DATE: 2019.02.27

横浜美術館で「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」展が開催中

彫刻家イサム・ノグチと、画家長谷川三郎の2人の友情から生まれた作品にフォーカスする企画展が、横浜美術館で開催中。会期は3月24日(日)まで。

横浜美術館で開催中の「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」展は、彫刻家イサム・ノグチと画家長谷川三郎の交友関係に着目。「古い東洋と新しい西洋」の関係に関心を持っていた2人が意気投合し、日本美を探るべく共に旅をした1950年代の作品を軸に、彼らが何を見て、何を考え、何を目指したのか、ノグチ作品約50点、長谷川作品約70点を通して考える内容になっています。

本展覧会では日本の国公立美術館が所蔵する、墨や木版などの長谷川の代表作が総覧できるほか、アメリカで発表されたあと長らく門外不出だったノグチの「庭の要素」(1958年)や、長谷川の知られざるフォトグラム、渡米後に制作された墨画など、日本初公開作品も多数公開。横浜美術館でしか見られない特別な展示内容に注目です。

稀代の芸術家たちがどのように交友し互いに影響を与えたのか、その“友情関係”は芸術に明るくない人も気になるはず。開催は3月24日(日)までなので、ぜひお見逃しなく。

イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの

住所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
TEL:045-221-0300
会場:横浜美術館
開催日:開催中~3月24日(日)
開館時間:10:00〜18:00(2019年3月2日(土)は20:30まで ※入館は閉館の30分前まで)
休館日:木曜日(2019年3月21日(木・祝)は開館)、3月22日(金)
料金:一般1,500円 大学・高校生900円 中学生600円 小学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
※65歳以上の当日料金は1,400円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)
※毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
※観覧当日に限り本展のチケットで「横浜美術館コレクション展」も観覧可
公式サイト
Fasuメンバーズ(無料)に登録しませんか?

家族みんなで楽しめる情報満載のメルマガをお届けするほか、プレゼントや会員限定のイベント・ワークショップにご応募いただけます。

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】