DATE: 2017.08.25
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タイルを使った最新作の展示も
杉戸洋は1970年、愛知県生まれ。 1990年代の活動初期から国内外での活躍が目覚ましく、各国の美術館やギャラリーで多数の個展を開催しているアーティストです。現在、東京の美術館で初めての個展が開催されています。
本展にあわせて制作された最新作は、展示室である地下の吹き抜け空間にインスピレーションを得たもの。本会場で使用されているタイルと同じ産地である、愛知県常滑市のタイルを用いた初めての作品です。幅約15m×高さ約4mの大作が、展示空間を新たな色と光で満たします。
また、本展では展示空間を「リビングルーム」に見立てたという、作家による独特な空間へのしつらえや操作も見どころとなっています。小さな家、空、舟などのシンプルなモチーフを用いた、繊細で美しい色と光を感じることのできる作品たちは、お子様とのアート鑑賞にもピッタリです。