アート&カルチャー

映画『ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやってきた』監督のモーリス・デッカーが語るその全貌とは?
子どもたちと一緒に素敵な一日を始めるためのアルバム(曽我部恵一/サニーデイ・サービス)
トラフ建築設計事務所の鈴野浩一さんによるギャラリーツアー&ワークショップをレポート。
MilK JAPON プロデュースの写真スタジオ〈PHOTOLBA〉でクリスマスロゼットを作るイベントを1日限定で開催!

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MilK JAPON プロデュースの写真スタジオ〈PHOTOLBA〉でクリスマスロゼットを作るイベントを1日限定で開催!

今回作るクリスマスロゼットのイメージ。象徴的なカラーの赤と緑に彩られたオリジナルロゼットです。MilK JAPONがプロデュースする〈PHOTOLBA(フォトルバ)〉は、キッズリパブリック東戸塚店内にある、ママとキッズのためのフォトスタジオ。お誕生日や記念日の家族写真はもちろん、子どもたちの何気ない仕草や表情を捉えた写真を撮影し、おしゃれなグッズにプリントできるサービスを提供しています。今回は、プロのフォトグラファーによるキッズ写真撮影と、トロフィーなど“称えるかたち” をオリジナルで製作しているユニット〈WHYTROPHY〉によるクリスマスにぴったりな「フォトロゼット」を作る、〈PHOTOLBA〉体験イベントを12月17日(土)1日限定で開催します。 〈PHOTOLBA〉ではおしゃれでスタイリッシュな写真を、誰でも手軽に撮ることができます。ジャンプしたり、風で髪をなびかせたり……フォトグラファーとキッズがフォトセッション。撮影した写真の中から選んだベストショットを、特殊なコットン地にプリントした写真とグログランテープで作られた、「フォトロゼット」に仕上げます。クリスマスカラーのリボンを用いた「フォトロゼット」は、世界に一つだけのアイテムとして、また今年1年頑張った家族の勲章として、お部屋を彩ります。そして、参加してくれた方にはもれなく、「MilK JAPON no.33(最新号)」をプレゼント!ぜひこの機会に参加してみては? *このイベントへの参加方法は、下記インフォメーションを参考にしてください。 〈PHOTOLBA〉の店内にある、本格的なフォトスタジオ。

2016.12.09
アート・アニメーション界の神様、ノルシュテイン作品が一挙公開

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アート・アニメーション界の神様、ノルシュテイン作品が一挙公開

ロシアのアニメーションと言えば、『チェブラーシカ』『ミトン』が有名だが、もう1人忘れてはいけない人物がいる。アニメーション界の神様と言われる、ユーリー・ノルシュテインだ。切り絵を用いた詩情的、哀愁ただよう世界観。1シーンごとの美しさ、緻密なアートとも言える完成度の高さは、世界中のアニメーターからリスペクトされる偉大な存在である。ノルシュテイン生誕75周年を記念して、彼の代表作をHD画質にデジタルリマスター、驚きの画質と音質でよみがえった作品がまとめて上映される。 『ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映 〜アニメーションの神様、その美しき世界〜』では、6作品を上映。監督デビュー作となる『25日・最初の日』、ロシア聖像画の手法を用いた『ケルジェネツの闘い』、初の動物キャラクターが登場した『キツネとウサギ』、ロマンチックで幻想的な『アオサギとツル』、世界中で愛される入門的代表作『霧の中のハリネズミ』、そしてノルシュテイン最高傑作と名高い『話の話』。これらから、親子で楽しめる3作をピックアップして紹介したい。 一作目は、『キツネとウサギ』。同名のロシア民話から生まれたこの作品は、はじめから「子どものための作品」として作られたため、同じリズムで刻まれるストーリーが絵本のように分かりやすく、まさに初心者向き。キツネに家を乗っ取られたウサギが、オオカミ、くま、牛に協力を得て、家を取り戻そうするが失敗。最後の砦として登場したオスのニワトリが、意外な活躍を見せ、見事に家を取り戻す。ロシア雑貨のような鮮やかでぬくもりのある色彩、伝統的な様式「ガラジェッツ絵画」のデザインを取り入れ、ユーモアたっぷりのストーリーに彩りを添える。動物たちのとぼけた表情とシュールな動きに、子どもたちも釘付けになるはずだ。

2016.12.07
〈DIESEL〉×〈PORTER〉 ARTWORK by TADANORI YOKOO!世界で唯一のトリプルコラボレーションが登場
1歳からのクリスマス絵本
〈agnès b.〉書籍刊行記念 アニエスベー来日イベント開催!
MilK France ANNIVERSARY BOOK
Mmm… PHOTO BOOK
子どもと休日を過ごすためのアルバム(永井聖一/相対性理論)
ニコライ・バーグマンによる初のキッズワークショップ、いよいよ11月5日(土)に開催!予約枠残りわずかです!
MilK JAPON PHOTO EXHIBITION 会期再延長決定! 11月12日(土)まで!
死を目前にした主人公から沸き立つ、強烈な“母性”とは? 『湯を沸かすほどの熱い愛』

