DATE: 2021.08.20

大分県立美術館で開催中の「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」、 アノ貴重な標本が展示

国立科学博物館が収蔵する貴重な動物標本コレクションを紹介する「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」が大分県立美術館で9月12日(日)まで開催中。剥製となった動物たちを通して、子どもたちの「観察する眼」と「発見する眼」を育む機会に。
自然史標本棟 動物剥製
提供:国立科学博物館 写真:©︎Gottingham
自然史標本棟 動物剥製
提供:国立科学博物館 写真:©︎Gottingham

普段は公開されることのない国立科学博物館の収蔵庫にある膨大なコレクション。本展は、そのなかから世界屈指の動物標本コレクションとして知られる「ヨシモトコレクション」を中心に選りすぐりの哺乳類の標本を紹介する展覧会。

自然史標本棟 動物剥製
提供:国立科学博物館 写真:©︎Gottingham
自然史標本棟 動物剥製
提供:国立科学博物館 写真:©︎Gottingham

テーマは「観察の眼、発見の芽」。“声なき標本たち”の姿を通して、見つめる眼(観察)と見つける眼(発見)を育み、他の動物との意外な共通点、私たちの日常とのつながりなど、標本にまつわる学びや問いを発見することができる。

巡回展キットイメージ
提供:国立科学博物館
巡回展キットイメージ
提供:国立科学博物館

ゆっくりと時間をかけ観察できるように、会場では、動物の剥製1点1点を美術作品のように展示。さらに標本に付随させているのは、解説ではなく、観察するための「視点」。その「視点」をヒントに、自分なりに観察をする楽しさを体験できる。 子どもと一緒に「目はこんな形をしているね」、「こういうところを生きていたのかな」と想像を膨らませながら、さまざまな「気づき」を発見することができそうだ。

観察の視点を持ち、発見の体験を通じて、私たちと動物とのつながり、自然とのつながり、世界とのつながりを感じられる展覧会。ぜひ家族で訪れてみてほしい。

※緊急事態宣言発令に伴い、イベントの開催状況は変更の可能性があります。
開催の状況はお出かけ前に「公式サイト」にてご確認ください。

※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!

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