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Vol.2 【後編】子どもの想像力を伸ばす学びとは?おうちでできるSTEAM教育
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Vol.2 【後編】子どもの想像力を伸ばす学びとは?おうちでできるSTEAM教育

【前編】「番組作り」に「科学実験」。今こそおうちでSTEAMな学びを体験!もチェック>> クリエイターや研究者の方々に、「自宅でできるSTEAMな学び」をお聞きしたシリーズ第2弾。今回もさまざまなヒントが寄せられました。 【CASE4】子どもは好きなことなら、どんどん学ぶ幼い頃からYouTubeなどに慣れ親しんでいる子どもたちにとって、動画作りはやはり人気な模様。武蔵大学 社会学部教授の庄司昌彦さんのご家庭では、子どもたちにタブレットを渡したところ、知らぬ間にプログラミングアプリを学び、さらに使わなくなったビデオカメラを使って兄妹で動画編集を始めるようになったそう。   「簡単な編集アプリの使い方を少しだけ教えた結果、分からないことは自分たちで調べ、試行錯誤し、姉と弟で助け合って作品を作れるようになりました。その過程で、物語をつくることや、場面ごとに背景や小道具を工夫して撮影することなどを学んだようです」   さらに「好きなことは自分たちで調べてでも学ぶもの、と本人たちが気づいた」と庄司さんは言います。   そんな庄司家では、マンガ『はたらく細胞』が大人気。人体の細胞を擬人化した科学マンガで、TVアニメにもなった人気シリーズです。このキャラ設定が見事で、筆者も一度ドハマリしました。見えないウイルスを闇雲にこわがるよりも、まずは細胞への正しい知識を持って向き合ってみる。マンガからも、学びや新しい世界の発見を得る機会は十分にあると言えそうです。

2020.05.29
Vol.2 【前編】「番組作り」に「科学実験」。今こそおうちでSTEAMな学びを体験!
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Vol.2 【前編】「番組作り」に「科学実験」。今こそおうちでSTEAMな学びを体験!

「次に学校に行けるのはいつだろう…?」   新型コロナウイルスの影響で休校を余儀なくされる中、子どもも、家族も日々そう感じていることでしょう。最近では学校からプリントやオンライン教材が配られ、「なるべく時間割の通りに学習してください」と連絡があるところもしばしば。そうは言っても、と頭を抱える保護者の方々は多いかと思います。   「子どもだけでじっと座っていられない」 「どう勉強させていいか分からない」 「ふと気づけば毎日ゲームやYouTubeばかり、これでいいの?」   巷のSNSには、そんな声が溢れています。そもそも、学習って何なんでしょう? 与えられたドリルや課題をこなすことだけなのか。学校ってどんな場所だったのか。こんな状況だからこそ、「学び」を考え直すチャンスかもしれません。   科学やテクノロジー、そしてアートの思考や感性を育てる「STEAM教育」をご紹介する本連載。今回はクリエイターや研究者の方々が実践する、「自宅でできるSTEAMな学び」についてアンケートを実施。皆さんの自宅では、どんな学びが始まっているのでしょうか? 【CASE1】自宅でテレビ番組を制作!自身の肩書きを「勉強家」と名乗り、さまざまな学びを提案する「グリーンズの学校」学長の兼松佳宏さん。いま小1の長女とハマっているのは、「Eテレ5分番組」のような動画制作とのこと。   「ウクレレ、しりとり、大喜利など、家族それぞれの普段の遊びを活かしながら、そのコンテンツを番組風に仕立てた動画を家族限定で公開しています。ナレーション録音や動画編集など番組制作の裏側を一緒に体験。続けていくと、『次にどんな番組を作ろう?』という気持ちになってくる」と兼松さん。

2020.05.28
そんなふう 65
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そんなふう 65

