〈ATELIER MUJI GINZA Gallery1〉で「考える。益子の新しい伝統に向けて」展を開催
〈ATELIER MUJI GINZA Gallery1〉と、イタリアのデザイン界の巨匠、エンツォ・マーリによる「栗の木プロジェクト」の第3弾となる本展は、「考える」をテーマに、益子町と益子町の民間の作り手が共同でデザイン企画開発を行う制作グループ「MASHIKO Product」との協働で開催されます。
本展のはじまりは、マーリが1970年代に磁器工房の職人とともに手がけた器のシリーズ「SAMOS」。その手法とは、作家による工芸的な手仕事でも、工業製品でもない、職人とデザイナーが対等に対話することによってクオリティを生み出す手仕事のあり方でした。その哲学から発想を得たワークショップが、益子焼の産地を舞台に、現地の作家とATELIER MUJI GINZAが構成したデザイナーを含むチーム、計11名によって6日間にわたり行われました。
「考える。益子の新しい伝統に向けて」展では、そのプロセスを語る約150点以上の試作やツール、さらに「SAMOS」2点が展示されます。また、11月29日(金)には、オープニングイベントとして「MASHIKO Product」のメンバーを迎えたギャラリートークも開催されるのでお見逃しなく!