木造でも丈夫。耐震性に優れた家を実現する「SE構法」とは?|クリエイターが考える、理想の家づくり。
アートディレクター、イラストレーターとして活躍するジェリー鵜飼さん。理想の住まいを実現する家づくりの方法、SE構法を体験するために、家族で京都の工場にやってきました。普段あまり目にすることのない工場の風景に、娘の六花ちゃんもはしゃいでいます。 SE構法とは?まずは、安全な家づくりのための基礎知識セミナーを聴きます。自然災害や家の耐久性、建物の弱点などを学びます。 次に、SE構法の仕組みについて説明を聴きます。 SE構法の一番の特徴は「構造計算」。構造計算とは、一棟ずつ家の安全性を確かめること。地震の揺れや風の強さを想定し、コンピュータで立体解析をすることで、家の強度が事前に確認できるという仕組みです。 加えて地盤の調査、基礎の構造計算も行います。ほとんどの木造住宅では実施されない構造計算ですが、この一連の確認をすることによって耐震性に優れた自由な空間を木造で作ることが可能となり、鉄骨造やRC造のような大空間や大開口ができるようになります。 スライドを使ってのわかりやすい説明に、ジェリーさんと潤子さんは頷きながら真剣に耳を傾けています。