土曜日の朝、2階の仕事場で作業していると娘がお絵かきするの、と段ボールの板を持ってきた。宅配便の底に入っていた厚紙を、なにかに使えるかなと思い、とっておいたものを見つけたようだ。 作業している横で絵を描き始め、迷いなく数本のペンでさっと線を引いていく。色選びも線を引く場所もまったく迷わないので、つい作業の手を止めて見入ってしまった。   自分が幼稚園の頃、お絵かきの時間にどうしても絵が描けなくて、まわりは皆描き終わって給食を食べ始めてしまい、自分はできなくて他の人がなぜ描けるのだろうと泣いたことをずっと覚えている。水族館に遠足で行った思い出を描きましょう、というお題に答えられなかったのだ。描こうとしても、それは自分が見た、体験した記憶とはどうしても遠くなってしまうことにもどかしさを感じ、真っ白な画用紙を前にして長い時間途方に暮れた。結局ほかの園児が描いたものを見てそれなりに似たような絵を描いたら、先生にほら、やればできるじゃないの、と言われたことが、ずっとひっかかって腑に落ちなかった。 だから、娘のさっと線を引くその姿に見とれた。ただ腕が先に動く感じ、自分はそれができなくて、絵を描くことを早々に諦めた。写真だとそれがなんとかできそうに感じたから、ずっと続けてこられたんだろう。自分もそんなふうに絵を描きたかったことを思い出した。   できた、というのでなにを描いたのか聞くと、生まれるまえにのってたロケットから見たの、まどから見たの、と言う。数種類の色で構成されたそれは銀河のようにも見えた。星かな?と言うと、うん、ちきゅう、と言う。じゃあそのあとカカのお腹のなかに入ったの? うん、大きいみどりのこわい星が山に落ちて、こわくなってカカのお腹にかくれたの。それで生まれたの?うん、そうだよ、と言うこと。胎内記憶を幼いころは覚えているらしいという説を聞いたことあったから、いつか聞いてみたいと思っていたのだが、あっさりその日が来た。どうやら宇宙から来たらしい。

2020.05.28
〈ロンハーマン〉のオンラインストアが5月28日にオープン!
モッフモフの野生ネコ、 マヌルネコ
Vol:2マーベル作品から考察するSDGs。「最強ヴィラン“サノス”が実現した持続可能な新しき世界。その正しさと過ちとは?」
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Vol:2マーベル作品から考察するSDGs。「最強ヴィラン“サノス”が実現した持続可能な新しき世界。その正しさと過ちとは?」

