DATE: 2019.07.17

「瀬戸内国際芸術祭2019」が開催中!多彩なアートを通して、島の自然や文化、歴史などを体感

3年に1度、春・夏・秋の3会期に分けて行われる「瀬戸内国際芸術祭」が開催中。夏会期は2019年7月19日(金)〜8月25日(日)まで。

“海の復権”をテーマに、美しい自然とそこで暮らす人々が共生してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内海が地球上すべての地域の「希望の海」となることを目指す「瀬戸内国際芸術祭」。12の島と2つの港を舞台に、島巡りをしながらアートを楽しめる地域性を生かした芸術祭として人気を博しています。春・夏・秋と会期ごとに公開される島が異なり、夏会期は直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島・高松港周辺・宇野港周辺での鑑賞が可能です。

親子で楽しめる作品や施設も多く、草間彌生の代表的な「赤かぼちゃ」(直島)や、オリーブの葉の王冠のオブジェから美しい海を眺められる「太陽の贈り物」(小豆島)など、子どもが興味を持ちやすい作品も多数展示。海外でブームとなっている「盆栽」をテーマにした「BONSAI deepening roots」(女木島)や、古民家の一室に瀬戸内海を連想する光と巨大タコの映像が幻想的に広がり、まるで“瞑想空間”を作り出す「うちの海 うちの見」(男木島)など、家族の会話の話題になりそうなユニークな作品も登場します。さらにMilK読者におすすめしたいのが、ガラスハウスを中心とした約4,500㎡の土地を再生し、島の風土や文化に根ざした植物園を展開する「犬島 くらしの植物園」(犬島)。単に見学するだけでなく、島の方に植物を生活に活かす知恵を教えてもらいながら、ワークショップなどを通じて自然と共生する歓びを体験できる施設となっています。

豊島には〈ミナ ペルホネン〉のデザイナー・皆川明が手がける宿「ウミトタ」もあるので宿泊を検討している人はこちらも必見。また夏会期中は、タコ壺への絵付け体験(男木島)や凧への絵付け体験(豊島)、島ネコのお面作り、お守り作り(女木島)など、親子で参加できるワークショップも実施しています。アート鑑賞、ワークショップ、島観光と普段では味わえない体験ができる「瀬戸内国際芸術祭」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

瀬戸内国際芸術祭2019

住所:〒760-0019 香川県高松市サンポート1-1高松港旅客ターミナルビル3F(瀬戸内国際芸術祭総合案内所)
TEL:087-813-2244(総合インフォメーション)
会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春のみ)、本島(秋のみ)、高見島(秋のみ)、粟島(秋のみ)、伊吹島(秋のみ)、高松港周辺、宇野港周辺
開催日:【夏会期】2019年7月19日(金)〜8月25日(日) 【秋会期】9月28日(土)〜11月4日(月)
開催時間:各作品・施設により異なります ※詳細は公式サイトを参照
料金:【1シーズンパスポート】一般4,000円 16〜18歳2,500円(当日現地販売のみ※要身分証) 15歳以下無料(一部作品、施設を除く) ※購入方法は公式サイトを参照
各島で開催のワークショップの詳細
Fasuメンバーズ(無料)に登録しませんか?

家族みんなで楽しめる情報満載のメルマガをお届けするほか、プレゼントや会員限定のイベント・ワークショップにご応募いただけます。

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】