たちのマイバッグへの意識は2015年よりもっと以前から高かったように思います。オーガニック食品を扱うお店やエコフレンドリーなショップも多く、サステナブルなことへの関心が高まる環境が自然と整っている印象です。
〈エイタブリッシュスイーツ(8ablish SWEETS)〉は、2020年4月1日(水)~6月30日(火)の期間、銀座松屋地下1階にポップアップストアをオープンします。
休校・休園がはじまって、はや半月。「そろそろ毎日3食作るのが辛くなってきた……」と困っているママ・パパのために、とっておきの時短料理をご紹介!15分ほどで完成するおすすめのレシピを、料理好きのFasu編集部スタッフが公開します。
休校中&自宅で過ごすことを余儀なくされた今、頭を悩ませるのが「家でどうやって過ごすか」問題。そこでFasu編集部スタッフに緊急アンケート。明日からの皆さんのおうち時間に、少しでもお役に立てれば幸いです。
日々変化していく子どもの成長を見守り、家族がひとつになる「家」。一緒に過ごす時間を何よりも大切にしたいから、子どもと密着できる暮らしを優先。第4回は、食育や料理の分野で活躍する、和田明日香さん。素敵なママの魅力を探ります。 食べることで繋がる、家族みんなの居心地の良さ。真っ白なキッチン。食器棚も調理台も窓枠も、クリーンな白一色。カウンター式になっている調理場スペースの天井には、大きな天窓がついている。その天窓から降りそそぐたっぷりの自然光が、まるでスポットライトのように、キッチンに立つ美しい女性をさらに輝かせている———。白づくしのキッチンの中をこっそりのぞくと、足下の床は、意表をつく鮮やかな赤だった。 「キッチンは、わたしにとって聖域みたいなもの。赤い色は気合いが入ります。リングにあがるような気持ちで、ここに入るんですよ」と、光を浴びた女性は高らかに笑う。 和田明日香さんは、料理家・平野レミさんを姑にもち、タレント活動や食育インストラクターとして現在活躍中。持ち前の大らかな性格と、明るくさっぱりとした話し方で、個性あふれる料理家として知られる平野レミさんとの楽しい掛け合いも、話題を呼んでいる。
EVENT
2020年2月22日(土)~3月21日(土)の期間、宮崎県とのタイアップイベント「ひなたテラス In Shinjuku Southern Terrace」が新宿南口の新宿サザンテラスにて開催されます。
〈キユーピー〉の幼児食「やさいとなかよし」シリーズから、ごはんに混ぜる「チキンライスの素」、「五目ごはんの素」が、3月上旬から新発売されます。
閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。 〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:
「使いやすい」「疲れない」「デザインがお洒落」と、多くの親たちから熱い支持を得るエルゴベビーの抱っこ紐。中でも人気モデルの「ADAPT」が機能性をアップデートして新登場。その進化のポイントをチェック。
上野の9つの文化施設が連携し、ミュージアムを舞台にしたアクティブ・ラーニングを展開するMuseum Start あいうえの。参加者はこのプログラムで何を学べるのか? 運営に携わる東京藝術大学特任准教授・伊藤さんと、東京都美術館学芸員・稲庭さんに話を伺った。
明治28年の創業時より、厳選された素材を使用し、熟練の職人たちが140もの工程を手縫いで作り上げることで最高品質のランドセルを届けてきた「黒川鞄工房」。2023年入学用モデルでは、ニュアンスカラーがおしゃれな新色が登場!