DATE: 2019.02.26
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グスタフ・クリムトは昨年に没後100年を迎え、今年は日本とオーストラリアが友好150周年を迎えます。それを記念して、東京都美術館で「クリムト展 ウィーンと日本 1900」が開催。東京での開催はおよそ30年ぶりとなる注目の展覧会です。
画家グスタフ・クリムトは女性画を得意とし、華やかな装飾性と官能性をあわせ持つ独特の作風で、ウィーン世紀末に名を馳せた大巨匠。今回の展覧会では、金箔や豊かな色彩が用いられた“黄金様式”の時代の作品を中心に公開。油彩画は国内最多の25点以上を展示します。さらに全長34mにおよぶ、壁画「ベートーヴェン・フリーズ」の精巧な複製展示も見逃せません。
クリムト作品を数多く保有するベルヴェーレ宮オーストリア絵画館の全面協力を得て、充実の内容を実現したこの展覧会。クリムトの類稀なる芸術性を、この機会にぜひ間近でご堪能ください。