里山の魅力を発信する写真家・今森光彦の展覧会。生き物や自然の美しさを親子で観賞する機会に
今森光彦氏は、琵琶湖を望む田園風景のなかにアトリエを構え、人と自然の共生をテーマに、四季折々に移り変わる田んぼや里山に集まる生き物たちを撮り続けている写真家。今森氏が捉えた美しい里山の風景は見る人の心に響くものばかり。
また写真家としてだけでなく、蝶や鳥、植物をモチーフに、精緻で生き生きとした作品をつくる切り絵作家としても知られている今森氏。一本のはさみから生まれた切り絵作品は、深い洞察力を活かし、生き物や植物たちを表現。今にも動き出しそうな生き物たちの姿に目を奪われる。
本展は、こうした今森氏による写真や切り絵といった作品とともに、里山の再生活動にも励む今森氏のライフスタイルもあわせて紹介し、里山に暮らす生き物や自然の美しさに触れられる展覧会となっている。
会期中には、今森氏によるトークイベントのほか、切り絵とバードコール作りのワークショップも開催予定。自然とそこに暮らす人々がつながる美しい里山の景色と、身近な自然と関わりながら暮らす喜びを、ぜひ今森氏の作品を通して、親子で感じてみてほしい。
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