DATE: 2018.04.26

珊瑚の端材をアップサイクルしたジュエリーの展示「1/35 exhibition」大阪で開催

珊瑚を加工する際に生まれる端材をアップサイクルしたジュエリー「1/35」の新作展示が2018年4月28日(土)~5月22日(火)の期間、大阪のトモダチノ家で開催。

「1/35」は、長崎県の五島列島で活動する施設図書館「さんごさん」と、東京を中心に活動するジュエリーデザイナー「MMAA」が、珊瑚を加工する際に生まれる端材をアップサイクルしたジュエリー。今回、大阪での展示会では35個限定の新作と、新シリーズ「1/35 Permanent」が発表されます。

「さんごさん」がある富江町は、かつて珊瑚漁で栄え、全国から漁師たちが集まり活気のあった地域でしたが、今は数件の販売店が残るのみとなっています。乱獲や気候変動などによって減少しているといわれる珊瑚。その「端材」を用いて若い世代も手に取りやすいジュエリーを作るべく、このプロジェクトはスタートしました。「1/35」は、珊瑚の端材が手に入るときだけに作るシリーズで、珊瑚の端材の魅力を引き出す加工を施し、異素材と組み合わせたすべて一点もののジュエリー。また、今回発表するPermanentシリーズは、精密に珊瑚の端材の型をとり、シルバーやゴールドを流し込み成形したもの。珊瑚のかけらが持つ美しい儚さが再構築されています。

会期初日の4月28日(土)には「さんごさん」を設計した建築家・能作淳平をゲストに迎え、トークイベントも行われます。ぜひこの機会に珊瑚の魅力、そしてMMAAのものづくりに触れてみては。

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