DATE: 2018.10.22

三鷹の森スタジオジブリ美術館で「映画を塗る仕事」展が開催!ジブリ映画における色の秘密とは

三鷹の森スタジオジブリ美術館で「映画を塗る仕事」展が、2018年11月17日(土)~2019年11月(予定)の期間開催。スタジオジブリ作品における色の秘密に迫ります。
© Studio Ghibli © Museo d’Arte Ghibli

三鷹の森スタジオジブリ美術館では、「映画を塗る仕事」展を開催。

スタジオジブリの故・高畑勲監督や宮崎駿監督は、「登場人物とその日常を丁寧に描き、実写とは違ったリアリティをもたせることで、観客の心に訴えることができる作品」を目指してきました。中でも映画における色の役割は、架空の世界にリアリティを持たせるために大事な要素。実際の作品作りでは、現実を写し取るための風景を選び、光の当て方で時刻や天候を表現。物の材質や質感といったディテールさえも感じられる色を選ぶなど、作品世界をより豊かにするため、工夫を重ねています。

本展では、両監督が表現してきたもの、そのこだわりを彩色の面から解き明かします。特に、両監督を支えた色彩設計の故・保田道世の手腕を、当時のセルを用いて紹介。デジタルによる着彩やCGによる画面作りが主流になった昨今、セル絵の具による限られた色数の中で、監督からの要求に最大限に答える努力を惜しまなかったスタッフの知恵と工夫を間近で見ることができます。

スタジオジブリ作品において、色で何が表現されたのか?ぜひ親子で鑑賞してみてはいかがでしょうか。(なお、入場は日時指定の予約制)

映画を塗る仕事

住所:〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-1-83 都立井の頭恩賜公園西園内
TEL:0570-055777
会場:三鷹の森ジブリ美術館
開催日:2018年11月17日(土)~2019年11月(予定)
開催時間:10:00~18:00
休館日:火曜日(2018年12月25日、2019年3月26日は開館)
※2018年12月28日(金)~2019年1月2日(水)は冬季休館
料金:一般・大学生1,000円 高校・中学生700円 小学生400円 4歳以上100円

【三鷹の森ジブリ美術館の入場は日時指定の予約制】
ジブリ美術館のチケットは、ローソンでのみ販売しています。
Fasuメンバーズ(無料)に登録しませんか?

家族みんなで楽しめる情報満載のメルマガをお届けするほか、プレゼントや会員限定のイベント・ワークショップにご応募いただけます。

LATEST POST 最新記事

第1回:多様な生き方、暮らし方
ARTICLES
第1回:多様な生き方、暮らし方

閃いたのは、新しいクリエイティブのヒント? それとも週末のパーティのアイデア?……ホームオフィスを舞台に、生き生きと働くこの女性。実は『Fasu』のファミリーを想定しながら最新のテクノロジーによって生み出されたデジタルヒューマンです。揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事に家事に家族とのクリエイティブな毎日を楽しむ『Fasu』的な暮らしを送る母親像をあらゆる面からキャラクタライズして生まれたこの女性は、私たちが生きる、ほんのちょっと先の未来を想定して生み出されました。 コロナ禍をはじめ、混乱する社会情勢、テクノロジーの急激な進化と未知の世界を歩む私たちですが、このデジタルヒューマンが暮らすちょっと先の未来では、果たして私たちは、どのような家族のかたちを求めて、どのように暮らしているのでしょうか。そんな未来の家族のあり方を、グローバルイノベーションデザインスタジオ「Takram」でデザイン、アート、サイエンスほか多岐の分野に亘ってデザインエンジニアを務める緒方壽人さんに3回にわたってお話を伺います。第1回目である今回は、家族での長野県・御代田への移住と、10年来続けてきたというオルタネティヴな暮らし方にいて訊ねました。 これからの人間とテクノロジーのあり方や共生を探る『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(BNN刊)。その著者でもある緒方壽人さんは、この本の中で、「ちょうどいいバランス」を探すことの大切さについて触れています。 「暮らし方や家族のあり方は多様で、未来に何かひとつの理想形があるとは思いません。ですから今日お話しできることは、僕自身の家族のことや、これまでの経験から考えていることでしかないのですが……」 そう前置きしながら、控えめに、ゆっくりと話し始めた緒方さん。その穏やかな様子は、移住先である御代田の空気をそのまままとっているかのようでした。   〜〜 中略 〜〜 WHAT’S DIGITAL HUMAN? 揺るぎない自分らしいスタイルを持ち、仕事、家事、そして家族とクリエイティブな毎日を楽しむ女性。本記事トップビジュアルとして登場したこのモデルは、先述のように『Fasu』ファミリーの母親像を、顔立ち、ヘアスタイル、メイクアップ、スタイリング、さらにはライフスタイルに至るまであらゆる角度とディテールからキャラクタライズし、生み出されたデジタルヒューマンです。 最新鋭のテクノロジーを用いて生み出されたこのデジタルヒューマンは、東映デジタルセンター「ツークン研究所」、及び『Fasu』を擁する私たちアマナにより「企業広告や、ファッションカタログ、またメディアにおけるモデル使用における様々な課題解決」を目的として開発されました。 このバーチャルモデルを用いることで得られるメリットは1. 人種、人選、肖像権問題にまつわるリスク回避 2.使用期限や版権の制限フリー 3.リモートによる発注から納品 4.インナーブランドの統一化 5.CGによる表現可能領域の拡大……ほか多数。コミュニケーション及びコスト、クオリティなど、モデル使用のあらゆるフェーズで生じるデメリットをミニマムにし、モデル表現の可能性を大きく広げていきます。 デジタルヒューマンが描き出す、新しいモデルのあり方と可能性、そして未来にご期待ください。 問い合わせ先:

2022.11.17
エルゴベビーの抱っこひも「ADAPT」がリニューアル発売。アップデートした機能を解説
動物園、博物館、美術館…。9つの施設でシームレスにクリエイティブな体験ができる「Museum Start あいうえの」とは
圧倒的な高級感で魅了。黒川鞄工房の「シボ牛革」ランドセルシリーズに新色が登場【2023年ラン活NEWS】