2030年のゴールを目指し、17の分野別の目標と169項目のターゲットから設定された国連による持続可能な開発目標=SDGs。世界に暮らすあたらしい家族たちは、今、このSDGsにどう向き合って、何を考えているのだろう。今回は、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正さんが、新型コロナウィルスの世界的パンデミック下にある今こそ観返したい、スーパーヒーロー映画の中に込められたSDGsのメッセージを紐解く。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』より ©Marvel Studios 2019新型コロナウイルスの世界的パンデミック下にある日々において、昨年公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)のことを思い出した人は少なくないはずだ。2008年から始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)の22作目となる同作は、その1年前に公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)の後編。主要となる舞台は、前編のラストでMCU史上最強の敵であるサノスによって全宇宙の人類が無作為に半分消された、その5年後の世界だ。大切な人を失った多くの人々はまだ深い哀しみに沈んでいて、道行く人もまばら。そんな気が抜けたような「5年後の地球」の姿は、世界中の各都市が続々とロックダウンしていった現在の地球の姿に、ちょっとギョッとするほどよく似ている。   10年以上にわたってMCU作品を追ってきた人ならばご存知のように、これまでMCU作品は政治、経済、科学技術、軍事問題、テロリズムなどなど、その時々の社会的なイシューを常に物語の題材として取り入れてきた。特に、当時大きな盛り上がりをみせていたブラック・ライブズ・マター運動と呼応した『ブラックパンサー』(2018年)、女性たちへのエンパワーメントをストレートにテーマにした『キャプテン・マーベル』(2018年)ではそれがピークに達し、それらの流れがすべて注ぎ込まれたのが『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』の2作だった。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』より ©Marvel Studios 2019劇中におけるアベンジャーズの面々は、スーパーヒーローたちを国連の管理下に置くというソコビア協定を巡る分裂を経て、『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』ではその協定を反故にしてサノスに立ち向かうために再び団結していくわけだが、作中では2015年9月に国連総会で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の17つの目標を連想させる描写を数多く見つけることができる。もちろん、それは偶然ではなく、MCUが描いているのは我々が生きているこの世界の並行世界であり、その作り手たちは常に「今の社会で何が起きているか」と「そこにどんなメッセージを込めるべきか」ということにアンテナを張り巡らせているからだ。もっとも、『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』でその目標の多くを実現しているかのように見えるのは、実はスーパーヒーローの側ではなく、ヴィラン(悪役)であるサノスの側なのだが。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』より ©Marvel Studios 2019・貧困をなくす–あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる ・飢餓をゼロに–飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する ・人や国の不平等をなくそう–各国内及び各国間の不平等を是正する ・住み続けられるまちづくりを–包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住を実現する ・つくる責任つかう責任–持続可能な生産消費形態を確保する ・気候変動に具体的な対策を–気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる ・海の豊かさを守ろう–持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。 ・陸の豊かさも守ろう–陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する   『エンドゲーム』の序盤のいくつかのシーンを簡単に検証するだけでも、サノスが実行した全人類無差別半減計画によって、以上の8項目が達成されている。象徴的なのは、人類同様に半減したスーパーヒーローたちをアベンジャーズ本部でなんとか繋ぎ止めているブラック・ウィドウに、生き残ったヒーローたちが現状報告をするシーンだ。アフリカプレートで起こった海底地震を報告するオコエは「正しい対処方法は、人間が何も対処しないことだ」と言う。キャプテン・アメリカは、人口が減ったことによって海の環境が大幅に改善されて、ニューヨークのハドソン川にクジラが現れた話をする(まるで、現在盛んに各国で報じられている、世界各都市のロックダウンが地球環境にもたらした一時的な改善のニュースのようだ)。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』より ©Marvel Studios 2019実は『エンドゲーム』が公開されてからしばらくして、監督のルッソ兄弟(の弟ジョー・ルッソ)は「サノスは気候変動と人類の地球資源濫用についての例え話」だとはっきりと明かしている(引用元)。その発言を引用してみよう。「サノスは気候変動と人類の地球資源濫用についての、薄いベールに包まれたある種の例え話です。この地球を受け継ぐことになるであろう子どもたちがいる自分にとって、それこそが不安の中心にあります。だからこそ、自分の映画には、自分たち自身や他人の間に論争を巻き起こすテーマを盛り込みたいのです。そして、それをスーパーヒーロー映画の中で語ることに意味があると思っています。もし、私がそうした問題についてのドキュメンタリーを作ったとしても、これほど多くの観客に届くことはないでしょう。『インフィニティ・ウォー』や『エンドゲーム』を観た人の中には、無意識のうちに環境や資源について何かをしなければならないと思った人がいるかもしれません」。   全人類無差別半減計画を実行した後のサノスが、宇宙の片隅にある星でたった一人、農作業に没頭しているのも示唆的だ。『インフィニティ・ウォー』でのサノスの目的は、宇宙を支配することではなく、自給自足によって人々が生活していた「持続可能な世界」に戻すことだった。その世界では、彼もまた一人の生活者でしかない。しかし、後にサノスは自身の理想とする世界が失敗であったことを知る。サノスは言う。「過去を知る者がいる限り、『新しい世界』を受け入れない者が必ずいる」。『エンドゲーム』で最終的にサノスが目指すのは、「反知性主義」、あるいは「歴史健忘症」とでも言うべき、人々の知識や教養の否定だった。SDGsの17つの目標でいうなら「質の高い教育をみんなにーーすべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」の否定である。そして言うまでもなく、サノスの独り善がりで暴力的な行為は、徹頭徹尾「平和と公正をすべての人にーー持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」にも思いっきり反している。 『アベンジャーズ/エンドゲーム』より ©Marvel Studios 2019先日、世界的パンデミックの真っ只中でちょうど公開1周年を迎えた『エンドゲーム』。そのタイミングで、アメリカの有力映画メディアは「同作が記録した歴代世界最高興収記録は、もう二度と破られることはないだろう」(引用元)と報じた。確かに、今回の新型コロナウイルスのパンデミックは、各国で映画館が再開されてからも年単位での客足への悪影響が懸念されている。また、パンデミックの期間、アメリカでは多くの劇場公開予定作品がPVOD(特別価格でのオンデマンド配信)として公開されて、今後は新作映画の映画館と配信での同時リリース、さらには配信への段階的な移行への可能性が取り沙汰されている。そして、2022年7月までラインナップが発表されている今後のMCU作品の中に、これまでユニバース作品の中で最も安定して高い興収を記録してきた(スーパーヒーローが勢揃いする)『アベンジャーズ』シリーズの続編は予定されていない。おそらく、次の『アベンジャーズ』が公開されるのは2023年以降になるはずだが、その頃には映画を取り巻く環境が一変しているに違いない。   好むと好まざるとに関わらず、新型コロナウイルスのパンデミック以降、この地球は「新しい世界」へと移行していくだろう。それが「より良い世界」になるのか「より悪い世界」になるのかはまだわからないし、誰かにとって「より良い世界」は誰かにとって「より悪い世界」であるというのも世の常だが、映画界もまた、気候変動と地球資源濫用を重要なモチーフとして描いた『エンドゲーム』を最後の金字塔として、「新しい世界」へと入っていくことになる。 (左)「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー MovieNEX」4200円+税(ウォルト・ディズニー・ジャパン)、デジタル配信中。(右)「アベンジャーズ/エンドゲーム MovieNEX」4200円+税(ウォルト・ディズニー・ジャパン)、デジタル配信中。

