教育

『アンオーソドックス』が描く、女性の人権と自立。 社会慣習の裏にある「犠牲」について思いを馳せる。
絵本で触れよう、STEAMの世界!【2歳〜向け絵本ガイド】
絵本で触れよう、STEAMの世界!【年中〜小学生向け絵本ガイド】
アニヤ・ハインドマーチに訊く、サスティナブルの未来と家族について
セミの幼虫は土の中に何年いる?
【夏休み2020】子ども向けオンラインイベント総まとめ。ワークショップほか「夏休みはおうちで学び」編
【夏休み2020】子ども向けオンラインイベント総まとめ。水族館ほか「夏休みはおうちで体験」編
【PARIS/From GAELLE】パリのママンGAELLEが綴るアートなライフスタイル ジャーナル Vol.3

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【PARIS/From GAELLE】パリのママンGAELLEが綴るアートなライフスタイル ジャーナル Vol.3

皆さん、こんにちは。今回のジャーナルでは、私が実践している「子どものためのアート教育」についてご紹介しますね。   私はアートの分野で何年も仕事をしてきました。なので自分の子どもにも、さまざまなアートに触れさせたいと思っています。アートは身近な存在なので、息子のヴィゴをよく展覧会やアートの創作クラスに連れて行っています。彼はまだ4才ですが、なるべく幼少期からアートを学ぶ意欲を育てて、アートを通じて感性が豊かになってもらいたいと考えています。 パリでは子どものアートの感性を育てるために、さまざまな機会が用意されています。 例えばパリのコンサートホール「フィルハーモニー・ド・パリ(Philharmonie de Paris)」は、子どもと親に向けて音楽の早期教育コースを提供しています。   また「ポンピドゥー・センター」に設けられた「子どものギャラリー」は、子どもにおすすめのアート作品を紹介する展示スペース。体験型のアートなどがあり、今はコロナでなかなか叶わないと思いますが、旅行者でも気軽に立ち寄れるのでおすすめのスポットです。

2020.08.04
おうちで楽しむ夏休み!8/11〜9/13まで「こども専用びじゅつかん」を開催
Vol.3 明和電機:土佐信道さん「自分が欲しいものを考えて、どうすれば作れるか、その仕組みを考えてみよう」。
Vol.4 「おうちチャンネル」がすすめるSTEAMな夏の自由研究。【後編】

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Vol.4 「おうちチャンネル」がすすめるSTEAMな夏の自由研究。【後編】

おうちで子どもと過ごす保護者に向けたWEBプラットフォーム「こどもと学ぶ、おうちチャンネル」から、夏休みの自由研究におすすめなアイデアをご紹介する記事後編。   子どもと過ごす時間が長い今こそ、おうちで楽しめるSTEAMな学びを紹介している「おうちチャンネル」ですが、【前編】の記事で紹介したタクトくんのように、様々な研究に携わった人が参加しはじめているようです。 研究者×子どものマッチング「タクトくんはもともと生命倫理を研究していて、今は東京を離れて保育士として働いています。彼のように、大学にいる研究者だけでなく、大学院で修士や博士を取得した“ポスドク”と呼ばれる人たちは全国にたくさんいます。『おうちチャンネル』では今後、そんな日本全国に散らばる独自の研究視点を持つ人にも参加してもらいたいと思っています」   そう語る「おうちチャンネル」の川辺さんもまた、早稲田大学大学院で教育学の博士課程に在籍中の方。コアな専門研究を活かす方法は、もっと多様にあるはずだと語ります。   「ぼくたちは世の中にある面白い研究を、子どもの教育につなげたいと考えています。もし何かに興味を持った子どもが、その世界のコアな研究者と出会ったら、ぐっと世界が広がることでしょう。それに、プログラムを通して学校では知り合えなかった共通の興味を持つ子ども同士のコミュニティが作れるかもしれません」   そう語る中原さんは、WEBサービスだからこその可能性を感じているそうです。ここから、新たな研究者と子どものマッチングが始まるかもしれません。

2020.07.30
Vol.4 夏休みの自由研究は、ユニークネスを極めるチャンス。「おうちチャンネル」がすすめる研究トピック【前編】

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Vol.4 夏休みの自由研究は、ユニークネスを極めるチャンス。「おうちチャンネル」がすすめる研究トピック【前編】

いよいよ夏本番。いつもであれば海水浴に山でキャンプ、夏のレジャー真っ盛りといったところですが、今年はそうも言ってられない様子。今年はどんな夏を過ごそうか考えあぐねているママ・パパも多いかとお察しします。   そんな中、今年もやってくるのが「夏休みの自由研究」。何十年経っても変わらぬこの文化は、日本の隠れた風物詩と言えるかも。夏休み最終日間近に、焦って取り組む子も多いことでしょう。とはいえ、普段の学校の宿題とは違って、文字通り“自由”な研究ができるチャンスと捉えることもできるはず。子どもたちの隠れたセンスや才能が芽吹く契機となるかもしれません。   そこで今回は、今年4月から始動したおうちで子どもと過ごす保護者に向けたWEBプラットフォーム「こどもと学ぶ、おうちチャンネル」から、この夏おすすめの自由研究をいくつかご紹介。立ち上げメンバーの川辺洋平さんと中原寛法さんにお話を伺いました。 おうちで過ごす時間が長いからこそ、新たな学びをつくりたい「おうちチャンネル」は、コロナによる外出自粛を受けて急きょ立ち上がった新サービス。子どもと哲学的な対話を楽しむ「こども哲学」を推進し、保育士や教員免許も持つ川辺洋平さんと、一児の父でもあり、かねてから川辺さんとSTEAM教育について意見交換をしていたクリエイティブ・ディレクターの中原寛法さん、またそれぞれ子どもがいたり、教育関係で活動しているメンバー8人が集結。およそ3ヶ月のうちに怒涛の勢いでさまざまなプログラムが誕生したそうです。   「休校が続いて、先生や友達に会えない」 「外で遊んだり、勉強したりもできない」   そんな「できない」という声が広がる中で、何らかの形で「できる」を模索したいと考えたことから、プロジェクトが始動したと語る川辺さん。子どもとおうちにいる時間が長いからこそ、WEBを介した新たな学びが提案できるのではないかと考えたようです。   その手始めに、オンライン学習コンテンツを徹底的にリサーチし、年齢ごとに整理した「無料学習リンク集」を公開。とはいえ保護者も急なテレワークが始まっててんやわんやの頃、情報を集めるだけでは「どう使っていいかわからない」という声も聞こえるようになりました。そこから「おうちチャンネル」独自のプログラム提案がスタート。