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死を目前にした主人公から沸き立つ、強烈な“母性”とは? 『湯を沸かすほどの熱い愛』

子どもを産み、育てるという仕事。親である人すべてが経験している普通のことだが、“母性”について普段から疑問に思っていることがあった。そのはっきりした答えが、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』に描かれている。映画の舞台となるのは、町の小さな銭湯。1年前に夫が失踪し、女手ひとつでパートをしながら高校生の娘を育てる双葉が主人公だ。銭湯はもちろん休業状態、そんな中双葉はパート先で倒れてしまい、運び込まれた病院でステージ4の末期がん、余命わずかと宣告される。 死に向かう母とその家族の物語……と言えば、涙腺崩壊の感動物語と思う人は多いかもしれないが、それだけでない。 途方に暮れる双葉は、「自分にはやることがある」と奮い立つ。ひとつ目は失踪した夫を探し銭湯を再開させること、ふたつ目は、いじめられている娘を自立させること。あとふたつ、双葉が自分に課したミッションがあるが、それは物語の大切な“秘密”に関わることなので、ここでは書かないでおきたい。 そのふたつの“秘密”が、正直ありえないほどショッキングで、“母性”の本質に気づくきっかけになったものだ。 双葉は、学校でいじめられている娘に対して、「立ち向かう強い心を持て。だから学校は絶対に休むな」と、厳しく諭す。この場面の親心の本音として、「学校には行かなくていい。無理しなくてもいいんだよ」ではないかと思ったが、これは“秘密”につながる伏線のひとつ。 他にも、双葉が娘に手話を教えていたことや、毎年同じ日に知らない女性からカニが送られてくること。これらすべてが“秘密”につながっていく。 その“秘密”を知り“母性”について考えると、その壮大さと深さに、思わず言葉を失ってしまう。“母性”とは、子どもを産むことで備わるものではなく、時間や思いとともに育まれるもの。産む、産まないに関わらず、全ての人がもっている“愛”に近いものなのだ。 自身が感じていた違和感は、それだった。「出産=お母さんになると、母性がわいてくる」と勝手に思っていたが、出産直後にわいてきたのは、子育てへの“不安”と“恐怖”だけ。「“母性”はどこに行ってしまったの?」と不安になったが、子の成長とともに育まれるものと知っていれば安心できる。 結果として、双葉は死から逃れられることはできない。しかし全てのミッションをやり遂げ、最高の死を迎える。もちろん、どのシーンも涙なしでは観られないが、それは“死”を前にした悲しみや辛さだけでなく、“母性”があまりに大きく、ふくよかで、あたたかいからだ。

2016.10.28
「ミッフィー・アートパレード」 チャリティ・オークション開催!

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「ミッフィー・アートパレード」 チャリティ・オークション開催!

ミッフィーの誕生60周年を記念し、15組の日本人クリエイターがミッフィーにペイントや装飾を施した作品を販売するチャリティ・オークションを2016年11月14日(月)~25日(金)に開催。オークションにあわせて、直接作品を見られる展覧会「ミッフィー・アートパレード展」も必見!思いを繋ぐ、未来へのメッセージ昨年、絵本作家のディック・ブルーナが描いた「ミッフィー」が誕生60周年を迎えたことを記念して、ミッフィーの生まれ故郷オランダと日本を舞台にしたイベント「ミッフィー・アートパレード」がスタート。高さ180センチの真っ白なミッフィーに、オランダと日本で活躍するクリエイター60組がぺイントや装飾を施し、世界に1つだけのミッフィーが60体制作されました。今回のチャリティ・オークションでは、日本のクリエイター15組による作品を販売。オークションの収益はユニセフ(国連児童基金)の教育プログラムのために活用されます。オランダで制作された45体の作品もチャリティ・オークションで販売され、同様にユニセフに寄付されました。さらに、オークションにあわせて直接作品をみることができる展覧会「ミッフィー・アートパレード展」を代官山ヒルサイドテラスで開催。絵本作家としてだけではなく、社会活動にも積極的に参加してきたブルーナの思いが子どもたちに届けられます。思いのつまった愛らしいミッフィーたちに会いに行こう。参加作家大図まこと|鹿児島睦|菊地敦己|気仙沼ニッティング&ほぼ日刊イトイ新聞|小泉誠|合田経郎|佐野研二郎|祖父江慎|tupera tupera|長坂常|ひびのこづえ|福田利之|増田セバスチャン|三沢厚彦|寄藤文平

2016.10.28
洋服が大好きになる絵本
おもちゃで遊ぶように“花”を楽しむ、キッズワークショップを、ニコライ・バーグマンが開催
子どもと一緒にいる時間にさりげなくかけるアルバム(渡辺俊美/TOKYO No.1 SOUL SET)

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第1回:多様な生き方、暮らし方
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第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
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