2020.05.26
#stayhome中のイライラ対策に!  話題の絵本でアンガーマネジメントを学ぶ
【Fasu編集部スタッフ編】素敵な暮らしのヒントが続々。自宅のお気に入りインテリアを教えて!
Vol.2 あるがままに
【TOKYO/From ROMY】東京に暮らすパリジェンヌROMYのおしゃれジャーナル vol.2
【クリエイター&スタイリスト編】素敵な暮らしのヒントが続々。自宅のお気に入りインテリアを教えて!
祝〈エイデンアンドアネイ〉10周年! 人気のスワドルが1枚から手に入る
おしゃれで高音質なBluetoothスピーカー4選。おうち時間を快適に。
立川に〈100本のスプーン TACHIKAWA〉がオープン! テイクアウト専門店も併設
【Vol.5】〈SMYTHSON〉のノートブック
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【Vol.5】〈SMYTHSON〉のノートブック

ノートブック(9 x 14 cm)¥8,000(写真は刻印入り。刻印代別途1文字¥1,300加算されます)/SMYTHSON 問い合わせ先:smythson TEL:03-4578-72742020年を迎え、もう少しで半年が過ぎようとしている。 誰もが予想だにしなかった未曾有の事態に直面し、ニューノーマルというあたらしい時代を迎える今こそ、その日々を刻むべく手帳やメモをつける。という習慣をはじめるのはどうだろう。   ロンドン発〈SMYTHSON(スマイソン)〉から選んだ「Panama ノートブック」は、英国にてハンドクラフトで仕上げられた、シンプルで機能的でまさに〈SMYTHSON〉の入門的な一冊。発色が美しいレザーのカバーを開くと、おなじみのブルーのフェザーウェイト紙が覗く。薄くて軽いこちらのペーパーはFSC(森林管理協議会)の認証を得ており、バッグに入れた時の軽量化をはかることはもちろん、管理された森林から調達した材料の使用量が他の紙よりも少ない省資源を目的としているという。同時に〈SMYTHSON〉の印刷物はすべて水性または植物由来のインクによる単色プレス印刷であるため、工程でほぼ水を使用しない方法を採用。そんなサスティナぶりはもちろんだが、何よりインクののりがよく、ペンの運びがスムースなので、改めて書く楽しさを再確認できるのも魅力。   デジタルデバイスに記録して、都度確認するのももちろんオーケー。けれど、時間がある今こそ自分や家族と向き合いながら、手書きで何かを残す時間は、きっとプレシャスなひとときになるはずだ。何より、あたらしい明日と未来について手帳を埋める行為は、希望を紡ぐ作業に他ならないのだから。

2020.05.20
中里真理子|わたしと家族と、 家ものがたり。Vol.6
人気の〈ストッケ〉から、長く使えるハイチェア「 ストッケ クリック 」がお目見え
〈H&M〉がオーガニックコットンを使用したベビーウェアを発売!