2020.07.29
【後編】withコロナ時代、心も身体も前向きに健やかでいるコツとは?
【前編】withコロナ時代、心も身体も前向きに健やかでいるコツとは?
『アート・オブ・デザイン』から、この世界はあらゆることが「デザイン」で形作られていることを知る。
【LONDON/From SHIHO】ロンドン発シホのサスティナ ジャーナル Vol.3

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【LONDON/From SHIHO】ロンドン発シホのサスティナ ジャーナル Vol.3

ロンドンからこんにちは。シホです。 英国のロックダウンもいよいよ次のステージへと移行、7月4日からレストランやカフェなども正式に開店に。いつもの日常が戻ってくる兆しが見え始めました。   そんなコロナ禍の波が落ち着きを見せ始めた矢先に、先日アメリカミネソタ州で痛ましい事件が起きました。“Black Lives Matter”(以下、BLM)については、非常にデリケートで難しい話題ですので、このジャーナルで取り上げるべきか大いに迷いましたが、今日はこの件をきっかけに私も改めて向き合うこととなった、“ダイバーシティ(多様性)”について考えてみたいと思います。   アメリカから始まったBLMの抗議活動は、ここイギリスでも多くの人が共感し、大きな抗議活動となりました。“Peaceful Protest(平和な抗議)”と呼ばれるデモンストレーションの行進や集会が行われた一方で、興奮をしてしまった一部の人々により、イギリスの奴隷貿易で財を成した著名人の銅像が倒されたり、落書きされたりする事件も。(奴隷貿易の詳細などは、ぜひ検索してみてください) 参照:BBCニュース「イギリスで人種差別に抗議続く、奴隷商人の銅像を引きずり下ろし」   そのような中イギリスでは、そう言った史実から目をそらさぬために、学校で黒人の歴史を教える組織「ブラック・カリキュラム(黒人教育課程)」が立ち上がりました。(「ブラック・カリキュラム」は現在、黒人史をイギリスの学校の必修科目にするよう、ギャヴィン・ウイリアムソン教育相に働きかけられています)なんでも、歴史的にはイギリスにはローマ時代から黒人が存在したとか、ヴィクトリア女王の祖先を辿るとアフリカ系の祖先がいるかもしれない、などなど……大人でも興味深い史実です。 参照:BBCニュース、「あなたが、そしてイギリス人も知らないかもしれないイギリスの黒人の歴史」   さて、お話を私視点に変えまして。   今、私が暮らすイギリスでは、当然ながら私自身が「ガイコクジン」であり、マイノリティ(少数派)です。そして私の娘はこれまた当然ながら、半分日本人・半分イギリス人の、ミックス。日本で呼ばれるところの「ハーフ」、です。いわばマジョリティ(大多数)の中におけるマイノリティになります。そしてマイノリティは、必然的に弱い立場に陥りやすい。これは民族の違いだけに限らず、例えば教室やオフィス、社会において遭遇するあらゆるシチュエーションでも言える事だと思います。   ちなみに英語には「ハーフ」なんて言う言葉は存在しません。英語で説明をするならば 「mixed=混合の」となりますので、 英語では「ハーフ」という表現自体が人種差別的に響きます。マイノリティとなる日本人の血が混ざった「ハーフ」たちは、多かれ少なかれ、何かしら差別的なジェスチャーや言葉、視線を受けて育つ事となります。我が家はいまだ未体験ですが「いずれあることだから、びっくりしないようにね」と色んなママ友から警告をいただいています。実際にイギリスに暮らし始めてから自分が好奇の視線にさらされた経験も何度かあり、このような未来が待っているからこそ、私にとって今回のBLMの抗議は全く他人事ではなく、より身近な問題としてズシンと心に響きました。   かねてから気になっていたこと、どのように教育して行けば良いか迷っていたことでしたが、メディアやSNSが集中的にこの問題について語っている今こそが好機と考え、様々なキーワードやハッシュタグを追って、勉強中です。   そんな中、今後のダイバーシティ教育のヒントにできそうな素材や絵本、ビデオを見つけましたので、こちらに紹介させていただきます。

2020.07.17
Vol.3 宇宙から日本文化まで。マンガで学ぶSTEAM。【後編】
Vol.3 自然と生命への深い洞察。マンガで学ぶSTEAMのススメ。【前編】

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第1回:多様な生き方、暮らし方
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第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
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