長野県立美術館で開催中の「森と水と生きる」展、モネやセガンティーニなど近現代美術の名作を満喫
長野県立美術館のグランドオープンを記念した本展は、新たな収集方針のひとつである「自然と人間」をテーマに、「森」と「水」を題材とした近現代の美術作品を紹介する展覧会。5つの章から構成される会場では、絵画や写真、インスタレーションなど、古今東西の美術作家による多彩な作品が勢ぞろいする。
世界各地のアーティストたちによって見いだされる自然の姿は、実景に基づく写実的なものから、想像力を呼びさます抽象的なもの、個人の感覚や記憶を往還するものなど多岐にわたる。その作品たちを通して、自然の美しさや自然がもたらす暮らしの豊かさ、時には脅威ともなる自然の厳しさなど、多面的な自然の姿を感じることができるはずだ。
自然との関わり方を見つめ直そうとしている今こそ、未来を担う子どもと一緒に、近現代名画を通して、人と自然のあり方を見つめ直してみては。
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