DATE: 2021.06.04

子どもと行っても面白い。日本のファッション文化のいまとこれからを辿る注目展がついに東京上陸!

懐かしのファッションから近未来まで。日本のファッション史を貴重な展示資料で紹介する大規模展「ファッション イン ジャパン 1945-2020 ー流行と社会」。昨年から延期となったいた東京・国立新美術館での開催が6月9日(水)よりいよいよスタートする。
メインビジュアル
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「ファッション イン ジャパン 1945-2020 ー流行と社会」は、戦中戦後の国民服やもんぺから、70年代に始まる日本人デザイナーによる国際的な活躍、2000年代に日本の若者から発信され世界に飛躍した「Kawaii(カワイイ)」文化、そしてサステナブルな近未来のファッションまで、日本のファッション史を包括的に紹介する展覧会。

長沢節/女性像(赤いコート)/1950年代/セツ・モードセミナー
長沢節/女性像(赤いコート)/1950年代/セツ・モードセミナー

明治期に洋装を取り入れたことを契機に、第二次世界大戦後に洋装が一般的となり、そこから独自のファッション文化を展開してきた日本のファッション史。

そんな日本ならではのユニークな軌跡を、衣服やアイデアを創造するデザイナー(発信者)サイドと、衣服を着用し、時に時代のムーヴメントを生み出すこともあった消費者(受容者)サイドの双方向から捉え、新聞、雑誌、広告など時代ごとに主流となったメディアとともに紹介していく。

鋤田正義/Kansai Yamamoto×デヴィッド・ボウイ/1973年
鋤田正義/Kansai Yamamoto×デヴィッド・ボウイ/1973年

会場には、国内有数の服飾コレクションを有する島根県立石見美術館、神戸ファッション美術館の所蔵品に加え、ブランドやアパレルメーカーから提供された資料が勢ぞろい。各年代の最先端を彩ったコレクションの数々は、ファッション好きの大人はもちろん、子どもと「昔ってこんなの着てたの⁉︎」という会話も盛り上がりそう。

ジュンコシマダ/88-89AW/1988年/Photo: Guy Bourdin
ジュンコシマダ/88-89AW/1988年/Photo: Guy Bourdin

心踊る美しい衣装や貴重な資料とともに、日本におけるファッション史をさまざまな視点で楽しめる展覧会は、サステナブルな社会を目指し、「これからどんな装いを楽しんでいきたいか」を親子で考える貴重な機会にもなりそう。ぜひ家族で訪れてみてほしい。

※緊急事態宣言発令に伴い、イベントの開催状況は変更の可能性があります。
開催の状況はお出かけ前に「公式サイト」にてご確認ください。

※お出かけの際は密を避け、施設が定める新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策に従いながら、楽しく遊びましょう!

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第1回:多様な生き方、暮らし方
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