〈京都dddギャラリー〉で企画展「ドヴァランス システムを遊び場に」を開催
2019年10月23日(水)まで〈京都dddギャラリー〉で、〈ドヴァランス(deValece)〉のアートワークにフィーチャーした企画展、「ドヴァランス システムを遊び場に」を開催しています。
〈ドヴァランス〉は、フランスで名を知られる注目のグラフィックデザイン・スタジオ。その質の高いデザイン手法は数多くの分野で評価され、「ヴェネツィア・ビエンナーレ」や〈ポンピドゥー・センター〉、〈オーベルヴィリエ国立演劇センター〉、インテリア・デザイン国際見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」、〈ハーバード大学〉から、ピエール・ユイグ、ラファエル・ザルカ、サーダン・アフィフといったフランスを代表する現代アーティストまで、幅広い顧客から支持されています。
〈ドヴァランス〉のデザイン性は、厳密で効果的な独自の視覚システムを展開し、受け手が能動的にデザインを見て、考え、読み取ることを促します。そしてスイスとオランダのデザインの系譜にも連なり、タイポグラフィーや形態を操作するプロセスに細心の注意を払っているのが特徴です。またスタジオでは出版社〈B42〉も運営しており、デザインを含む視覚文化全般に関わる書籍を出版するほか、視覚文化および社会における“デザイナーの役割”について考察するツールを提供しています。
〈京都dddギャラリー〉で開催中の「ドヴァランス システムを遊び場に」では、そんな〈ドヴァランス〉が現代のグラフィックデザインに大きな影響を与えてきたことを示す代表的な作品の数々を一挙に紹介。日本初となる個展なので、スタジオのファンはもちろんのこと、デザインに興味のある人もお見逃しなく。